私は長崎県に住んでいますが、佐賀県境でもあります。
佐賀県には背振(せぶり)という村があり、そこは、佐賀の人もよく知っている心霊スポットです。
そこは、廃墟になった旅館で、別館と本館に別れています。
その付近には家がチョコチョコ建っているけど、誰も住んでいません。
その旅館では、近くにあった施設から「いのちゃん」という患者が脱走し、チェーンソーでジェイソンみたいに旅館の客を殺したという話があります。
特に別館がひどかったらしく、私の友達T君が昔行き写真を撮ったところ、別館の写真だけが黒く、何にも写らなかったそうです。
友達は、いのちゃんに行く時は車は絶対2台で行ったほうが良いと言ってました。
10/22[るな@]
本館の写真には異常ありませんでしたか?
夕暮れ時、くねくねと曲がりくねった峠道を延々と走っていました。
いいかげん峠道にもうんざりしてきた頃、やっと真っ直ぐな道に出会いました。
疲れていたこともあって、真っ直ぐな道には正直ホッとしました。
「やっと峠道も終わったね」と友達と話しをしていました。
でも、自分の中では何か変な感じが残っていました。
道が真っ直ぐすぎるのです。
ここは山の中、そんなに真っ直ぐな道があるはずないのです。
変だなと思いながら正面に見える大きな夕日を見ていた、その時です。
自分の中の疑問が確信に変わりました。
今走っている道がスーッと夕日に向かって伸びていったのです。
「なんだこの道は!!」と恐怖を感じた私は車のブレーキに足を乗せていました。
すると、夕日に向かって伸びていた道は消え、目の前には急カーブが迫っていたのです。
そこから急ブレーキをかけ、私は、あと50cmくらいのところで危うく崖への転落をまぬがれました。
その後、車を降りてその場所を見たところ、ガードレールは壊れ、車のスリップ痕が何本も崖に向かって伸びていました。
いったいここで何人の人が亡くなったのか。
私もその崖に呼ばれたのでしょうか。
今回、私は偶然にも助かりました。
しかし、もう一回このような事態が起きたとき助かるかどうかは分かりません。
そして、この呪われた場所を皆さんにお伝えしたいのですが、申し訳ない、詳しい場所がわかりません。
皆さんも異常に真っ直ぐな道には、くれぐれも用心してください。
10/18[手代木@]
真っ直ぐな道、そして大きな夕日が見えるとき、お互いに用心しましょう。
子供の頃から新潟県北に在る、笹川流れという海岸に海水浴によく行ったものでした。
今でこそ観光地になっていますが、当時は漁師小屋のある岩場の洞窟なんかがあって、子供にはドキドキする場所でした。
何年前か忘れましたが、親戚と共に10数人でキャンプを兼ねて海水浴に行った時でした。
1泊のつもりが大人たちの都合で2泊のキャンプになってしまった二日目の夜でした。
当時、大人たちの連休と言えばお盆。父は公務員だからなおさらでした。
笹川流れの漁師の家はお盆になると、海岸に仏花を立て先祖をお迎えするらしいのですが、当時は分からず不思議に気持ちの悪い記憶が有ります。
その日の昼間、沖に多数の船が出ていました。
お盆の行事をしているのだと子供心に思っていましたが、どうやら水難事故があったようです。
今思えばお盆のさなか漁師さんが船を出しているのもおかしなものです。
大人たちもその事には気づいていないらしく、地元の警察官がきて、今日ここではキャンプ禁止と言われたのは日が落ちかけた頃でした。
父親たちもその頃は若いわけで恐いもの知らず。
キャンプが禁止なら漁師小屋に泊まろうと、捜索を引き上げてきた漁師さんに、カンズメを手みやげにお願いしたわけです。
漁師さんの家の奥さんが親切に「家に泊まりなさいよ」と言っていたのを覚えています。
しかし、大人たちは漁師小屋に毛布を敷き込み、酔っ払いながら大騒ぎです。
その後しばらくでした。子供達は恐い体験をしたのです。
時間はそんなに遅くなかったと思います。
午後9時か9時半ですが、花火も終わり、辺りは少し生臭い(魚取りの網とガラスたぶん浮きだと思いますが)ロウソクの光の中、私たち子供達はどきどき楽しさで興奮して眠れません。
しばらくすると、おしっこをしたくなった子供達、私も含む6人で水際までおしっこをしに行った時です。
女の子はしゃがんで、男の子はふざけながら「にいちゃん、花があるよ」「花にしっこかけんな」など他愛のない話をしていると、目の前の水際から海草の束みたいなものが、ポコンポコンと浮かんでいるのが見えました。
私たちは海坊主の頭だと言いながら少しビクビクしていると、波が引いた瞬間、目を閉じた人の顔に見えたのです。多分6人とも。
しかし皆、声を出しませんでした。
たしか2,3歩後ろに下がったと思いますが、もうしばらく見ていると、ヌゥと顔を出した人達が浜に上がってきました。
男女の見分けはつきませんでしたが、目をつぶったまま、ユラユラとゆっくり上がってきました。
私たちを避けるようにしてです。
後ろ姿も見ました。背中がキラキラ光っていて反射していました。
急に私たちには緊張感があふれ、元気なく漁師小屋に戻って眠りにつきました。
夜が明けても昨夜の事は誰も話しませんでした。何か悪い事をしたような気分でした。
それから、1週間ほどして、捜索されていたのが女の子と知りましたが、その晩見た人達とは関係ないと思っていました。
先日、いとこ達が集まった時に初めてこの話が出た時に、お盆に帰ってきた先祖が1週間ぐらいであの世に帰ると言われている所もあるという話になりました。
そして、その女の子は引っ張られたのかな、という話になりました。
もう少し早く笹川流れに行っていたら、海の中にあの亡者達が居て、私たちを海に引っ張たのかもしれません。
07/09[c-chan@]
お盆の日には泳がない、船を出さないという風習は、今でも伝えられているのでしょうか…。
雑誌『ほんとにあった怖い話』ファンページ「ほん怖本舗」。情報交換しましょ。
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