会社にはオペレーター室と事務室があり、ガラスで仕切られていました。
自分達の担当の仕事が終わると、始発が動くまで仮眠をとるので、だいたい3時半頃になるとオペレーター室の電気を消して椅子の上などで思い思いに眠っています。
みんなが寝静まった頃、一人の社員さんが事務室で机に座っていると、背後の給湯場で「カサカサ、カサカサ」という音がしたそうです。
何だろうと振り向くと、ゴミ箱の蓋、よくあるスイングする蓋のついているゴミ箱のですが、ゆっくりと揺れています。
じっと見ていると、その蓋がくるり〜んと一回りしたそうです。
何故か怖くはなかったそうですけれど。
私自身も、みんなが眠っているオペレーター室の中でギターの音を聞いたりしました。
誰かが弾いているのかと思いましたが、確認したら全員寝てました。
オペレーター室のガラスに、いるはずのない人影を見たバイトさんもしょっちゅういました。
でも何故か、みんな怖がっていなかったんですよね。
慣れってすごいです。
09/20[かめ@di]
日常茶飯事みたいですね。端から見ると充分怖いです。
仕方ないので1vs2で打ち合いしてたんですが、しばらくして隣のコートに同じ会社のテニスサークルの面々が15人ぐらいでやってきました。
正午になって先輩が「悪い、予定あるから先帰る」と行ってしまったので、それから1時間ばかり2人で打ち合ってその日は帰りました。
翌日、会社の廊下を歩いていると昨日、隣のコートに居たテニスサークルの女性が嬉しそうに近づいてきて言いました。
「ねえねえ、昨日一緒にテニスしてた娘、彼女?」
『えっ?先輩じゃないの?』
「違うよ。○○先輩帰ってから君の横で一緒にテニスしてた『おかっぱ頭の女の子』」
『うちらは男ばっかだから女の子なんかいなかったよ』
「えっ?すごい楽しそうにしてたよ。サークルのみんなも見てて『どこの娘だろう?』って話してたんだよ」
結局、その娘が何だったのかは判らず、気味悪い話で終わったんですが、それから2週間後に男女二人ずつで旅行に行き、帰りに箱根を越える事になりました。
その夜はかなりの霧が出てて運転する私も慎重だったんですが、しばらくして首が重苦しいのに気付きました。
「なあんかやだな」と思いつつも小田原に無事到着。
走っていると私の後ろの席に乗っていた女性が言いました。
「○○君(私)、首痛くない?」
『さっきまでちょっと痛かったけど、何で?』
「さっきまで○○君の後頭部とヘッドレスト(穴開きヘッドレストです)の間に女の人の顔があった。おかっぱ頭でキラキラした綺麗な目でこっちずっと見てた!」
「声が出せなかったよ」と、声が少し震えていました。
その後も信号待ちで停車していると「コン、コン」と車のガラスをノックされたりして、彼女はしばらく私の周りにいるようでした。
今はもう何処かへ行ってしまったようですが。
09/20[おんせん小僧@]
厚さ数cmの彼女の顔、綺麗な目でしたか。箱根方面には何かあるのでしょうか…。
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