不思議小話
第22部


  1. いつも拝見しておりますが、いろいろな不思議なことがありますね。
    そこで、私が高校生の時、バイト先で知り合った人から聞いた話なのですが…。

    家族4人(父、母、男女の双子)で東京から茨城県に引っ越しをして何年かしてから、おばあちゃんが買ってくれた雛人形を東京の家に取りに行ったそうです。
    おばあちゃんは既に他界していて、その日はそのまま茨城県の家に帰ろうとしていました。

    帰り道お腹がすいたので、レストランに入って、ウエイトレスさんが、お水とおしぼりを持ってきてくれたのですが、5人分あるのです。
    おかしいなーと思って聞いてみると、ウエイトレスは「5名様ですよねー、一番後ろから、腰の曲がったおばあちゃんもご一緒だったじゃないですか」と言ったそうです。
    4人は、雛人形と一緒に、おばあちゃんもついてきたんだなーと思ったそうです。
    [りえぞう]
    人形(ひとがた)のモノには何かが宿ると言いますが。

  2. こんにちは、今日は自分の話です。
    私は幼い頃から怖い話が好きなだけでなく、霊感とまでは言わないものの「何か」を感じることが出来ました。
    友達の家に遊びに行って、「なんかこの部屋やだな」と思うと仏間だったりします。
    物を見ても、なんとなくヤバそ〜な雰囲気のものはわかります。
    私は、みんなが騒ぐような怖い場所は案外怖くないのです。
    もちろん、めちゃくちゃ怖いとこもありますが。
    むしろひっそりと人の近づかない場所等に、嫌な雰囲気を感じるところがあります。

    そのうちの一つに「自分の家」があります。
    今は結婚してその家を出ているのですが、実家にいた頃は、大人になっても一人で2階には行きたくなかったものです。
    何がいやかと言うと、夢に決まって出てくる部屋があって、そこには幽霊が住んでる…。
    なんて夢なんです。

    もう、小さいころは家にいる幽霊に追いかけられる夢ばかりだったのですが、年月がたつにつれ、ストーリーもちゃんと進んで行くんです。
    家を出る前には、ずっと何処にいるかわからなかった幽霊の居場所がはっきりしました。
    私の部屋の隣の和室の客間の押入れと、納戸です。
    そこは私がずっといやだった場所でもあります。
    そんなに古い家じゃないのですが、なんか嫌なのです。

    金縛りにもたくさんあいました。
    幽体離脱も経験しました。
    気が付くと、いつも天井が目の前に見えたな〜そう言えば…なんて事を、このホームページを見て、急に思い出しました。
    でも、結婚して半年くらいですが、引越してから全然こういう体験をしなくなりました。

    ここでお話ししたことが、どういうことなのかは私にもわかりませんが、あの家には何かあるのでしょうか。
    ちなみに私には、本当は私の下に2人兄弟がいたはずですが、母が流産してます。
    そんなことも関係あったりするのでしょうか…?
    [くろぴん@tpoz]
    関係あれば、今でも体験するでしょう。何か異様な雰囲気を感じとるのは嫌なものですね。

  3. こんにちは、そらと申します。
    うちの母は少し霊能力があるようなのです。
    昔から母には不思議な体験談を聞かされてました。

    例えば、母が私を生む前の話ですが、家の横に車庫を作るため、父と車庫の柱を立てる穴を掘っていました。
    すると、急に眉間が割れるように痛くなり、病院に運ばれたそうです。
    しかし、原因がわからず、痛みは増すばかり。
    そして近くにいた霊媒師に見てもらうと、「その掘っていた穴の付近に高貴なお姫様が眠っていた」との事で、お祓いしてもらうとすぐに痛みは消えたそうです。
    また、近所のおばさんが亡くなったときも、枕元にそのおばさんが来た事に気づきました。
    しかし、私はそのような話を聞かされても経験がないため、半信半疑なところがありましたが、ある日を境に信じることができるようになりました。
    それは2年前の秋の事です。

    母とその弟(私のおじさん)は静岡県に生まれましたが、父がロシアで戦死すると母は男をつくり蒸発。
    母とおじさんは、幼い頃に子供のできなかった長野県諏訪の農家の親類に引き取られました。
    (私のお爺ちゃんとお婆ちゃんです)

    その当時、お爺ちゃんとお婆ちゃんは諏訪の製糸工場に勤めに来てましたが、近くの荒れ果てた土地を購入し、二人で水田やリンゴ園などを一からつくりあげ大成功した人達です。
    母もおじさんも裕福な農家で、何不自由なく育ちました。
    お爺ちゃんとお婆ちゃんの友人である、おじさん(山のおじちゃんと呼んでいました)がいて、山から諏訪に来ては母とおじさんを自分の子供のようにかわいがったそうです。

    その山のおじさんが、悪性の癌で入退院を繰り返し、2年前の秋に亡くなってしまいました。
    最後の言葉は「諏訪に行ってくる」と言ったそうです。
    母は悲しみました。
    お葬式の日、母とおじさん、私の3人で行きました。

    母とおじさんは、お香典を持ち受付に行きました。
    すると、母がお香典を渡すときに奇妙な事を言ってます。
    「…こんなはずじゃなかったのですが…すみません…こんなに汚れていて…すみません…」と。
    受付の人はもちろん、私もおじさんも何の事を言っているのか全然わかりませんでした。
    母に聞くと「お香典に赤い朱肉のような汚れがいっぱいついていて、おかしいなー」と。
    するとおじさんが「なにを言ってるの。全然汚れてなんていなかったよ」と言うのです。

    帰り際、母はそのお香典の汚れが気になり、受付の人に聞いたそうですが、そのような汚れはついていなかったそうです。
    母は帰りの車の中、「きっとおじさんが、来てくれた事をうれしく思って、それを伝えたのかな」と言いました。
    私はその話を聞いたとき、最初背筋が凍る思いでしたが、母が言うことを信じる事ができ、なにか表現のできない暖かいものを感じました。
    その夜、母は寝床で横を向き泣いていると、山のおじさんが悲しがるなと背中をさすったそうです。

    ※所々、私の記憶が欠けているところがあり、その部分は想像で文書を書きました。
    また、体験談を伝えやすいように一部事実とは違うところがありますが、本筋には手を加えてません。
    [そら@alles]
    赤い色が意味するものとは一体…。

  4. 子供の頃の、カンの話なのですが…。
    私が小学1年生に、なるかならない頃のこと。

    叔母が妊娠しました。
    一緒にお風呂に入りながら赤ちゃんの話になりました。
    叔母は「女の子が欲しいわ」と言っていたのですが、私は「あーあ残念! 3人とも男の子だわ」と強烈に実感したのです。
    自分でも何でなのか、その頃はもちろん今もわかりませんが、手にとるように実感したのです。
    そこで、「二人目は男の子でもいい?」なんて聞いてみたのですが、それでも「女の子が良い」と言うのです。
    子供心にも「3人とも男の子だよ」とは言えず、「占いの結果は、女の子だって」なんて言っておいたのですが、嘘をついている様で何となく落ち着きませんでした。

    叔母は3人の男の子の母親になりました。
    今ではその息子も大学生です。
    なのに! 今、友達の赤ちゃんの予想はいつもハズレています。
    [まき@caccchcbb]
    カンが鈍ってしまったのでしょうか。(^^;

  5. はじめまして。怖がりなので昼間読んでいます。
    そんなに不思議ではないのですが、私の周りで起きたことです。

    私は一戸建ての貸家に3年くらい彼と住んでいました。
    ここは5件の貸家が並んでいて、隣はブラジル人の夫婦、斜め向かいにはMさん老夫婦、そして不思議なのはすぐ前に住んでいるTさんでした。
    いつも留守らしく新聞や郵便物が、玄関前に山積みになっていました。

    去年の夏の早朝、ブラジル人の奥さんが凄い勢いでうちのドアを叩くので、何事かと思い家の方に行ってみると、ご主人が(多分)脳溢血か何かで意識不明の状態でした。
    慌てて救急車を呼びましたが、その後その夫婦があっという間に貸家を引き払ったことから、最悪の事態だったと思います。
    ご主人が倒れたその日、Tさん宅の窓から明りが漏れていました。
    居るんだ…位にしか思わなかったのですが、同年、次にMさん夫婦の奥さんが亡くなった時も、またTさんが帰ってきているようでした。

    そして、今年の出来事です。
    つい3ヶ月前、私の彼が仕事からくるストレスで自殺してしまったのですが、その当日、やはり帰ってきているのです。
    他の日にはTさん宅に人(本人)がいる気配なんて無いのに。

    ただでさえ狭い貸家の敷地内で3人も亡くなって、偶然にもその当日だけ帰ってきている…。
    次の日からは、また留守になるTさん、何をしている方なんだろ??
    その後、私もすぐに引き払いましたが、Tさんはまだ居るのかなぁ。
    [saba@bekkoame]
    ただの偶然なのか? Tさんは、いったい何者なのでしょう。

  6. こんにちは。今日は病院のお話しをしたいと思います。
    私の祖父は3年前に亡くなりましたが、その祖父が亡くなった時の出来事です。

    祖父は、東京タワーのすぐ近くにある病院(名前忘れました)に入っていました。
    (東京タワーに行く為におりる首都高の出口のすぐ近くの、大きな病院)
    その病院は、いかにもといった感じの、お世辞にもきれいとは言えない古い病院でした。

    祖父が亡くなり霊安室に運ばれる為、親族揃ってゾロゾロと看護婦さんの後をついて行きました。
    霊安室は、病棟とは別の棟にあり、とても静かです。
    「お願いだから一人にしないで!」と言いたくなるような通路をくねくねと通り、霊安室前の太い柱が両側にたくさんある所に来ました。
    すると、庭側の奥の方の柱の影から、女の人(おばさん)が一人歩いて出てきました。
    この先は霊安室や、亡くなった方のロウソクの灯を一晩中絶やさない為に泊まれるように用意された部屋と、トイレのみです。
    私は特に考えもせず「まあ、病院の関係者だろう」くらいしか思いませんでした。

    でも、そのおばさんは、次の太い柱の影に隠れてから、一向に出てこないんです。
    叔母もそれに気付き、「あれ、今のおばさんは?」と二人で顔を見合わせてしまいました。
    後で病院に入院費の精算に訪れた叔母や祖母が、その話を看護婦さんにすると、「ああ、あそこは出るんですよね〜」で終わってしまったそうです。
    私も、いかにもという雰囲気を醸し出してた病院だったので、妙に納得してしまいました。

    それにしても霊安室って、今までテレビでした見たことなかったんですが、本当にタイル張りなんですね。
    広い所に一人でおじいちゃんを入れて、何だかかわいそうでした。
    でも、何で霊安室の鍵をかけるんでしょうね。
    死んでるんだから、どこにも行かないのに…。
    [くろぴん@tpoz]
    霊安室の話は初めてでした。なんとも寂しい所ですね。

  7. 別に不思議じゃないんですが、こちらのホームページで雨月物語の現地情報ってのがあったので。話題程度に。
    私は、岡山にある吉備津神社に行ってきました。
    ここは、雨月物語の「吉備津の釜」のある所です。
    今でも、釜で吉凶を占っているので、ものは試しと、一人旅の途中に占ってもらうことにしたのです。
    ところが聞いてみると、ただ単に吉凶を占うのではなく、まず祈祷をして「その祈りがかなえられたら釜が鳴り、かなえられなければ鳴らない」ということでした。

    で、特にお願い事もなかったので、独身の私は、とりあえず良縁祈願をお願いしたのです。
    そして、お釜殿へ向かい占いを待っていると、巫女さんがやってきて「覚悟は出来ているか」と念を押すんですよ。
    なんでかなぁ、って思いつつ、「私は雨月物語で興味を持ってきたので、思い詰めているわけじゃないんで」って言うと、すごくホッとした顔をされたんですね。

    結局釜は、大きな音で鳴ったんですが、後で地元の人に聞いてみると、この神社、年間10人を超える自○者が出るそうです。
    釜が鳴らなくて死ぬ人、結果を聞くのが怖くて死ぬ人…。
    それだけ当たるということなのでしょう。
    ちなみに私は、それから1年で結婚しました。
    [ルナティック@infoweb]
    うーん、不思議な話です。意外な一面を見たような気がします。

  8. これは私の知り合いの話です。仮にY君とします。
    場所は○○道路(△△を縦断する有料道路)から少し入った所にある、今にも朽ち果てそうな山荘で、「ここで以前、某団体の人が集団自殺を図った」そうです。
    その情報は、Y君の友人が得た物らしく、その友人とY君の二人で、深夜の山荘前に到着しました。
    山荘は見るからに不気味で、友人の方はそれだけでびびって中に入れなかったそうで、Y君一人で塀を乗り越え中へと入ったそうです。
    中はだだっ広く、廊下は迷路のように入り組み、彼は迷ってしまったそうです。

    すると前から女の人が歩いてきました。
    彼はあろうことか、その女の人に「出口はどちらですか?」と尋ねたそうです。
    するとその人は丁寧に道順を教えてくれたそうで、その通りに進むとなんと地下のボイラー室前に着いたそうです。
    その扉には『ここは出る』とか『ここで自殺した』とかの落書きがあり、真っ暗な室内は、なんとなく出そうな雰囲気がしたそうです。
    彼はためらうことなく懐中電灯の明かりを頼りに、室内へと進みました。
    すると…開いていたはずのドアが、きしみ音を立てて「バタン」と閉まったそうです。
    その扉は体当たりしても蹴っても、びくともしなかったそうです。

    仕方なく彼は地面に座り込み煙草を一服吸って、それを吸い終えたときに、見えだしたそうです。
    老若男女、顔がただれた者や青白い顔をしたおばさんなどが…。
    そして彼はそれらに向かって、「何で死んだん?」と問いかけました。
    するとその内の一人が「薬で死んだ。くるしぃ…」とか訴えてきたそうです。
    最初のうちは霊達の話を聞いてやり、そして「あんまりメソメソせんと、成仏しいや」に対して霊は「あなたと話して心が落ち着きました」と答えたそうです。
    その後の会話内容については、何故か彼の記憶に残ってないのですが(というより山荘を出た途端に記憶が、かき消された)、一部残っていた記憶を書きます。

    「自分も空中浮遊が出来るか?」の問いに対して彼を空中浮遊させた。
    「痛みを取ることは可能か?」に対して、一人のおばさん(霊)が彼の捻挫した足に手をかざし完治させた。
    そして、「人に取り憑くのはほんとか?」に対して「出来ます」と答えたそうな。
    すかさず彼は「そしたら俺に取り憑いて!」と言いました。
    すると霊は「あなたには憑けない。何故ならあなたの後ろには仏がついているから」と答えたそうです。
    そして彼は「そろそろ帰るわ! また来週来るから待っときや!」と言い残して、その場を去ったそうです。
    この時、扉は簡単に開いたそうです。

    外で待っていた友人の元へと辿りついたY君は、自分では霊達と話している時間が3時間位に感じたのですが、実際時計を見ると30分しか経っていなかったそうです。
    この話をY君から聞いた私は、「どっかで転けて気絶している間に、夢でも見てたんじゃないの?(笑)」と馬鹿にしました。
    が、足の捻挫に関しては、前日診た時の状態と比較して、明らかに治癒過程が早まっている、というより殆ど一晩で完治している事には説明が付かず絶句しました。
    [わいず@niftyserve]
    構内に入るのも怖いのですが…。大したものです。

  9. これは私が幼稚園児だったときの話。
    少し汚い話ですが、私は様式トイレで『大』をしようとフッと力みました。
    すると、へそから30cmくらいの肌色の棒が、すっと飛び出してきたのです。
    びっくりしてお腹の力が抜けると、その棒はすっと引っ込みました。
    何だったんだと思い、再度ふっと力を入れると、今度は15cmくらい出てきました。
    よく見るために目を近づけようとすると、またお腹の力が抜けて、棒は引っ込んでしまいました。

    今度は手で掴んで引っ込まないようにしようと構え、ふっと力を入れると…、今度はなにも出てきませんでした。
    それ以来、もう二度とその変な棒は出てきませんでした。
    あれはいったい何だったのか、それから18年、その正体も、それに似たものにも出会っていません。
    何だったんだぁー!
    [埴輪大使@ktroad]
    へそで練られた、気の塊だったのでしょうか。(^^;
    その他、気功ネタありませんか?>ALL

  10. こんにちは、初めてお便りします。
    皆さんの体験談は怖いものが多くて、ドキドキしながら読ませていただいております。
    私自身は、色々なものを感じるような気もするのですが、幸い何も見えないので、私の主人から聞いたお話しをさせていただきます。

    私の主人は北九州の出身で、かの有名な犬鳴峠のことも主人から聞きました。
    主人には全く霊感がないらしいので、噂で知ったものと思われますが、その主人がまだ高校生の頃のことです。
    同級生の女の子の彼が、バイクで事故に遭い、亡くなってしまったのだそうです。
    数日後、学校に来た彼女が友達に言うには、
    「夕べ彼が夢に出てきて『こっちに来いよ』って言うの。…何か気味悪い」。
    …それから数週間後、彼女は原付に乗っていて単独事故を起こし、亡くなってしまったのだそうです。
    彼が亡くなったのと同じ場所で…。

    主人がその後現場を通りかかったことがあるそうですが、交差点でも何でもない、ほぼ直線の見通しの良い所だったそうです。
    偶然だったのでしょうか、それともやっぱり…なのでしょうか。
    今となっては、このような事故がなるべく起こらないようにと祈るしかありませんが。
    [けむ@r1f]
    多発地帯には、道路設計上の問題があるそうですが。
    同じ場所・恋人というファクターを考慮すると、…だったのでしょうか?


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