突然、古びた着物を着込んだ老婆が現れ、何かを大声でわめきながら小学生を追いかけ始めたそうです。
追いかけるときの老婆の口からは異常に長い舌が出るそうで、ベロ出しばばあと呼ばれていたと思います。
当時、怖かったのは、その老婆は下駄を履いているのですが、追いかけるスピードが尋常でない早さだと聞かされ、夕暮れの下町を足早に通り過ぎました。
レトロでノスタルジック溢れるこの話。誰か知りませんか?
[yan]
40年代には既に、走るお婆さんの話が囁かれていたとは…。
どうせやるなら雰囲気を出そうということで、霊園に行ったのは夜中の2時。
車には4人乗り込み、みんなできちんと3周したのを確かめました。
しかし、何も出ないので「じゃあ帰ろう」となりましたが、どうしても帰り道が見つからなかったそうです。
だんだん怖くなってきて「どうしよう」と言っていたら、その中の一人が「前に進んで道がわからなくなったのなら、バックしてみたら?」と言ったのです。
そうしたら、突然「ドン」と何かにぶつかった音がしたので車から降りてみたけど、暗くて見えない。
「じゃあ青森駅の前なら明るいから、そこまで行こう」ということになったそうです。
その後は無事に帰り道も見つかり、青森駅に着いたのです。
そして車の後ろを見てみると、血まみれの手形が着いていたそうです。
その手形はなにをやってもとれなくて困ったけど、車じゃないと大学まで行けないので、しぶしぶ乗っていました。
ところが、1週間後事故を起こして廃車になったそうです。
[にけ@]
結局、手形はとれたのでしょうか…。
吉本興業の若手タレント数人が、マイクロバスでロケ移動の為に夜中にその道を通ったのです。
「ここは子供の幽霊が出るという潰れかけた歩道橋があるらしいで」との話しになり、バスの中はその話でもちきりの状態でした。
しばらくすると、運転手が「歩道橋の上に、子供がおるで!」と叫んで急停止しました。
スタッフもタレントもマイクロバスの前方に詰め寄って、真っ暗な細い道を見つめましたが、「どこにやねん。何も見えへんやんけ!」などと真剣にヘッドライトの照らす方向を見つめました。
そこには確かに歩道橋がありましたが特別におかしいところはなく、運転手のみがボヤ〜っとしたモノを見たという事で、最初は多分見間違えたのだろうという話になりかけたのです。
ところが、ある先輩タレントとそのマネージャーが確かめにいく事になり、全員がバスから降りてギャグや冗談を言いながら近くまで寄ると、皆の会話が止まりました。
なぜならその歩道橋は、向かって左側の登り口が無く、道の左にある山の中腹に突き刺さるような形だったからです。
「多分、崖崩れがあったんやろうなあ」と言うその先輩タレントが強気にも、どんどん近づいていきました。
マネージャーもさすがに気持ち悪くなり、引き返すように言いましたが、何とそのタレントは歩道橋に昇ってしまい、「別に何にもあらへんぞ!」と大きな声で叫んだのですが…。
その直後、走るように歩道橋から降りてきて、脂汗を浮かべて「なんか触られたみたいな気がする」と言い、歩けないと叫ぶのです。
これは何かあったなと感じたスタッフの一人が、周りのもの全員でそのタレントを何とかバスの中に運び、その場からUターンして別ルートを通ることにしました。
「熱い。なんか苦しい。上着とズボン脱がしてくれ。頼むわ」とうなされるように言うので、皆で脱がしてやりました。
しかし下着だけになったのに、まだ熱いと言い続けているのです。
とにかく迂回しようと運転手が地図を見るために全てのルームランプを灯したのですが、そこで全員が見たものは…。
そのタレントの足のいたる所が子供の手の形の痣だらけでした。
しばらくしてその痣は見えなくなり、その後は、その時のメンバー全員に特に災い等は無かったです。
後日その町の近隣が出生地であるタレントにその話しをしたところ、詳しい事がわかり、やはり子供の霊がさまよっているのは間違いなさそうです。
「街道と山との間に小学校の小グランドがあり、そこへ渡るための歩道橋もあったけど。
崖崩れでグランドと歩道橋の一部が埋め尽くされ、その後別の場所にグランドを作らはったらしいが、やがて廃校になってしまい、全部ほったらかしのままやと聞いたことがありますわ」との事。
「霊で有名になるのもいいが、まちおこしのつもりかいな?」とぼやいてました、との事です。
[百物語@]
あちこち移動している方は、怪異には事欠かないってことかな?
一人の男の人が無断欠勤をし、心配した仲間が電話をしてみたのですが、一向に連絡がとれません。
そんな状態が一週間も続いたのでみんなで彼の家まで行ったそうです。
すると、彼は家にいました。
聞けば一歩も外へは出ずにずっと家の中にいたとの事。
仲間の一人が「いいからいこう」と誘うと「だめなんだ!! 動いちゃだめだって言うから、だめなんだ!!」と彼は言いました。
みんな不思議に思って「いったい誰がそんなことをいうの?」と訊くと、台所の冷蔵庫の隙間を指差して「あそこにいるんだよ…」
見てみると、隙間から赤い服を着たペラペラの女の人がこっちを見ていたそうです。
[めそ]
だめな理由とは何だったのでしょうね。
私も実際行ってみたのですが、昼でも鬱蒼と木が茂っていてとても気持ち悪い所です。
そこはかなり昔にバスの転落事故があり、それ以来幽霊がでるそうです。
あと、トンネルの下には通称「首かり神社」という神社もあります。
そこもでます。
[はやひ@]
ここも、旧の方に噂があるのですね。
近畿の話少なかったので、知ってるやつを少し題名だけ。
その他いくつかありますが、とりあえず。
[h2@]
道路にまつわる話が多いですね。
現在、1,800冊超(単行本920+雑誌880)となっております(^^;
Copyright (c)1998 kibitaro & web surfer
Since 09/13/1996, Last Updated 12/19/1998