読まれた本は、おそらく私と同じ『怖い』という文庫本だと思います。
この本を読んで、東村山にも八坂神社以外に「こんな曰くの所があるのか」と、実地探検に赴いてみたという訳です。
その狭山公園ですが、公園の土地全体にはどんな曰くがあるのかという事は、私も今のところ知りません。
その中にある、特にいつも話題にしている「宅部池」についてのみ、そこの立て看板に書いてあった由来から、かつて子供や作業夫たちなどここで溺れてしまった人たちの悲しい出来事があったということが解っているだけなのです。
狭山公園が隣接する、大きな多摩湖の整備工事に関わることなので、公園の場所は元々整地される前の湖岸と森だったと思います。
人造湖として手を入れられてから、おそらく現在のような巨大な水溜まりになったのでしょう。
多摩湖が出来る以前の状態も含め、まだまだ私には未知のままなのです。
大正時代以前の多摩地方。つまり、現在の所沢市、東大和市、東村山市あたりの古地図を見る事が出来れば何とか様子がつかめると思います。
普段から郷土史や社会史にアンテナを張ってなかった私としては、まだ詳しい事情については「これから調査開始!」という感じなのです。
投稿文には書きませんでしたが、添付した地図(*5)に記したように、西武遊園地駅寄りの入り口付近にお社があります。
ここに公園の由来が秘められているのかもしれません。
でも、もしかしたら、本当は何かが化けて出るような曰くなんて何もないのかもしれません。
少なくとも、過去に起きた池での悲劇を鎮めたような様子は何も残ってないし、そのお社についてもその意味でお祀りされているのでは全くないと思います。
しかし、大昔の事故とはいえ、溺水した子供や男たちの思いが残っていないとは言い切れないと思います。
その池端で撮った写真も参考に添付します。
実は一ヶ所しかない同じ立て札の場所を、最初に行った時(*1)と大晦日の時(*2)と、日を変えて撮影したものです。
この2枚を比べて、その立て札の側に立っている樹の位置が変だと思いませんか?
いくらアングルが違うとはいえ、こんなにも同じ樹が立て札の左にあったり、右側にあるように見えるものなのでしょうか。
まるで樹が移動しているとしか見えないのです…。
もしこれが立て札の左右にある別々の樹だとしたら、そのどちらにも幹の少し曲がっている腰のあたりに、同じ様な青い色が付くものでしょうか?
そしてこの「青く発色した」モノは何なのか?
これがまた不思議で、いつも撮影する時には対象物に注意して撮るのは勿論ですが、この青い色には気がつかなかったので、本当に元からこんな色が付いているのだろうかと思っていました。
後日、先頃東京に二度目の雪が降り積もった日、確か1月27日に、雪で真っ白になった公園を、雪に足を取られながらも強行して訪れてみました。
その時に、特に問題の樹を注意して観察したところ、どうも問題の青い色はやはり肉眼で確認できなかったのです。
それは、この時の気温や、気象状況、また夜とはいえ、積雪による光の照り返しなどが原因で、この色が見えなかっただけなのかとも考えられます。
この時も、もちろんカメラで写真を撮ってますが、あいにく未だ現像してないので、その確認は出来てません。
ところで、この写真を画像ソフトPhotoshop(ver.5で確認)を使い、明るさや色のコントラストを極端なバランスに調整してみました。(*3)
すると、見た目にはまるでペンキで付けられた様な「青い色」が、まるで『気』を持っているかのように、極端なバランスの中でも色彩や輝きを失わずに残るのです。
そして、その画像処理をしているうちに、この最初に撮った写真にはどうやら霊と思われるものが写っているようだと気づいたので、それを拡大してあります。
特に樹の枝葉の間にある、オレンジ色の果実のように見えるモノは怪しく、一つだけでなく、髑髏のアタマの様に見えるモノ(*4)など含めて二つ三つが集まっているようにも見えますが…。
いかがでしょうか?
「思い過ごしさ」とご批判いただいてもいいし、またお知り合いの方のご意見を入れていただいても結構ですので、宜しかったらご感想をお聞かせ下さい。
長くなってしまいました。
雪の公園を、武蔵大和駅側から入っていつもと逆のルートを辿り、結構苦労しながら歩いて縦断したその日、公園への物好きな私の後から現れて、私を通り越していった「不思議なおじさん」の話。
それと新しいネタ、やっと訪れることが出来た鎌倉の逗子トンネル(名越トンネル)体験話などありますが、また改めまして。
*1.『宅部池初日』(12KB)/*2.『宅部池2回目』(13KB)
*3.『宅部池初日の解析』(34KB)/*4.『宅部池の畔で見たモノは…』(23KB)
01/02/13[ねこはネコ@]
前回、かなり要約して書いたので、一応補足分です。
池に到着した早々、手前にあった木の上から何かが「ザブンッ!」と池に落ちた後、何か白い、月が水面に反射しているような、ぼんやりしたモノがその落ちた辺りの水面に数秒間映っていました。
それを「何だろう、子供の顔が映ったり浮いたりしているのだろうか」と目を細めて凝視しても、どうしてもそれに焦点を定めることができない。
そして、なんだか丸っこい白いボォ〜っとしたモノが在るような無いような感じが、見えただけだったという事がありました。
地図は、最初に公園に訪れた直後に描いたものです。
*5.『狭山公園地図』(64KB)
01/02/16[ねこはネコ@]
私が読んだのも『怖い』でした。※竹書房文庫『怖い』加藤 一 2000年10月刊
返信(私信)扱いするかどうか。掲載まで時間がかかりましたが、ひろく読者の皆さまからの意見を伺おうと公開にふみきりました。
樹の位置については、現地で調べないと判らないので近々、行ってみようと思います。
雑誌『ほんとにあった怖い話』ファンページ「ほん怖本舗」。情報交換しましょ。
バーチャル不思議探訪『近畿紀行』烏天狗のミイラ篇(03/9/4,10/23)「巻物の解説」追加
バーチャル不思議探訪『中国紀行』更新を怠っていたので、いつの間にかサーバから消され、他の方のHPになっていました。
バーチャル不思議探訪『東北紀行』再度登録しました。URLが変更されています。<(_ _)>
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