不思議小話
第15部


  1. はじめまして〜。
    ある日ある時、何気なくネットサーフィンしていて偶然このサイトに出会えました。
    私は「不思議」が好きです。
    怖いことは仕方なく受けとめて、何気なく不思議だなと感じるものは素直に受け入れるようにしてます。
    きっとそんな中で、このサイトに出会えたのは、なにか運命でもあるのかな。 なんちゃって。

    私達の周りには、どうでもいい情報やウソの情報などが氾濫していて、いったい何が本物かを見極める「目」を持っていないと、とんでもないことになりますよね。
    そこで、私も「これはね〜」というような眉唾もののような気のする情報の中、模索しながら自分の不思議体験を解釈して生きています。
    でも、このサイトはそんな懐疑心なしに、スムーズに読めるのはなぜかな〜?
    きっと相性が良いからかな。

    では、いきなり私の息子が話してくれる話について、お話しします。
    私の息子は、別に変わった能力があるわけでもない、ごく普通の小学4年生です。
    ちょっと落ちつきがないのが難点です。
    で、この子ときたら、自分がこの世に生まれいでた瞬間の話をするんです。
    それを簡単に羅列してみました。

    1. 生暖か〜い気持ちの良い水みたいな所にいたんだけど、穴が見えて(穴の存在を視覚でなく、感覚的に察知したような説明をしてくれた)、そこから出なくちゃいけないんだな〜って思ったから、頭をぐぐぐ〜っと押し付けてみたら穴が大きくなった。
    2. その穴の方から明かりみたいなのが見えたから、そっちが出口だってわかったんだ。
      出てみたら、光がまぶし過ぎたのと、びっくりしたのとで、すぐに声が出なかったけど(*1)、そばに居た人がみんな笑ってたから「ここは安全な所」だとわかって声だしてみたら、あ〜んあ〜んって泣いてたの。
      そのあと身体ふいてくれて、またなんか気持ち良いお水の中に入ったんだよね(*2)。
      今度は女の人に持ってもらってたんだよね〜。
      あのときも気持ちよかったな〜。
      そのあと、ベッドみたいなところに寝かされて、少し寝ていたら、男の人と女の人(*3)がこっち見ていたような気がしたから、目を開けようとしたら片方しか開かなかった(*4)けど、どっかで見たことあるんだよね〜。

    *1:確かに出てきて泣くまで時間があった
    *2:産湯に入れてもらったんです。
    生まれてすぐの赤ちゃんの身体には、羊水や卵膜がついていますので、それをきれいに洗ってから、産着を着せてもらうんです
    *3:私は里帰り出産でした。
    主人は仕事ですぐ来れなかったので、私の父母が、夜中の2〜3時頃病院に来ました
    *4:その時の父の話だと確かにうつぶせに寝ていたのに、近づくと頭を起こそうと持ち上げる格好をして右目を大きく開けていたそうです。
    初対面の祖父母のことが直感的に感じられたのでしょうか

    という内容なのです。
    以前、テレビで「子供の不思議な能力」についての特集で、自分が生まれる前〜生まれる瞬間の話を詳しく話す子供がいるというのを見たのです。
    それはだいたい5歳くらいまでの間で、そのくらいの年齢を過ぎると話さなくなるか忘れてしまうらしい(だったかな、ちょっと記憶が定かでない)。
    この番組を見たのは、この子が4,5歳の頃でした。

    その頃は、そんなこと話しもしなかったので「へぇ〜そんな子いるんだ」程度にしか感じていませんでしたので、話しをする子が「どういう子」なのかということまで覚えていませんが…。
    でも私の息子は、その5歳を過ぎて6〜7歳の頃から話し始めました。
    それまでもちろん、この子の生まれた瞬間の話を、この子の前でしたことなんて私の家族にはいませんでした。
    言葉の表現や知識が豊かになった6,7歳の頃とはいえ、この子はどちらかというと表現が上手な方ではないのです(つまり、国語は『もう少し頑張ろう』という評価)。
    先にも述べましたが、何か特別な能力なんて持ってません。
    生き物が好きな、ほんとにごく普通の男の子。
    ただ、時々この話をするだけです。
    だから、テレビで見た特集の真偽がどうのこうのは言えませんが、不思議としか言えませんね。
    [boo@aix]
    私の甥も同じ様な事を言っていました。生命の神秘ですね。
    この種の話は前世体験とは無関係な話ですが、もっと詳しく問うと、その様な感じの話が出てくるかも知れませんね。

  2. 夢の話を書いていた時に思い出したのですが、私の母が末っ子を生む十日ほど前に、変な夢を見たのだそうです。
    それは、母が犬の子を出産してしまうというものでした。
    「あら、これじゃ、お父さんがっかりするわね」と言っているところで目が覚めたそうですが、犬の夢は「安産」という意味があるのだそうです。

    ちなみに妹は、私に最初は弟なのだと思われていて、父も「男の子だと嬉しいな」と言っていましたから、多少がっかりはしたのだろうと思います。
    夢って不思議ですよね。
    [すーぱーろばー@agrex]
    犬といえば有名な、徳川家の話もありますね。

  3. 思春期のころ、私は妙に勘が冴えていた時期がありました。
    小学校高学年のある日、考え事をしていたら何だか急に母が子供を産むような気がして、すごく不安になり、いっしょに帰った友人に「もう一人子供ができたら家出する」と言って「やきもちやきだ」と笑われました。
    まさか、それが二年後、現実に起こるとは思いもしませんでしたが…。

    それと中学に入ったとき、制服を買いにデパートへ行き、包んでもらっているとき、店員が粗品の袋を入れているのを見て「中身は筆記用具だ」とセット内容まではっきりと分かったことがあります。
    年とともに、その妙に冴え渡った勘というのは無くなりましたが。
    でも時々、「今日行くと良いことがありそうだな」と日頃は入ったこともない店に入ったりすると、探していたものを見つけたりするラッキーなことが、あったりします。
    [ひすてりっくぐらんま@bhsfy]
    考えていたことが現実になるのか、出来事を予測したのか、何とも言えない体験って一度くらいはあるものですね。

  4. 恐い話は沢山あるのですが、今回は不思議な予知夢の話を聞いて下さい。
    私は不思議な経験も多いのですが不思議な夢もよく見ます。

    約2年程前になりますが、当時私は、とある会社の研究開発室で連日夜遅くまで働いていました。
    唯一尊敬する上司がいたのですが(私から見ればその人は、はるか雲の上の人ではありますが…)、彼に認められたいと常日頃から思っていた私は自分で言うのも何ですが、結構頑張っていました。
    その甲斐あってか信頼されるようになり、よくお声がかかるようになりました。
    しかし、よくあることでしょうが、直属の上司からは睨まれることになり、そのセクションに居られなくなってしまいました。

    その後、私は自分のキャリアアップのため、ある大学の博士課程に入学しました。
    それから更に1年ほど経ったある日のこと、不思議な夢を見ました。
    私は浅くて限りなく広く、とてもきれいな河もしくは湖で網を持って何かを探していました。
    すると巨大なウナギがいました。
    私の持っている網ではとてもすくえないような大きさでしたが、どうしても前述の上司に見せたくてウナギをすくい取りました。
    網からはみ出してはいましたが、私はそれを上司に見せに行きました。

    彼は大変驚いていました。
    彼の横に収穫(ウナギ)をおろすと、それはいきなり白い斑点のある金色の大蛇になりました。
    二度びっくりしていると、今度は16〜18才位の男の子になって(何と私と同じ顔をしていた!)何処かに走っていき、その子は物陰から私の方をじっと見つめていました。
    直感的に私の子だと、いいえ正確にはこれからそうなるのだと思いました。

    それから約1ヶ月の間に私は新しい職を得、妊娠していることが分かりました。
    現在私は、T大の教官をしている1児の母です。
    ちなみにウナギは昇進出世を意味するそうです。
    [虎猫@vuplzp]
    人生の転機を暗示したのでしょうか。

  5. 僕のうちから10kmほど行ったところに、P山という山があります。
    そこで今から10年ほど前、タクシーの運転手が幽霊に出会ったということがあったらしいです。

    その話の内容は、運転手がP山の中にある小学校の前に差し掛かった時ふと見ると、女の人が手を挙げて立っているのです。
    夜の山道ですから乗車拒否するのはひどいので乗せることにしました。
    その人は小さな声でT駅まで行って下さいと言ったので、運転手はそこへ向かいました。
    5分ほど走ったときです。
    山道なので慎重に走っていてバックミラーなど見ていなかったのですが、ふと見ると何と女の人が消えていたのです。
    しかもそのシートは、グッショリと濡れていたのです。

    ここまでは良くある話なのですが、奇妙なことにこの話がNHKのニュースでやっていて、更にそれを見たのは僕だけなのです。
    見たのは確かですし、放送されていた場所もよく行く所ですから知っているのです。
    あれは何だったのでしょうか?
    同じような体験をしたことのある人の意見を聞きたいです。
    [ココロの傷@ibm]
    現実には放映されていないニュースを見たということでしょうか。

  6. 夢、というのを一時期頻繁にみていたことがあります。
    高校生のころ、それが一番ひどかったのですが、原因としては多分受験について自分でも気づかないうちに、ずいぶん悩んでいたのではないかと思います。
    私の夢は、主にカラーで、ストーリーがちゃんとしているものが多かったのです。
    そして、いまだにはっきりと思い出すことができる夢が、二つくらいあります。

    一つ目は、とても風の強い丘の上に、黒い髪の女の人と一緒に暮らしている、というものでした。
    私は男性で、会話から二人は恋人同士のような感じでした。
    女の人が、帰ってきた私へ振り返ります。
    「風、強い?」。
    私は、それに「うん」と答えるのですが、夢のはずなのに本当に強い風で、なんだかとても冷たい風だったのを覚えています。

    二つ目は、山道を歩いているものでした。
    とてもポカポカしていて、私はある場所を目指しているようでした。
    駄菓子屋のおばあちゃんに挨拶をしていたりして、結構そこの土地に長く住んでいるような感じでした。
    石舞台を見に行ったとき、その夢の光景に似たものを感じて、涙が出そうになったのを覚えています。

    三つ目は、またすごく冷たい夢なのですが、私はなぜか洞窟にきているのです。
    水がすごく冷たく常に湧いている(つまり湧き水なんです)ような場所でした。
    そこに父親と金髪の(何なんだ)女の子と一緒にきているのです。
    どうやら、私はその人たちと家族か、もしくはとても親しい友人らしく、楽しく会話していました。

    冷たかったり暖かかったりするのは、もしかすると寝ている時の状況が左右するのかも知れませんが、皆さんもこんな夢、みたことありませんか?
    [すーぱーろばー@agrex]
    感触が残っている夢、体に痕が残る夢など不思議なことはあるようです。

  7. 皆さんの投稿を読んでいて「あれもそうなのかな」ということを思い出したので書きます。
    一年くらい前、私はあるホテルで清掃のアルバイトをしていました。
    客のあまりいない所を中心にしていたので、接客嫌いの私にとっては、すごくいいバイトでした。

    ある日、ウエディングドレスなどを置いてある階の担当になったのですが、そこには客はおろか従業員でさえも居ないというのに、視界の隅で黒い服(タキシードだと思います)を着た男性が足早に通り過ぎてゆくのが見えたのです。
    ああ、ここの階の人なのだな、と思いつつ覗くと、そこには誰もおらず…。
    背すじがぞっとしましたが、見間違えなのだと思い、忘れることにしました。

    次の日、そこの階に行くと、またタキシードの男の人が…。
    それ以来、違う階の担当にさせられたので、その人が誰なのか分からずじまいでした。
    けっこうホテルは変な話をたくさん聞けるところですから、もしかしたらあれもそうだったのかな、と思います。
    [ひすてりっくぐらんま@bhsfy]
    病院・学校・宿泊施設は人の出入りが多い分、様々な話がありますね。

  8. これは僕の父が体験した不思議な話です。
    父が大学生のとき、海の近くの友達の家へ行ったときのことです。

    その家へ行く途中歩いていると、海に面した崖がありました。
    そこには松が生えていて、とても切り立った場所だったそうです。
    何気なく景色を見ていると、急にそこで泳ぎたくなったそうです。
    そして、その切り立った崖を降りて着替えて泳いでみると、そこはとても潮の流れが速くて泳げたものじゃなかったそうです。

    それであきらめて、友達の家へ行ってそれを話すと、その家のおじいさんは「あの崖はもう何人も人を吸い込んでいる。多分それに引き込まれかけたのだろう…」と言ったそうです。
    後で調べてみると、そこでは過去何人もの人が自殺をしている、いわゆる自殺の名所だったのです。
    [ココロの傷@ibm]
    私の住んでいる県にも名所がありました。
    20年近く前にTVの特集でとりあげられ、その時の身元不明者(引き揚げた遺体)の数枚の写真が、今でも脳裏に焼き付いています。

  9. 茨城県取手市の某デパートで,私の妹が実際に体験した話です。
    当時、妹はこのデパートの1階の売り場で働いていました。
    毎日決まって開店前の朝9時前から出勤して準備をしていました。

    ある日のこと、いつものように通用口から中に入り、誰もいない店内の広場を横切って歩いていたときのことです。
    ふと横を見ると、ベンチの上に黒い洋服を着た20歳位の女性が座っています。
    妹は、はじめ他の売り場の店員かと思って「おはようございます」と声をかけたのですが返事がありません。
    不思議に思いながらも通りすぎて、ふとベンチを見ると、女性が消えていたとのことです。
    そこは遮蔽物もなく、人が突然消えたりするなんてことはできません。

    あとで妹が上司に報告したところ、その女性はよく他の店員にも、しかも真っ昼間とかでも目撃されていて、別に不思議ではないとの話。
    よく見ると、妹の勤めている売り場には、客には見えない所に魔除けのお札が貼ってあります。
    妹が見たのは、やっぱり何かの霊現象だったのでしょうか。

    買い物好きの霊なんて聞いたことありませんが…。
    似たようなお話のある方、ぜひ聞かせてください。
    [taka@さいごん]
    暗黙の了解っていうのも、知らない人にとっては怖いものですね。

  10. 言葉、というものは不思議です。
    そして、直感とか、なんとなく、というものも不思議です。
    私は、よく既視感に襲われます。
    初めての道を良く知っていたり、初めて聞く友人の話を前にも聞いていたりします。
    自分でも首をかしげてしまうのは、人と話していると変なイメージが浮かんでくることです。
    よく聞いてみると、そのイメージはその人の乗っている車だったり、今度行こうとしている所だったりします。

    戦争が始まる前に変な夢を見る、と云いますがそれも体験したことがありました。
    湾岸戦争の時です。
    自分では何を意味するのか解らないのですが、後になってみるとそうだったのかな、と思います。
    どなたか、同じような体験をしている方いらっしゃいませんか。
    私自身は不思議、と思うより、面妖な、と思っているんですけどね。
    [心太魔魅]
    イメージが浮かぶのは特異なケースかもしれません。


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