去年の終わりごろ、友人3人と耶馬溪という所の山奥にあるキャンプ場へ出かけたことがありました。
何事もなく時間は過ぎていったのですが、その異変は真夜中の1時ごろに起こったんです。
最初は、よくあるみたいに、3人でたわいもない怪談話で笑っていたのですが突然、僕らが寝ていたコテージが「キシキシ」と音を立て始めたんです。
友人らは「風が強いのかな」などと言って気にはしていませんでしたが、僕はすぐに「これはまずいな」という直感とともに布団に入ったんです。
友人二人は、それ以後も話し続けていたようですが、僕は「気分が悪い」と言って寝かせてもらい、すぐに眠りに落ちました。
しばらくして、誰かが僕の肩を揺さぶるようにして「どうして寝るんだよ!! 寝るなったら!!」と怒鳴るんです。
僕は、うるさいなぁと思いながら目を開けました。
…友人二人は既に寝ていました。でも、よく見るとコテージの入り口のガラス窓が、まるで遠くからライトを当てられたかのように、かすかに光ってるんです。
管理人さんかなと思って出てみると、やはり誰もいないんです。
寝ぼけてんのかなと思って、コテージの中に戻ろうとした瞬間でした。
誰かが耳元で「ここで俺は死んだんだ」と呟いたんです。
次の日の朝、僕は何事もなかったように友人たちを起こし、管理人さんに礼を言ってから、そのキャンプ場を後にしました。
こんなことも、最近では珍しくないのです。
おそらく、あのキャンプ場(またはその近く)で亡くなった人が、僕にその無念さを伝えに来たのでしょう。
これでも僕は、幽霊というものはいまだに信じることはできませんが、キャンプ場を出るとき、静かにコテージに向かって手を合わせたんです。
すると、ひゅうっと風が吹いたんです。これももしかして、その人が「ありがとう」と僕に言ったのかもしれませんね。
その人が、静かに成仏してくれることを祈っています。
[俊@]
コテージの中の物は音を立てていましたか?
ある日の昼下がり、弟が住まい(日吉)の近所にある喫茶店前で、傘をさした後ろが透けてる女性を見たと言っていた。
あまりの事にしばし呆然としていると、その女性が喫茶店に吸い込まれるように入っていったので、急いで喫茶店の中を覗くと、傘をさしたまま一番奥の席に着くのを見たんだそうです。
弟も喫茶店に入ったらその女性も弟を見つめ消えてしまったので、なんだか悲しくなったと言ってました。
明らかにこの世の者でないのに、この世に存在している彼女を見て、弟は「あの世は確かにあるし、人は死んでも意識は残るんだね」と言ってました。
[サマナー@]
初めて、このような体験をしたのでしょうか?
時間はわかりませんが、おそらく夜中にフと目が覚めたんです。
と、なんだか部屋が騒がしい。聞いたこともない音楽が部屋中に鳴り響いているんです。
激しい風の音がして、窓の板戸がガタガタいう音も聞こえました。
それだけならいいんですが、大音響で音楽が鳴ってるんです。そりゃもう大きな音で。
それも恐怖感をあおるような奇妙なメロディーの音楽でした。
メロディーというのは正しい言い方じゃないかもしれません。無茶苦茶にバイオリンを弾くような感じです。
私はそんな音楽を聞いたこともありませんでした。
「そんな音楽」以前に、基本的な「うた」というのにまだそれほど興味を持っていませんでした。
なにしろまだホンの幼稚園児でしたし。
なにより、私の部屋にはそのときレコードプレーヤーもカセットデッキやテレビなど、音の鳴るものなんてなかったんです。
幻聴にしてはあまりにはっきりした音で、今でも思い出すことができます。
あまりの状況にビックリした私は、目を覚ました時の状態のまま、しばらく呆然としていました。
板戸があんまりガタガタいうので、そちらの方を見ましたが、音のわりには板戸はピクリとも動いていない。
聞こえるだけで、何か見えるわけでも布団に何か乗っているわけでもありませんでした。
これは恐い体験をしているのかもしれないとハタと気がついた私は、頭から布団をかぶりなおして目をギュッと閉じたまま…、そのまま、また寝てしまったようです。
もう一度気付くとすっかり朝になっていて、静かないつもの部屋になっていました。
母親に夕べは嵐があったのかとたずねましたが、夢でも見たんだと言われました。
そう、それからそのとき聞こえた音楽ですが、そのものズバリの音楽をホラームービーで見つけようとしたんです。
映画「サス○リア」あたりからホラームービーにおける音の効果というものがずいぶん注目されて、いろんなホラー音楽が生まれましたよね。
いろんなものを聞く機会がありましたが、まだそのものズバリには出会っていません。
ただタイプが似たものは随分でているようです。
あいにく、タイトルなどは忘れてしまいましたが。なにしろ恐いので。
[ぽち公]
体の芯まで響きわたる音でしたか?
映画は、恐怖の超音波『サーカム・サウンド(音響立体移動装置)』『決して、ひとりでは見ないでください』ってコピーが秀逸でしたね。
「ゾクッ」は無視できても、さすがに「匂い」や「声」は気になります。
ある川沿いを自転車で二人乗りしていたとき嫌な匂いがしました。泥臭いような魚が腐ったような何とも形容しがたい、でもとても嫌な匂いなんです。
川がドブ川のようだったのでその匂いだろうと思ったのですが、さっきまでは何の匂いもしなかった。泥ばかりで魚も棲めそうにない。
この川臭い! あまりに臭かったのでそう言うと、「右見てみ」と言われ素直に見ました。
すぐ横に川がありその並びに家、その上には墓地。
墓地が見えてからほんの少し進むと匂いは全くしなくなりました。
「あーゆー匂いのする所は近付かない方がいいよ」
そう言われつつも本当は川が臭かったんじゃ?とも思うんですが、匂いの範囲がいかにもなうえに壁で区切ったようにそこだけ匂いがするというのも不思議だったんです。
その後も何度かその川は通ったのですが、匂いがするときとしないときがあります。
ごく最近、近所のマクドナルドへ行きました。
裏の出入口(手動)がある側に陣取り、少し寒い思いをしながら食べていると自分の右後ろで男性の声がしました。
聞き取りやすそうな声なのに何と言っているのか分からないままその声はしなくなりました。
壁際だったので後ろに人はいません。外の声にしては叫んでいるわけでもなく明瞭に聞こえた。
曲の一部だったのかな? そう思いながら外へ出て、やはり気になったので一緒にいた子に質問。
さっきマックで流れてた曲におっさんの声って入ってる?
「…あぁ〜入ってないよ」
ELTの曲で、おっさんが喋ってるわけないのは自分でも分かっていたけど、じゃあ、あれは一体なんだったんでしょう?
[わかさく]
声とか匂いとか五感に訴えるものは、いかにも…って感じですね。
高校生の時、通学に自転車を使っていました。
いつもの様に、学校からの帰り道を鼻歌まじりで自転車をこいでいると、パトロール中のお巡りさんに「こらっ降りなさい!」と注意されました。
私は何の事かと思いましたが、無視してこぎ続けました。
すると、お巡りさんが追いかけてきて(お巡りさんも自転車に乗っていた)しつこく注意してきます。
「危ないから降りなさい」
「危ないこと?」と頭に「?」マークが浮かびましたが、注意される事が怖くて急いで角を曲がりました。
すると、お巡りさんも角を曲がって来ました。
私が「な、何ですか?」と訊ねると、「今、二人乗りしてたでしょ!だめだよ」と言われました。
…もちろん、二人乗りなんてしてません。
一体、誰が私の後ろに乗っていたのでしょうか…、お巡りさんが嘘をつくとも思えないし…。
今、思うと怖いです。通りすがりの幽霊でしょうか?
[ぶらり旅]
ずっと、乗り続けているように見えていたわけですね? ということは、きっと…。
ひとつは、ビデオ再生のとき、画面がフリーズしたこと。
頭のCM部分を再生早送りしていたら、例のオープニングシーン(主演女優二人のそっくり人形がからむところ)を通り越してしまったので、もう一度早戻ししようとしたら画面が止まったんです。
それは、いわゆるポーズの静止の仕方ではなく、ちょうどMacがフリーズするときの感じといったら、わかっていただけるかな〜。
しばらくしたら元に戻ったけど、こんなこと初めてでした。
そして、さらにその翌日。マンションのベランダで焼肉をしたんだけど、話題が女優霊の話になった途端、バーナーの火力が急激に落ちた?んです。
それだけならわかるんだけど、ボンベのガスは交換したばかりで満タンだし、なにより不思議なのは、炎の勢いは全然落ちてないってこと。
まるで鉄板が熱を吸い取ってるみたいな感じ。ね、変だと思いません?
こんな妙なことが起こるから、有名人の間で話題になったのかな、なんて思いました。
どなたか似たような経験をされた方、いらっしゃいませんか?
[GEN@b]
Macでないのが残念な私(^^;
ある日「神棚の上には『天』という文字を付けないといけない」と聞いてきた親が、家の神棚にもそれをしてみると、あら不思議! パキパキの音が激減したのです。
そうです部屋の北側の窓のちょうど下に神棚はあり、私達は思いっきり踏んづけたり足げにしまくっていたんですねぇ〜。大それたことです。
「あぁだから窓の方に足を向けて寝たりしたら身体が痛かったりしたのね」と母は言いました。
…。
って事は何? 寝たら身体の痛くなる部屋を子供に与えたわけか??
今は違う部屋に住んでいますが、電源を入れていないパソコンがバキッ!と鳴ったり、枕元のライトが触っていないのに急に消えたり(しかも触っても点かなくなっている)、思い出したように点いたり…。
ちなみに会社でもたまにバキッ!と音がしますが、一体どこまでがラップ音なのか、なんなのか既に判別できない状態です。
霊感があればわかるのかもしれませんが…。
[わかさく]
激減したタイミングが、なんとも不思議でしたね。
今から4年前、まだ大学生だった私は一人暮らしをしていた。
そこのアパ−トには、少し精神を病んでいる中年男性と私しか住んでいなかった。
基本的に一人でいることが好きな私は、ネズミやゴキブリが頻繁に出没したり、先述の隣人の嫌がらせにあったりと、あまりよい環境ではないものの、それなりに自由を楽しんでいた。
入居して半年ほどしたある日、生まれて初めて突然、金縛りに襲われた。
寝ていて突然、目が覚めたかと思うと、首から下がジワジワと麻痺していき、体は眠っているのに意識だけある状態に陥った。
「これが金縛りってやつか」などど思っていると、部屋の隅っこ(頭を向けていない方なので見えない)に何かの気配を感じた。
なんとなくそれは男性で、私のことをよく思ってないことが伝わってきた。
私は布団ごとその気配に引っぱられている感覚におそわれた。ずずっ、ずずっと15〜20秒くらいの間であっただろうか。
そのとき自分が目をあけていたかどうか覚えていないが「早く消え失せろ」と心の中で思っているうちに眠ってしまったらしい。
目が覚めてもそのことは覚えていたが、布団の位置が変わってなかったので、夢か錯覚だったのか、と少しがっかりした。
それから1ヶ月もしないある早朝、ぐっすり眠っていた(夢も見ていないような深い眠りの状態)時、不意に自分の布団のすぐそばの畳を誰かが思いっきり叩いた。
手の平を広げてかなり強く叩いたような「ばんっ」という音がした。しかし、当たり前だが私以外誰もいないのである。
私の手も布団の中にちゃんと収まっていた。
自分の階下には誰も住んでなく、隣の人は音に対してものすごく敏感で、トイレの水を流しただけで怒鳴り込んでくるような人である。
彼の部屋から物音を聞いたことがないくらいの人なので、彼が立てた音とも考えにくい。
寝ぼけていた私は、怖がるわけでもなく腹を立てるわけでもなく、ただ呆然としていたのを覚えている。
その他にも、いろいろ怖くはないが不思議な体験をしている。
この中途半端な体験のおかげで、そういう心霊現象なるものがあるのかも知れないなと考えさせられている。
自分としては、そういう心霊が存在するものだと確信をもてるようなすごい体験をしてみたいと思っているし、科学によって解明できるものならばしてほしいとも思っている。
例えば、「痣ができていた」とか「何かを見て高熱を出した」とかいう体験は、医学的に解明できる可能性をもっているのではないかと思う。
私の体験も全て科学的に解明する余地を残しているように思っている。
なので、読者の皆さんの中で、心霊を信じざるを得ないような経験や証拠がある方から、是非お話を伺いたいと思う。
[スナフキン2号]
本当に体験したことなら何か原因があるはず。いわゆる霊に固執することなく、様々な選択肢を持ちたいものですね。
それは、私が高校〜専門学校へ通っていた間(計4年弱)の事です。
その間、毎日とまではいきませんが、2日に一回程度、多い時は週5,6回の割合で深夜にふと目が覚めます。
特に時間を確認していませんが、恐らく3〜5時の間(夏場は空が白くなりかけていた事もあったので)だと思います。
その時、必ずといって良いほど、救急車のサイレンが聞こえるのです。
最初は遠くから、耳を澄まさないと聞こえないくらい小さい音です。
次第に近づいてきて、やがて遠のいていきます。
本当に救急車が走っていたのかもしれませんが、では何故私はそのサイレンを、わざわざ目を覚まして聞かないといけないのでしょうか??
生活そのものは、それほど規則的ではありませんでしたが、普通に睡眠をとっていました。
が、23時までアルバイトをしていたので、途中で起きるほど疲れていない状態ではありませんでした。
今は引っ越したので、その現象は無くなりました、というより、途中で起きなくなりました。
今思い出すと、不思議というか奇妙な体験です。
あと、その間に例の阪神大震災がありましたが、名古屋にも揺れが伝わってきました。(震度4程度)
この日だけは、救急車のサイレンは聞こえませんでした。
しかし揺れがくる前に目が覚めてまして「あ、また救急車が来るな」と思っていたら、ゴゴゴゴ…と地鳴りが聞こえてきました。
「えっ!?」と思っていたら、ドーンッ!という音と共に激しい揺れが襲ってきました。
長文ですいませんでした(^-^;;
[?@aichi-iic]
不思議に思えたことを主観的に綴っていただければ、『幽霊』にこだわらなくても良いのですよ。(^^)
ある日、Bさんの家にAさんが遊びに行った時の事です。
とりあえずBの自室に行くことになりました。
そこでお茶でも飲みながら楽しいひとときを過ごしていました。
すると突然Aさんが「あんたの部屋、絶対なんかいるよ」と言い、部屋の角をじっと見ていました。
Bさんが「なに言ってるの?」と言うと、Aは「近づいてちゃんと見てみなよ」と言います。
Bが近づいてそこを見てみると、幅3mm、高さ2mのおっさんがいたそうです。
[まろん@]
角に張り付いていたわけですね。(^^;
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