「えっ、だれが?」
「この本の彼女が現れたんだ。このベッドに座ってたんだ」
「なんだ、幽霊か?」
「まあな」
私は本当にビックリしました。初めて会った人がいきなりそんな事を言うなんて。
直ぐにその本を見ました。
確か本の題名が『○歳の原点』と記憶しています。
初めの2,3ページが、この本を書いた彼女の白黒の写真でした。
座ってこちらに微笑みかけている彼女の写真を見ると、確かにカワイイ子です。
瞳の中に吸い込まれそうな、男性の誰もが見ても、彼女にしたいときっと思うんではないかなと感じました。
でも、その彼女は、もうこの世にいない人だったんです。
私はそれを知って二度ビックリしてしまいました。
「彼女に会いたいと念じていると現れる」
当時、友人の同級生の彼が言うには、そう巷で噂されていたようです。
そして、自分もやってみて、本当に現れたというのです。
その彼女と一緒に、あの世へ行ってしまった人もいると聞きました。
03/20[おじさん ライダー@]
本のレビューを読みました。(幽霊云々ではなく読み物として)一度読んでみたいと思います。
雑誌『ほんとにあった怖い話』ファンページ「ほん怖本舗」。情報交換しましょ。
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