JR西千葉駅の駅前に、空き地になっている一画があります。
その一番駅寄りの隅には「西千葉稲荷大明神」のほこらがあります。
私はそのすぐ向いにある幼稚園出身なのですが、確か幼稚園のころ、そこが昔処刑場だったという話を聞きました。
友達とそこを探検したとき、何か骨のようなものを見た記憶もありますが、勇気がなくて確かめませんでした。(これはちょっと自分でも思い込みの類かなーと思いますが)
それから数年後、その空き地の一画にビルが建つことになりました。
当時中学生になっていた私は、件の「首斬り山」説を友人に披露し「大丈夫かなー」とか勝手なことを言っていたのです。
ところが、よりによってそのビル、病院になることになり、私達はますます好奇心いっぱいで成り行きを見守っていたのです。
でも、それからいつまでたっても開業する様子がありません。
はっきりとは覚えていませんが、それから1,2年経ったような気もします。
そこは何故か看板が掛け換えられ、普通のオフィスビルとして開業しました。
そして当然というかなんというか、工事担当者が亡くなったとか、ビルの持ち主にも不幸があったとかいう噂がどこからともなく流れてきました。
それで病院になる計画は中止になったというのでした。
そのビルには、設計段階で埋め込まれてしまった病院のマークが今でも残っています。
そして駅前の一等地であるにもかかわらず、その空き地の残った部分は、今も空いたままになっています。
あの噂は本当だったのか、今でも気になります。
本当に首斬り山だったのかしら。
建設にまつわる噂話は沢山ありますね。骨が出てきたとか…。
<西千葉の話に追記です>
そういえば、あそこにある西千葉稲荷大明神、昔と位置が変わっているんです。
昔は「首斬り山」の中にあったのに、ビルの工事が始まった頃に、はしっこに移されたんです。
元あったところとビルの建ったところとは関係無かったので、今考えると、あそこの空き地の他の部分も開発する予定だったのでは…と思うのです。
やっぱり、頓挫しちゃったのでしょうか。
[みゆみゆ@meshnet]
商売や病院に『斬』は縁起が悪いですからね。祠や墓を移動すると怪異がおきるというが。
これは実際に、昔、息子をひき逃げされたおばあさんが、その道に夜な夜な立って犯人の車を探していたという話からきているのだと思います。
余談:類似ものに「杖突じじい」というのもあります。
[魔魅心太@fujita-hu]
以前にも類似した話が投稿されていましたが、やはり事故に対する警鐘でしょうか。
この話自体は、本当なのか嘘なのかわかりませんが、そこの交差点では事故が多く、幽霊も多くの人が目撃しています。
そのため、お地蔵さんまで建てたのですが、あまり効果がないようで、現在も霊は、さまよっています。
この交差点の目印は、古びた「うどん」です。
[ぐっぴー@so-net]
事故が事実とすれば悲しい話ですね。ご冥福をお祈りします。無事故祈願。
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