突然、後ろからハイヒールの足音が聞こえてきました。
最初は気にしなかったのですが、その足音は私の歩く足音とテンポが一緒なのです。
少し気持ち悪いな、と思っただけでしたが、何かぶつぶつと聞こえてきたんです。
「ちくしょう。ちくしょう」
女の声で、そう言ってました。
するとその声は、私の方へすごい速さで近づいてきました。
恐怖でパニックに陥った私は、走って大通りに向かいました。
そして大通りに出て振り返ると、そこにはもう誰もいませんでした。
あの声は幽霊だったのでしょうか、それとも何かイライラしているだけの女の人だったのか…?
それ以来その坂には行っていません。
07/08[サンタマリア@di]
人の声だとしても、何か気味が悪いですね。(先日載せた話のご本人さまの投稿です)
歌の途中でトイレに行きました。
まずドアを開けたら女の人の後ろ姿が見えました。
その人は右にスッと曲がると個室に入って行ったのです。
他には学生らしい女の子が一人いて、洗面所の前で、やはり私に背を向けて化粧をしていました。
私は個室から人が出てくるのをボーっと待っていたのですが、突然化粧をしていた女の子が振り返り「空いてますよ、どうぞ」と言ったのです。
人が入るのを見てなかったのかなと、私が「いえ、入ってますよ」と言うと、すごく不思議そうな顔で私を見つめます。
私は気になり個室に目をやると、確かに鍵が赤マークになっていないのです。
外側から内側へドアをそおっと押すと中は空っぽで誰もいません。
「え!?ごめんなさい。私、今、もの凄く変な事言っちゃった」
半ばパニックになって女の子の方へ振り返ると、彼女は顔を引きつらせながら逃げて行ってしまいました。
その後、私は用を足しましたが、別に何も起こりませんでした。
でも、確かに人がいたんです。
肩くらいまでのストレートヘアで黒いタックの入ったパンツに黒い靴、白いニットというOLっぽいカッコで、ワンレングスで半分隠れてましたが横顔も見ています。
これは見間違いでは片付けられません。よくある事なんでしょうか。
06/26[はっちゃん@oc]
きっと、あるところにはある話なのでしょう。
今回私がお話しするのは、現地で撮影した写真に白い女性が写り込んでいた事です。
残念ながら写真はもうありませんが…。
私が現地を訪れたのは平成3年です。
当時は未だミステリースポットとしての知名度が低いうえ、暴走族の溜り場らしい噂もあり、カメラを携えて昼間行く事にしました。
とりあえずカメラは会社の同僚に対して現地を訪れた証拠を撮るためのもので、当時最新だったソニー製ビデオスチルカメラを持って行きました。
未だデジカメが無い時代です。
そもそも心霊写真は撮りたい時に撮れる訳がなく、現像不要でモニタで観れる手軽さから良く持ち歩いていたカメラです。
都内から高速に乗り、バイクで約1時間で現地に着きました。
初めて見た印象は、特に怖いとか不気味な雰囲気など一切ありませんでした。
参道入口から約100mほどの場所に問題のトンネルがあります。
古いトンネル内は狭く、長さは約20m程でしょうか。
内部の壁は自然の岩盤で、所々崩れた形跡がありました。
霊より崩落の方が怖そうなトンネルです。
短くてもトンネル内は冷んやりしており、トンネルを抜けた出口右側の壁に「注意先入車優先」と黄色い看板が掛けてありました。
早速カメラでトンネル内や周囲の撮影をし、1時間ほどで東京へ帰りました。
家に着いてからカメラをTVに繋いで観たところ、先ほどの「注意先入車優先」の下に白い女性の顔らしき物が見えます。
この時点で、壁の染みや落書きなどの解釈も出来ますが、同じ場所を別アングルから撮影した写真には女性の横顔が写っていました。
しかも正面から撮影した写真には顎まで、横から撮影した写真には顎の下に首がありました。
つまり染みや落書きなどの平面ではなく、3Dな立体である事が解ります。
この撮影以来、自室でしばしばラップ音がしたり、金縛りに遭ってジェット機の騒音のような耳鳴りがしたり、雨漏りしていないのに草履の片方だけが濡れていたり…。
そんな不可思議な現象が続きました。
遊びに来た知人もラップ音を聞いた事があります。
本当にラップ音なのかどうか、割り箸を割るような音です。
因みにこの音がした夜は必ず金縛りに遭っていました。
ともあれ薄気味悪くなり、撮影したカメラのフロッピーを全消去し、更に引越したところ、不可思議な現象はピタッと止みました。
その他にも不吉な事がありましたが、全てを写真のせいにするのは間違いです。撮影した自分自身に責任があるのですから…。
06/25[猫MASA@]
ラップ音。生木を裂くような音とよく本で見かけます。
立体のモノ。何だったのでしょうか…。
去年の夏の真夜中、友人K氏と気晴らしにドライブして、走り疲れたので、高速道路の下を潜るトンネルの中に路駐して、車内で話しをしてました。
トンネルといってもほんの10数m位の長さですが、場所は奈井江砂川ICの近くとだけ言っておきましょう。
30分ほど車内で他愛も無い話をしていると、何やらトンネル内がフラッシュを焚いた様に一瞬パッと明るくなるのです。
それは何回も繰返し起きました。
しかし隣に座っていたKは、全く気にして無い様子です。
後で聞いたら、その現象に気付いてなかったのです。
話が盛上がっていたので、私もその事には一言も触れずに話を続けてました。
「あ、今、車の前を幽霊が横切った」
ふと話が途切れた時、突然Kが言った。Kは霊感があるのです。
車の前、トンネルのすぐ出口の所。道路脇の草薮から草薮へ、真っ黒い上半身だけの影が、右から左へ音も無くスーっと水平移動したそうです。
私もその時は車の前を直視してましたが、何も見えませんでした。
K曰く、その影が「おっさん」だと直感的に判ったそうです。
黒い影は、左の草薮に消えると、それっきり現れませんでした。
そして、フラッシュのような閃光現象も、その後収まりました。
そこはKの家のすぐ近所ですが、友人のM氏がKの家に遊びに行く道中でも、真っ黒い影によく追いかけられたそうです。
Mにも霊感があり、その影が「おっさん」だと直感的に判ったそうです。
MがKの家に遊びに行く時、奈井江の墓場から高速道路を潜るトンネルまで、真っ黒い影が蛇行しながら車の後ろから追い掛けてきたといいます。
追っ手?はトンネルの所で立ち止まり、それ以上追いかけて来ないそうです。
しかし、帰り道にそのトンネルを通ると、また「それ」が追いかけてきて、奈井江の墓場で消えていくそうです。
多分「それ」と同じモノではないか、と推測してますが…。
その近辺には以前、水田用の溜池が在り、そこに農家のおじさんがトラックで池に落ちてしまい、水圧がかかったドアが開かず、そのまま中で溺死してしまったそうです。
また、立入禁止と書かれた厳重なフェンスが草薮の中にありました。
友人達が見た幽霊は、そのおじさんではないかと思います。
怖いというより、哀しい話です…。
フラッシュのような閃光というのは、ラップ音みたいな、幽霊出現の前触れみたいな現象でしょうか?
このHPで、同じような現象を体験された方がいて、ちょっと驚いています。
あれは、幻覚ではなかったんじゃないかなと、今思っています。
ついでに、この文章を書いてからHPへ送信後、MSIEが閉じようとしても閉じなくなり、かなり焦りました。
何しろ仕事中にこのHPを閲覧してましたから#仕事しろや!
他の動作は全て正常に出来るのに「終了」だけがいう事を聞かず、しまいには他のアドレスへ勝手にリンクをおっぱじめやがった!
結局CTRL+ALT+DELで強引に閉じました。こんな事は初めてです。
まぁWindowsなんてこんなもんでしょうが。
06/18[北海道在住@]
物理的に何か起きると不安になりますね。
私は職業柄、地方への旅行が多く、全国47都道府県の主要ホテルは殆ど泊まったことがあります。
この話を読んでから、ホテルに泊まると、まずベッドの下を覗く癖がついてしまったくらいです。
ただし、霊に好かれない体質なのか、怖い思いをした事はありません。
思うに、この話は誰かの創作ではないかと。
なぜなら、どこのホテルでも部屋にあるベッドは、シングルであれダブルサイズのものであれ、床とベッドの最下部との間隔は、せいぜい20cm程度しかなく、とても鎌を持った男が宿泊客が部屋を空けた隙に潜り込めるようなものではないのです。
kokoさんのお話では、実際に鎌を持った男が逮捕されたという話を聞いたか読んだかした、とありますが、幻として見えたというならまだしも、それはちょっと作り話としか思えないのです。
ホテルによっては、床との間が高いベッドを置いてある所もなきにしもあらずですが、まず、この話は聞いている人間の盲点を突いて、かつごうとしているように思います。
その意味では面白いんですが。
『ベッド下』『鎌』など話の筋は都市伝説ですが、過去「珍事件」に属する犯罪被害者の機転のきいた対応事例は数多いです。
映画研究の同好会にも入っていましたが、その仲間が「卒業の記念写真を撮ろう」と言い出しました。
具体的な話を聞くと、カメラはカメラでも8mmカメラで、3クラスある4年生を一つの教室に集めます。
三脚のカメラを布で隠してスイッチを入れる。
みんながすぐ終わると思いきや布を取って「実は8mmです。皆さん3分間そのままで!」と言います。
撮影が終わったら、机や椅子を元の位置に戻すまでカメラを回すというアイデアでした。
同好会の皆はそれは面白いと即やる事になりました。
二回リハーサルして本番で見事大成功。面白い卒業記念フィルムが出来ました。
最初のリハーサルの時、教室のコンセントだけで撮影用照明の電気を使ったため、校内のブレーカーが落ちてしまい、校舎の半分が停電してしまいました。
先生や用務員の方に怒られました。
それで、二回目は隣りの教室、上の教室、下の教室から電気を持ってきて、ブレーカーは落ちず成功でした。
ここからが本題ですが、二回目のリハーサルの時です。
私は上の教室のコンセントを抜きにいきました。
階段を3階へ上がると、左が教室で右が理科室でした。
三階は真っ暗でコンセントを抜いて廊下に出た時です。
理科室の小さいガラスのついた引き戸の真ん中から、白い綿のような物が出てきました。
私はまだ目に照明の残像が残っているのかと、白い物から違う所に目を何回も移しましたが、白い綿のような物は戸から出てきて高さ80cmの所で浮いていました。
私はヤバイ!と階段へ逃げる準備をしました。
目を離さないで抜き足差し足で階段へ行き、階段を少し降り、後ろを見る感じで立ち止まりソレを見てました。
廊下の所でその白い物は膨らんできて黒色に変わり、何とトランクスを履いた人間のお尻になるではないですか。
なぜトランクスかと思ったのは、足のももがそこから生えてきたからです。
左のももが半分位出た時、右のももが出てきました。
私はここまでで怖さが限界に達し、一目散に階段を駆け降りてしまいました。
「出た、出た、お化けだ〜」
仲間に向かってそう叫んでしまいました。
すぐ仲間が上に行きましたが「何もないぞ」と言われました。
本番撮影終了の時、私は上のコンセントはもう抜きに行きませんでした。
02/04/27[おじさんライダー@]
ももが生えてくる様子。今でも忘れられませんか?
雑誌『ほんとにあった怖い話』ファンページ「ほん怖本舗」。情報交換しましょ。
バーチャル不思議探訪『中国紀行』
バーチャル不思議探訪『東北紀行』
【配信システム】
全て同じ内容が配信されますので、登録が重複しないようにお願いします。
登録・解除は『こちら』からできます。
Copyright (c)2003 web surfer & kibitaro