その空間の所で犬を飼っていました。
この犬は、父母には慣れているのですが、その他の人には全く慣れず、近づくと凄い勢いで吠えます。
ある日、家のものがみんな外出していて、私が一人で留守番をしていました。
戸締りをして茶の間で本を読んでいました。その間、誰も訪ねてきませんでした。
しばらくして母が帰宅しました。すると、コの字型の廊下の所で私を呼びます。
行ってみると「誰か訪ねてきたか」と聞くので誰もこなかったと答えました。
母は「おかしい」と言います。母の指差す所を見ると、ちょうどコの字の角の所から半径30cm位の間に、泥のついた靴の足跡が沢山ついていました。
そこは、二重サッシの大きな窓になっていますが、もちろん鍵はかけてあります。
はじめ、泥棒が入ったのかと思いましたが、良く考えると変です。
廊下の他の部分には足跡ひとつありませんし、玄関や他の窓にも鍵がかかっています。
仮に、この窓から入ったとすると犬が吠えないはずがありません。
一体誰がやって来たのかと母と二人で寒くなってしまいました。
やっぱり我が家に見えない住人がいるのかしら…。
では、今回はこのへんで。
[ミミちゃん]
足跡はどのくらいの大きさだったのでしょう…。
何年か前、休暇をとって主人の田舎に帰った時のことです。
主人には、自分の子供のように可愛がってくれた叔父がおり、家も近くなので、実家に帰ったときには必ず寄ります。
その日も実家での夕食のあと、家族で歩いて出かけました。
叔父の家につくと、叔父は元気がなく、遠くの学校に行っているはずの従妹も家にいます。
聞けば、叔父さんの義母が長いこと病気で入院していたけれども、とうとう危ないというので、叔母さんは病院に泊まり込みで、従姉弟達も明日の朝には皆帰ってくるということでした。
それでも、久しぶりに帰ってきた甥の訪問をよろこんで、叔父と主人はお酒を飲み始めました。
話しが長くなって夜11時を回った頃、主人は御手洗いにたちました。
主人が部屋を出ていってからしばらくして、家のどこからか「バタン」という大きな音がしました。
何かを倒したような、ドアを思いきり閉めたような音です。
私はてっきり、飲み過ぎた主人が廊下で転んだのかと思いました。
なのに、戻ってきた主人がいうのです。
「トイレに入っているとき、バタンて音がしたけど、あれ何?」
皆で家の中を見回りましたが、倒れているものはないし、誰かが侵入した形跡もありません。
「あれなんだったんだろうね。不思議だね」と言い合っていると、叔父はきっぱりと言いました。
「あれはドアが閉まる音だ。ばあちゃんが、早く来いって呼びにきたんだ」「前にも同じことがあったなあ」と、叔父は話し始めました。
叔父には、子供の頃からの親友がいました。
学校を卒業すると親友は大工の見習いになり、叔父は離れた町の運送会社に入りました。
そうして、だんだん疎遠になっていったそうです。
何年かして叔父は結婚して、社宅に入りました。
新居に移って間もなく、夜、ピシャンと玄関の戸の閉まる音がするので出てみると誰もいないということがありました。
新婚の家だと思って誰か悪戯してるな、と思ったそうです。こんなことが三晩も続きました。
次の日、叔父は町でばったり、田舎の知り合いに会いました。
「知ってるか? おまえの親友の○○、現場で高い所から落ちて意識不明のまま、もう3日も入院してるんだぞ」と、知り合いの人は教えてくれました。
叔父は、親友の入院している病院に駆けつけたそうです。
そして、叔父さんが来るのを待っていたかのように、親友はその日亡くなったのです。
戸をピシャンと閉めていたのは親友で、俺を呼んでいたからだ、と叔父は言います。
バタンという音は、義母が早く来いと呼んでいたのだ、とも。
入院していた叔父の義母は、次の朝、子や孫に囲まれて静かに息をひきとったそうです。
家の中で妙な音がするのは、誰かが何かを伝えているのでしょうね、きっと。
[ヘムヘム]
戸が閉まる音…。不思議な符合でしたね。
あれは1992,3年頃の10月です。僕は都営住宅の1階に住んでいました。
ある朝、トイレに入っていると、隣のおばさんの声で「寒い、寒い、こんなに寒くて死んじゃうよ」という声が隣の玄関先から聞こえてきました。
10月とはいってもまだ初旬で、朝は冷え込む日はありません。
僕は、全然寒くもないし、何いってんだろう変だな、と思っていました。
それから2,3日して隣のおじさんが訪ねてきて「家内が亡くなりました」と言いました。
それは、ちょうど僕が、あの声を聞いた日だったのです。
おじさんの話では、奥さんは心不全で、夜寝てそのまま朝には息を引き取っていたそうです。
隣のおばさんとは仲があまり良くなかった僕ですが、自分が最後の言葉を聞いたみたいでなんか変な感じでした。
[こうじ@s]
何とも言えない気分になってしまいますね。
当時、私が書道を習っていた家の裏に小さなお稲荷様があリました。
ところが、そのお稲荷様を移転して、その場所に家を新築した人がいました。
かなり大きくて立派な家が建ったのですが、それから割とすぐに火事で焼けてしまいました。
これだけでもちょっと怖いのですが、本当に不思議だったのが、出火したと思われる部屋の壁一面に、大きな狐と子狐二匹の姿が、まるであぶり出しのように現れたのです。
火の勢いが強くて、天井や他の所は焼けているのに、狐の現れた壁だけは全く焼けていませんでした。
地元でもかなり話題になり、新聞にも載りました。
もちろん、怖いもの好きの私はお賽銭をあげて見に行きました。
お稲荷様って、本当にいるんだなーなんて子供心に怖かった覚えがあります。
ちなみに、この話は20年くらい前の山形県の、ある市であったことです。
このHPを見てる方の中にも、覚えてる方がいるかも知れませんね。
では、今回はこのへんで。
[ミミちゃん]
原因はともかく、財産を失う火事ってやりきれないですね。
私が小学2,3年生の時、『明星』に「怖い話特集」が載っていて、その中にありました。
でもその内容はほとんど同じなんですが、足がないので話を聞いた人の足を貰いに来るらしく、その時に金縛りになるので、それを解くための対処?の仕方が違いました。
私は?というと、記事を読み終えた後ものすごく怖くなり、おばあちゃんの家の2階で一人で読んでいた為、急いで下に降りて行きました。
そして夜…。来ました、初めての金縛り!
寝ていると急に体が重くなり動けません。目も開けられず、声も出せず。
でも、私は一生懸命「かしまさん、かしまさん…」と唱え続けました。
しばらくすると解けましたが、私が何か言い続けてたので、母が気づき「どうしたの?」と声をかけてきました。
昼間の明星の事や金縛りの事を話し、また眠りました。
明星に出ていた対処法は、ただ「かしまさん、かしまさん…」と、ずっと言い続けていればよいだけでした。
私はそれで大丈夫。その後何事も起こりませんでしたよ。
[Runa]
無事でなにより。(^^
私が小学生のときに今の家を建てました。その時から、家族以外の気配を感じていたと思います。
茶の間にみんなが揃っているのに、洗面所のドアが開く音がしたり、廊下を歩く音がしたり…。
高校3年生のとき、夕方家に帰ると、母が私に「3時ごろ帰ってきた?」と聞くのです。
私は補習授業の真っ最中でした。
母が言うことには、3時ごろ近所のおばサンと茶の間でお茶を飲んでいると、車庫から祖母の部屋の前の廊下を通って階段を駆け上がっていくスリッパの足音がハッキリ聞こえた。
私が帰ってきたのかと思っていたが、いつまで経っても下に降りてこないので、2階にあがってみると誰もいない。
近所のおばサンも、祖母も足音を聞いていて、みんなで不思議がっていたということです。
妹は私のあとに帰宅し、父は出張中でした。
この間、久しぶりに帰省したとき、家族揃ってご飯を食べていると、廊下を歩くパタパタという音がします。
母に「誰かいる…」と言うと、「うん、そうだよ。いつものこと」とすっかり当たり前のことになっていました。
慣れるってすごいですねー。
また何かあったらメール送ります。では。
[ミミちゃん]
不思議な足?音。長いつきあいになりそうな…。
私は、夫も友人もサジを投げるほどのぬいぐるみ好き。
もう20年来の付き合いの「彼」は私の仲間内では有名で、「**ちゃん元気?」などと聞いてくれる子がいるくらい。
そんな「彼」に意地悪をしたN子の話です。
独身だった私のアパートに泊りに来たN子。
彼女はお人形が嫌い。当然「彼」のことも嫌い。
「なんだ、こいつまだいるの!?」と悪し様に言ったり、「窓から捨てちゃおうかな〜」と、シッポをつかんで振り回して、挙げ句の果てには壁に投げつけたり。
背中の縫い目から指を突っ込んでみたり、私が嫌がるほど面白がって「彼」に意地悪をしていました。
夜中をどれほど過ぎたでしょう?
N子のうなされる声で目が覚めました。起こしたほうがいいのかな? どうしようかな?と思って様子を見るうちに、また静かな寝息になったので私も眠りました。
翌朝、彼女が「ねえ、ゆうべそいつ(彼)で私にイタズラしなかった?」と言うのです。
いいや、うなされてたから起こそうかとは思ったけど…と言うと、「ゆうべ、そいつが私の顔にまとわり着いてきて、払いのけても払いのけても離れなくて、どんどん息苦しくなって…」
私は一言、バチがあたったんだよ、と言いましたが…。
単なる彼女の夢なのか、「彼」の復讐なのか、どちらだと思いますか?
[くりす]
夢であってほしい…。
親父が幼少の頃、爺様とその森を散歩していたのですが、何とはなしに爺様と離れて一人水辺を歩いていた時、その水辺に何やら白いものがあったのだそうです。
で、何だろうと思って近づいてみると、なんとそれは人間の物と思われる頭蓋骨…。
恐怖に身が竦んだ親父殿は、そのまま爺様のもとへ戻り、そのことは口にせず帰ってきたそうです。
「今にして思えば、あれって警察に届けるべきだったんだろうかな」と親父は回想しておりましたが、「当たり前だ」とは言い返せませんでした。
まあ、どこまでが本当の話かは疑わしいんですがね。
[仁科@m]
そのモノの正体が気になりますね。
その頃ネットを初めて数ヶ月。夏ということもあり「怪談話でも探すか〜」とネット検索やらなにやらで、フラフラと怖い話を見て回っていました。
会社のパソコンを会社のFAX回線に繋いでいたんですけど、その後FAXの調子が激悪に…。
古い機種だったので「まぁこんな事もあるだろうよ。ボロだし」と思っていたのですが、ある日ある怖い話のHPを覗いた直後にFAXが入ったんです。
業者さんからの何の変哲もないFAXで、感熱紙なので早速コピーをしたのですが、どうも曲がってるんです。
ロールで曲がったせいだと思い最初は気にしなかったのですが、何度やっても曲がる。
ちょっと意地になって手で押さえてコピーしたのに…それでも曲がってコピーされるんです。
それ以外の物は普通にコピーできたんですけどね。
結局紙も無駄だし、めんどくさくなったので一番まっすぐ写ったのを使いましたが、何だったんでしょうね?
その数日後、ちなみにお盆時期。枕元のライトだけを点けて本を読んでいました。
何気なく足の方の壁を見ると気持ちの悪い影が動いている…。よく絵本とかで見かけるようなゴブリンそっくりの影。
頭の方の窓を開けていたんですが、その窓の外で踊っているように見える。
「……」勇気を振り絞って外を見ると隣の家の外灯と風に動く木が目についたので「あぁ、なんだ木の枝がうつったのか〜」と一安心しました。
でもやっぱり影が気になって見ているとおかしいんですよ。
枝にしては不自然なほどハッキリとした手足の動き。それにゴブリン(に見える部分)以外の影が全く映っていない…。
木だったらゴブリンの下にも幹や枝の影があるはずなのに。
窓の位置が鬼門の辺りだし、さすがに怖くなったので窓とカーテンを閉めて寝ました。
その後その影を見たことがないのが、また不思議でしょう?
正体不明の影でした。
「布団を壁や押入にピッタリくっつけて寝ると『出る』」そうですが、家は全くその通りの状態で数年寝ています。
もしかしてそのせいでしょうか? でも他には怖い思いしたことないですよ。
あ、電化製品は壊れる部屋ですけどね。
[わかさく@j]
布団を壁や押入に…。私もどこかで読んだ記憶があります。
消すといっても小さいのしかだめなんですが、片手を双眼鏡のように丸めて、消そうとしている雲を見て「消えろ消えろ」と念じていると…。
だんだんその雲だけが薄くなっていって最後には無くなってしまうんです。
彼氏と車にのっているとき助手席から「いい?あの雲消すよ」と言ってよく遊んでいます。
彼も真似してできるようになりました。
これは前にテレビ番組で(日本テレビで放送していた)、実際にできる人がいて実験していたので私もやってみよう!と挑戦したら、できたんです。
曇り空に穴を開けることは無理でしたが、きっと皆さんできるんじゃないかと思います。
消したあとは何故か疲れますが…。
よく運動会などで校長先生が「みんなの祈りが通じて今日は雲ひとつない良い天気ですね!」という言葉も、あながちウソではない気がします。
[あいあい@2cdjbdh]
念じれば…。あとは、しっかり前を見て、運転してくださいね(^^)
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