一度目は、大学受験のとき、東京の受験生の宿(根津の旅館)に友人と二人で宿泊した時のことです。
早朝、男の人が部屋に入って来た気配がしました。
宿の人のような、受験生のような…。
そう思いつつ寝ていると、唇に感触が…。
何だ!と目を覚ますと、唇の感触だけが残っていてとても変な感じでした。
受験は合格しましたが、感触の残る夢は初めてでした。
二度目は、結婚後、2歳くらいの小さな息子と主人と三人で、栃木県鬼怒川温泉のホテルに宿泊した時のことです。
大きな観光ホテルでした。部屋は和室で三人にとっては広いくらいでした。
食事は部屋へ運んでくれて、寝床の用意もしてくれて、マッサージも頼んで、非常にいい感じでした。
しかし、何か変です。
お給仕やらで部屋に出入りする仲居さん達や目の不自由なマッサージ師さんは、とても寡黙でした。
夜、トイレに入ると、電気がチカチカと点滅して消えました。
背筋が寒くなって飛び出すと、パッと電気がつきました。
部屋の内装は新しいのに、電気が点滅するなんておかしいです。
後で聞くところによると、内装を新しくしなくてはならない事情があったようです。
詳しくは教えてもらえませんでした…。
三度目は、祖父が他界した時のことです。
夜、ベットで横になっていると、部屋の隅の天井から視線を感じました。
おじいちゃんです。
「どうしたの? 私は元気でやっているよ」
そう心の中でつぶやきました。
次の日の朝、電話が鳴ったとき「そうか、おじいちゃんが亡くなった知らせの電話だろう」と妙な確信がして、電話の受話器をとりました。
初めて経験した「虫の知らせ」でした。
04/25[CLMchie@bb]
唇の感触。なにか生々しいです。
鬼怒川温泉の怪異譚は良く耳にしますので、同地で聞き取り調査をしてみたいです。
オチは、女の正体は古狸というものですが、もし修行中の「くのいちさん」だったりしたらどうするの? (^^
みなさんの田舎にも、こんな民話がある?
狸にまつわるお話は、面白いですね。皆さんの地域にもありますでしょうか?
その日、わたしはコンピューターゲームで楽しんでいました。
「あっ、もうこんな時間か。そろそろお昼だな」
パソコンの電源を切ろうとしました。
でも、手順どおりにやっても切れないのです。
考えた末に、強制終了しようと思い、キーに手をのばしました。
そこへ、弟がやってきました。
「南無阿弥陀仏」
弟が突然、唱えると「パチン」っという軽い音と共に、パソコンが切れました。
「どうしたの?」
「言わなきゃいけないような気がした」
弟は、答えました。
あれは不思議でしたが、もう、そういう事はありません。
04/23[おいおい]
弟さんは、なにか前もって感じていたのでしょうか。
神奈川の東海大学の二号館は、大きな講堂になっていて、大きな貝のようなちょっと風変わりな建物です。
その隣に、ガラス張りの円筒形の建物があります。
それは3〜4階くらいだったと思いますが、中はトイレになってます。
そして、中央には螺旋階段があります。
ある暑い夏の日でした。
その日は、肌に突き刺すような日差しでした。
講義が終わり、私が、その円筒形の建物の横を歩いていた時です。
なんだか、どこからか見られているような視線を感じました。
それを上の方から感じたので、その円筒形の上を見上げました。
すると、その屋上にヒトが立ってるのが見えました。
屋上には手すりもなく、その人は、ふちスレスレに仁王立ちして、私を見下ろしてました。
よくみると、学生のようでした。若い男性です。
地味な服装でショルダーバッグを肩からかけてました。
髪の毛はやや長めで、顔は逆光でよく見えませんでした。
田舎から来た貧乏学生といった感じに思え、なんとなく暗い感じでした。
私は、「あんなとこに立って危ないなあ」と思いました。
その時は、学生が悪ふざけしてるのだろう…くらいに思えたので、あまり気にしませんでした。
その後、アパートに帰りました。
しばらくして、あることを思いだしました。
そして、おかしなことに気が付きました。
今は、夏です。今日は猛暑でTシャツ一枚でも汗がにじんできます。
それなのに、あの男は、ジャンパーを着ていたのです。
地味な色の冬モノのコットンのジャンパーにジーパン姿でした。
とても、夏には不釣合いな格好でした。
背中にゾッとしたものが走りました。
どうも気になるので、その建物の屋上にいってみることにしました。
外からみると、1階はトイレ、2階もトイレ、3階は、なにやら使われてないように見えました。
螺旋階段をあがっていくと、どうしたのか3階へ通じるところに壁が出来てます。
壁といっても尋常ではありません。なんと、鉄の壁です。
一面隙間なく鉄の板で頑丈にふさいであるのです。
階段部分は、普通の扉になってますが、そこは鉄の扉で頑丈な錠前で鍵がかけられています。
ちょっと異常な感じがしました。
ただ立ち入り禁止にするなら、普通に扉を作ればいいのに、この塞ぎ方はただごとではありません。
こんな鉄板で厳重に封印するほど、重要な部屋があるとは思えません。トイレなのですから。
他に屋上に上がれる方法はありませんでした。
じゃあ、あの学生は、どうやって昇ったのでしょうか?
また、何故こんなに厳重なバリケードが設けてあるのでしょうか。
どうにも不自然に思えてなりませんでした。
その後、しばらくして、あるサークルで、2号館で何度も幽霊が目撃されているという事を聞きました。
幽霊なんているわけない。だが、あの学生の寂しそうな姿を確かに見ました。
本当に、そこにただの学生がいただけなのでしょうか…どうにも腑に落ちません。
その建物を観察していて思ったのですが、自殺するのに向いている場所ではあります。
実は、あの場所は、相次いで自殺が起きた場所なのかも知れません。
何かに引き寄せられるように。
だから、あの厳重なバリケードが設けられたのかもしれません。
それ以外、あの厳重な扉の意味が理解できません。
今は、どうなってるのでしょうか…。
04/22[イノ シシオ]
今はどうなっているのか、私も興味があります。
坂道で勢いづいて駆け下りていると、右手側のかなり荒れ放題の空き地で「ガサガサ」っと音がしました。
なんとなくそちらへ振り向くと、なんと30か40cmほどの長くて太い足のない生物が、草むらをピョンと跳ねたのです。
私は、つまづきながら立ち止まり、それをよく見ようと草むらに近づきました。
すると、その生き物は、またピョンと跳ね上がり、三回飛んで空き地の下の藪の中に消えていきました。
空き地には、そのとき私の膝上くらいの草が生えていました。
蛇の一種のようでしたが、形が絶対にカエルではないと断言します。
それに顔が三角で、胴が横に丸く、尻尾がピンと斜め上にとがっていました。
記憶違いでなく、はっきりと覚えています。
私は、あれはツチノコじゃないかと思っていますが、いまだに何だったのかとても不思議です。
04/21[村田@]
UMAと認定します。どこで目撃されたのでしょうか…。
その日、景子(仮名)は、電車に乗ろうとO駅に行きました。
切符を買い、改札を抜けました。
すると景子は、知らない場所に居たそうです。
周りからは、人も音も消えていた。
でも、知らない女の人が立っていたそうです。
女の人は、景子のほうを向いて、ニッコリ笑うと消えました。
次の瞬間、景子は元の場所にいたそうです。
「ぜんぜん知らない女の人なのに、どこか、懐かしいような感じがした」
景子は、その時のことを振り返りました。
そして、それからは、景子はそういう体験をしていないそうです。
04/21[おいおい@bb]
彼女は、あるとき突然、誰なのか思い出すかもしれません。
雑誌『ほんとにあった怖い話』ファンページ「ほん怖本舗」。情報交換しましょ。
【配信システム】
全て同じ内容が配信されますので、登録が重複しないようにお願いします。
登録・解除は『こちら』からできます。
Copyright (c)2004 web surfer & kibitaro