案内された部屋は、和室が二つに板の間がついた形で、二人で使うには広く感じました。
私たちは温泉に入って、ご飯を食べてすっかりのんびりし、お酒も飲まずに12時頃には床に就きました。
エアコンも効き具合も良く布団もふかふかで、旅の疲れからか、二人はすぐに寝入ったようでした。
夜中にふと、私は誰かに起こされたかのように目を覚ましました。
その瞬間、金縛りが襲ってきたのです。
目を開けて、何気に板の間を見ると、そこにはおかっぱ頭に赤い着物を着た女の子が立って笑っていました。
「この子は座敷童子なんだ」
その時、私は何故かそう思いました。
今考えると、全く恐怖心がわいてこなかった事が不思議なのですが。
「そっかー、ここには座敷童子がいるんだ」
しばらく金縛りのままで、ぼんやり考えていました。
すると、隣で寝ていたはずの友人から「○○ちゃん(私の名前)起きてる?」と話しかけられたのです。
驚いたその瞬間、私の金縛りは解けました。
「どうしたの?」
そう聞きかえすと、「誰かが騒いでいる声がして、起きた」と彼女は言うのです。
時計を見ると、夜中の2時頃。
私は彼女を怖がらせてはいけないと考えて、「夢じゃない?」と返事をしました。
その後すぐに、私たちはまた眠りにつきました。
翌朝、「昨夜は何で起きたのだろう」と言う彼女に、私は自分が体験した事を話しました。
座敷童子はその旅館が繁栄する印であると言われている事を考えて、私たちは女将に伝えるかどうかを悩みました。
それを売りにしている旅館までありますよね?
ただその日は諏訪湖の花火大会で、チェックアウトも慌ただしく、結局伝える事はしませんでした。
これまで色々と不思議な体験をしてきた私ですが、「そんな体験など全く無い」という友人と一緒に経験した話でした。
12/06[あくび@oc]
東経138度線上には怪異が多いと聞きますが、その中のひとつかもしれませんね。
座敷童子を見た方も幸せになれるそうです。
暴走族の溜まり場としても有名です。
ここは頻繁に、人間が車ごと海へダイブするスポットで、ときどき新聞等でニュースになったりするので知っている方も多いでしょう。
ただなぜ彼らが車ごと飛び込むかはあまりはっきりせず、自殺や飲酒運転による事故だろうと推測されます。
しかし、そこに佇む霊たちが自分達の仲間を求めて車の運転手を引き込んでいると言う人もいます。
また、仙台新港付近では「若い女性を乗せてはいけない」という事を聞いた事がありますが、何か関係がありそうです。
12/06[mamu@ao]
新港付近の噂話は、まだまだありそうですね。
ゆき(@aif)さんが何かを見た!と書いていらっしゃいました。
私はその辺りから駅位までの場所は、木の陰からずーっと様子を窺う人の気配や、人ごみなので変な話ですが追いかけてくる気配で気分が悪くなるのです。
だから、あまり池袋周辺には行かないようにしています。
私はトヨタのショールームのそばで徘徊するお爺さんみたいな霊を見た事があります。
長くなりましてすみません。今度機会があれば新橋の体験談をお送りしますね。
11/16[つくもがみ@]
もう、戦後60年近く経ってしまいました。あの一角には、他にもいろいろとあるようですね。
新橋の体験談、お待ちしております。
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