実家の母が遊びに来たので、それまでは一度も登った事がない頂上まで行ってみよう、という事になり、いつも通り気軽に出かけました。
山頂にある城址公園から、更に10数メートル登るだけなのですが、蔦が絡まる獣道を苦労して登頂してみれば大岩の上に神社があるだけ。
木のせいで景色もあまり見えず「なーんだ」と拍子抜けして、そこを後にしました。
と、下りの途中で母が急に「キャー!!」と悲鳴を上げ、背中を押すので私もびっくりして訳もわからず一緒に駆け下りました。
ようやく落ち着いたところで「蛇でもいたの?」と聞くと、「マネキンの首があった、武士みたいなチョンマゲの」と言うのです。
私は何も見なかったので「それ、もしかしたら…」と言うと、母は頑なに「ううん、確かにマネキンだった、誰かのイタズラだよ」と言い張るのです。
また登るのもなんだし、その場はとりあえずそれで終わったのですが、あんな場所にわざわざ武士のマネキンを置く人がいるでしょうか?
何度聞いても母は不自然なまでの頑なさで「絶対マネキンだった!」と言い張るばかり。
でも、そこが城跡だったことを思うにつけ、何となくうすら寒い気持ちになるのです。
ちなみに母も私も、全く霊感は無いハズだったのですが…。
08/15[Jari]
不自然なまでの頑なさ。何かを必死に否定しているような感じですね。
その方は、トンネルの事故火災の検証に行きました。
すると、乗用車で全員亡くなられた車輌の下に、女物の靴が一足(正確には片方)挟まっているのが発見されたのです。
ところが、その靴は当時の被害者の誰の靴でも無く「誰のどこの靴だ」という事になったらしいのです。
しかも、この靴は真っ黒焦げの車体に挟まっていたにも関わらず、古びてはいるけれども焼けていない…。奇妙な話なのです。
そして、この該当車の追跡調査が始まったのです。
この事故に巻き込まれたのは四代目のオーナー。
三代目オーナーは人身死亡事故を起こし運転者も死亡。車輌はかすり傷程度の無傷で、その後売却。
二代目オーナーは単独死亡事故。車輌は無傷でその後売却。
初代オーナーは、人身死亡事故を起こし売却。たぶん売却後に修理。
この初代オーナーが起こした事故の被害者の片側の靴が発見できずじまいだったそうです。
結局、初代が起こした事故の靴だったらしいのですが。
うろ覚えですが、なぜか印象に残っていて中古車を買うのが怖いです。
もうかなり年数が経っているので時効かなと思って投稿します。
真偽の程は、又聞きですので確かめられません。
もしこの事を知っている方、特に警察関係がおられましたら情報をお願い致します。
怨念は本当に有るんでしょうか? それとも偶然ですか?
ただの怪談話と信じたい。
03/29[東京BMW@]
ずっと、下に挟まっていたわけですね…。
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