貴重な時間を割いてのお話し、ありがとうございました
私は寮生活をしていましたが、実家で同居していた父方の祖父が死んだという知らせを受け、すぐに帰りました。
それから三日位した頃でしょうか。確か祖父の火葬の前日か次の日だと思います。
親戚などの人数の関係で私は祖父が最期を迎えた部屋で寝ることになりました。
遅くまでテレビを見て、寝ようと思い電気を全て消した時でした。
突然、壁を叩くような音がするのです。
そんなに大きな音ではなかったのですが、その壁の反対側は浴室と洗面所。
ただ、そこを最後に使ったのは他ならぬ私自身だったのです。
誰もいないのは確認しています。
私のいる部屋と浴室との間には隙間はなく、猫などが入り込めるわけはありません。
しかも音がする場所は160cmくらいの高さなのです。
「まさかおじいちゃんが会いにきたんじゃなかろーな」
などと思い、慌てて電気をつけると音は止みました。
眠れないのも困るので、仕方なく電球をつけて薄暗い状態で寝ることにしました。
その後は一度も音はしませんでした。
家族には話していませんが、あれは本当に死んだ祖父が会いにきたのでしょうか。
それともただの気のせいだったのでしょうか。
どちらにせよ、霊感などといったものを持ち合わせていない私にとっては唯一の不思議な体験です。
12/18[JUNA]
家族の方も、聞かれたかもしれませんね。
親友Yは2,3年前まで学生寮に住んでいました。
ある晩Yは、自分の部屋でぼんやりとTVの歌番組を見ていたそうです。
何曲かの歌が終わり、画面にはSPEEDが映りました。曲は『GO GO HEAVEN』
これは、その頃の話です。
歌がサビの部分に入った時、妙な音が聞こえてきたそうです。
木の板をトントンと叩くような音です。
しかも注意して聞いてみると、SPEEDが「ゴーゴーヘヴンッ!」と叫ぶ声に合わせて「トン、トン、トトンッ」と鳴っているのです。
誰かの悪戯だと思い廊下を見ると誰もいない。
両隣の部屋は不在。寮の廊下は板張りで、どんなに静かに歩いてもギシギシと嫌な音がします。
私もその寮に行ったことがありますが、とても耳障りな音がします。
気のせいだと言い聞かせて部屋に戻ると、TVではまたサビの部分。
そしてまたも「トン、トン、トトンッ」という音…。
廊下側の壁を向こう側から叩いている音、と確認したYは、すかさず廊下を確認しましたが…やはり誰もいなかったそうです。
Yは真剣な顔で語ってくれました。
違う日に別の歌番組でSPEEDが歌った時には同じ事は起きなかったし、妙な物音を聞いたのはあの日が初めてで、その後は何もなかった、と。
Yは心底怖がっていましたが、私は通りすがりのSPEEDファンの幽霊がTVを覗き見している姿を想像してしまい、不謹慎ですが思わず笑っちゃいました。
12/15[八澄弥幸@]
当事者のみ知る恐怖体験でしたね。
今月の11日、妹が3人目を出産しました。
予定日は年末だったのですが、この日は大潮。不思議なものですね。
私はまだこの子と対面しておりません。
その事で聞いてもらいたい事があります。
うちの母は今年1月20日に癌で亡くなりました。
その母が、亡くなるしばらく前、病室で妹を招き寄せ、妹のお腹をさすりながらこう言ったのです。
「また赤ちゃんが生まれるんだね!花菜ちゃん(妹の長女で当時5歳かな?)お姉ちゃんになるんだね!」
でも、もう3歳になる弟が既にいたので、とっくにお姉ちゃんだったんですね。
その時はもう癌の末期で脳にも転移しており、モルヒネ漬けでしたから、この二人目が生まれる時の事を思い出したのかな?と思いました。
訳が分からなくなっている母を見て悲しく思いつつ、妹はかなりショックだったでしょうが、でも悲しいのは毎日だったので、私はすっかり忘れていました。
そして妹が出産後、この事を思い出して日記を読み返すと、その日は1999年12月11日。
まさに1年前のその日、母はお腹をさすって祝福したのです。
だだの偶然と言えばそれまでです。
それにちょうど1年前なら、まだお腹の中は空っぽですよね。
しかしその頃の母は、以前に亡くなった友達や祖父母が見舞いに来たと言ったり、無言で宙を指さして、やせ細った腕で一生懸命なにかを追ったりしていました。
当時の母には、幻覚も含めて我々に見えないモノが見えるようになっていたのは確かです。
お腹の予約者がもうそこに居たのかな?
いずれにせよ、私は「本当なら不可能だった3人目の孫への祝福を1年早く、死ぬ前に果たしたのだ」と考えることにしました。
考えるたび胸が熱くなります。家族を案ずる母の気持ち。
今も同じでしょう。3人目の杏菜ちゃんだけは、おばあちゃんを見ていませんから、その分近くに居て見守ってやって欲しいと思います。
12/13[TAMA@]
友人Nさんは国際結婚して、3歳になる息子さんがいます。
話の流れから怖い話になった際、そのNさんが「家にも何かいるみたいなの」と話しだしました。
彼女の家は2Bed Roomのアパート、すなわち日本で言うところの2LDKです。
マスターベッドルームで家族3人寝ていた時、枕元で「ママ…」という声がしたそうです。
初めは旦那が寝言を言ったのかなぁ?と思ったらしく、翌朝「寝言を言ってたよ」と話すと、彼は「言ってないよ」と。
そういえばその声は、小さな男の子のようだったなぁ…と後で思ったそうです。
それ以外にも、彼女の息子が時々、誰もいない部屋で何かに向かって話しをして、ケラケラと笑っているのを何度か目撃しているので「やっぱり家には何かいるのかも…」と思っているということでした。
それから数日後、私は別の友達Mさんと電話で話しをしていました。
Mさんは小さい頃、人には見えないモノがよく見えていましたが、今は気配を感じる程度なのだという人です。
そのMさんが「ねえ、Nさん家の事なんだけどさあ…何か感じない?」と切り出しました。
「う〜ん、わからないなぁ」「そっか…」
その話はそれで終わったのですが、後日、私は一人でNさん宅に遊びに行く事になりました。
数時間の時を過ごし、帰り際、お手洗いを借りて帰ろうと、私は初めてN宅の奥の方に立ち入る事になったのです。
N宅は玄関を入ってすぐがLDで、その横がキッチン、奥にゲストルーム、マスターベッドルームとバスルームがあります。
正確に言うと、バスルームのドアを一枚隔ててマスターベッドルームがある…という造りでした。
リビングからバスルームに行く途中から、何となく空気がヒンヤリしたような気がしましたが、オートエアコンの排気孔でもあるんだろう…とあまり気に止めずに用を済まし、N宅を後にしたのです。
その夜、私は誰かが隣に寝ている気配で目を覚ましました。
右向きで寝ている体の背中にぴったりとくっつくような感じで、誰かが隣にいるのです。
「何だ〜?」と見てみても誰もいません。
かなり眠たかったので、そのまま、またウトウトとまどろみ始めました。
すると今度は、誰かが私の体を小さく揺さぶるのです。何度も何度も。
それは、横向きに寝ている私の正面からだったり、後ろに廻って背中からだったり、まるで小さな子供が「ねえねえ、起きてよぉ」と揺り起こすような感じにとても似ていました。
流石に鬱陶しくなって「さわるな!!」と怒鳴ったのですが、寝ぼけた頭の隅で「ん?相手は外人だから、日本語で言っても通じないか…」と考え「Don't touch!!」と叫んだら、その気配は消えてしまいました。
翌朝、私は昨夜の出来事をMさんに話すためにMさん宅に電話を入れました。
すると「やっぱり?私もNさん家のキッチンまでは平気なんだけど、その奥はどうしても嫌な感じがして入れないんだ。だからトイレを借りたくても、いつも家まで我慢しているの」
そして私の体験については「こ…怖〜!」でした。
しかし、冷静になってよ〜く考えてみたら「Don't touch!」ではなく「Don't touch me!」が正しかったんだなぁ〜。
私の英語もまだまだだなぁ〜と反省させられました。
Mさんは「でも通じて良かったね〜」と言ってくれましたが(笑
あれ以来、こんな事は起きてはいませんが、ちょっとマヌケな体験談でした。
12/12[サカジュリア@]
過去、奥の方で何かあったのでしょうか。
小学5年生ぐらいの頃だったと思います。
ある夏の夜、自宅の庭で母・兄と三人で花火に興じていました。
120坪くらいのそこそこ広い庭なのですが、私が花火をもって庭の中心へ歩いていき、兄と母がいる方向へ振り向いた瞬間です。
私の背中から「バサッ」と、突然かなりの勢いで砂がかけられました。
びっくりして後ろを振り向きましたが当然誰もいませんし、母と兄は10m程離れた所にいます。
頭上に鳥が飛んだような感じもなかったし、鳥なら頭から砂をかぶるだろうし…。
母と兄は何も見てないっていうし、だけど服にはしっかり砂がかかってる…。
別に怖さは感じなかったんですが「もしかして砂かけババア?そんなわけないか」などど思いつつ、結局なんだか分からないままでした。
砂かけババアってほんとにいたりして。子泣きジジイもいたりして。
12/08[ごおるきいぱあ@]
突然起きた怪異。何だったのでしょう…
他に聞いたことのある話は、ごくありふれた幽霊話ばかりで、大したものではありません。
新しい校舎には今までの面影はあまりなく、何か寂しいものを感じはしますが、これからまた新しい話が生まれてくることを卒業生として望むばかりです。
余談ですが、改築工事中に旧校舎を取り壊してその土地を掘り返したところ、古代遺跡が出土したそうです。
遺跡は私の実家の近くにも沢山ありますし、F県では遺跡発掘の話は珍しくありません。
ですが、聞いていた幽霊話の殆どが、遺跡出土地点の周辺での出来事であることに気付き、何か因果関係があったのだろうかと、不思議に思う今日この頃です。
12/07[八澄弥幸@]
幽霊話での幽霊は、どのような格好をしているのでしょうか…。
雑誌『ほんとにあった怖い話』ファンページ「ほん怖本舗」。情報交換しましょ。
バーチャル不思議探訪『東北紀行』。
【配信システム】
全て同じ内容が配信されますので、登録が重複しないようにお願いします。
登録・解除は『こちら』からできます。
Copyright (c)2001 web surfer & kibitaro