ある医院の隣に○○神社という所がある。
そこは『夜中になると、馬の足音が聞こえてくる』というので、その地域では結構有名だ。
そこは昔、ある大きな戦のとき、討ち死にした武士たちを馬ごと埋めてあったそうだ。
そして、夜な夜な不気味な声が聞こえるようになったため、武士たちの供養はしたが、無残な馬の亡骸には何もしなかったようだ。
「パカッ、パカッ、パカッ…」
それ以来、夏のある日(戦があった日だろう)になると、今でも首のない馬が蹄の音をたてて走り回っているそうだ。
03/06[BAKA.ちゃん]
首なし伝説というと柴田勝家の首なし行列を連想してしまいました。
(武士と)馬にまつわる怪異譚は数多くありますが、馬の供養は、というとどうでしょうか。
私の地元浜松市の犀ヶ崖(さいががけ)には、遠州大念仏として伝わる人馬の供養祭があります。
西所沢駅から徒歩10分位の所に、友人と二人で一戸建てを借り、そこから西武線沿線の音楽大学に通っていました。
庭に小祠があり、更に裏庭にお稲荷さんがある古びた家でしたが、家賃が安かったので、卒業までそこに住むつもりでした。
引っ越してから1年と4ヶ月ほど経ったある晩のこと。
「助けてくれー」
友人の部屋から大声がするので行ってみると、寝たまま床から15cmほど浮き上がった状態で、部屋の中を見えない何者かにひきずられていました。
3分くらい、なす術もなく呆然と見ていると、急にピタっと止まって、友人はドスンと床に落とされました。
…と、先輩が話してくれたのを思い出しました。
人から聞いたといっても、3人(住人2名と私)とも同じ大学に通っていたので、本人にも確認済ですので、噂話の類ではありません。
実話ですが、その現象が起きたのは一回だけだそうです。
その後、引越しをしたのか住み続けたのかまでは覚えていませんが、20年以上経った今、その場所には大きなマンションが建っています。
03/02[音大くん@]
祠やお稲荷さんがどうなったか、気になるところですね。
雑誌『ほんとにあった怖い話』ファンページ「ほん怖本舗」。情報交換しましょ。
【配信システム】
全て同じ内容が配信されますので、登録が重複しないようにお願いします。
登録・解除は『こちら』からできます。
Copyright (c)2004 web surfer & kibitaro