一つは吉野川です。
吉野川には不思議な場所が何ヶ所かありますが、見た目は普通で底は逆の流れの所が一番怖いです。
足を引っ張られるみたいになり、いかにも何か棲んでいるみたいですが、本当に棲んでいるらしいです。
何人もの人が、命を落としてます。
もう一つは、一宇村(いちうそん)十家(といえ)です。
私も行ってみたいところです。
友達の話を聞くかぎりでは、そこはまさしく「シシ神の森」です。
今日のところは、このくらいにしときます。
[CAT]
四国は何故か未確認生物の話が多いようなのですが。
家庭教師先で勉強が終わって帰ろうとすると、「先生。この間新聞に載ったお兄さん、近所の人なんだけど…」と彼女が言いました。
何の事かと聞いたら、年明け早々事故死した男性はこの近所の人で、彼女が年の暮れ、犬の散歩中に出会ったとき挨拶を交わしたらしいのです。
その時、どうしてもその男性の声が聞き取りにくく、なんだか空中から聞こえているようで、聞いている彼女はどうしても相手に集中できず、気が付いたら既に別れて家に帰ろうとしている自分に気付いたそうです。
ずっと何だか変だと思っていたそうです。
彼女の場合そんな事が何度かあり、特に小さいときは色々あったらしく、小学生のときは授業中たまにいろんな人が教室をのぞきに来ていたので、友達に「あの人誰だろうね?」と聞くと、ほとんどの人が決まって「誰もいないよ」と答えたそうです。
自分でも何がなんだか分からなかったと言ってました。
そして、一番恐かったのが、家に帰ると、よく知らない人が部屋の隅にしゃがんでいたりして、一人だと恐くて仕方が無かったそうです。
また信じがたいことですが、あるビルの下を歩いていると、突然目の前の地面に黒い人型が浮かび上がり、翌日飛び降りがあったこともあるそうです。
彼女いわく、「亡くなる直前の人と話しをしようとすると、決まって何かに邪魔されているようで相手に集中できず、その人が亡くなるまで、その人の事はすっかり頭から消えている」と言うのです。
どういう事なんでしょうか?
[虎猫@vuplzp]
ただの偶然とは思えませんね。何を感じたのでしょうか。
また、私の父はよく「見てしまう」人なんですが、以前、母の友人が病気で亡くなったときのこと。
数日後のある晩、隣りで寝ていた母が父に叩き起こされて、「お父さんどうしたんですか」と聞いたら、「お前の友達の泣き声がうるさくて眠れない」と言っていたそうです。
[KYO@qboupq]
何か通じることが、あるんですね。
ある日の逢魔が時(確か夕方って意味ですよね?)に、私は昔からの住宅地を回っていました。
その日は全く本が売れず、私は少々焦っていました。
もう夕食時間も近いし、そろそろ引き上げようかと思った時、住宅街から少し離れた所にある一軒の家に目がとまりました。
「行ってみよう」と思い、少し歩いてその家の玄関前にたどり着きました。
「ごめん下さい」と言ってガラガラと戸を開けると、プーンと線香臭い香りが辺りに立ちこめていました。
そこは玄関から直接居間に上がれるようになっており、居間中央には目つきの悪いお婆さんが座っておりました。
瞬間的にゾッとしましたが、「何の用?」とお婆さんが聞いてくるので、そのまま引っ込むわけにもいかず、持っていた本の説明をしました。
すると「あたしは、目が見えないの!」と言って目をカッと見開いて、ものすごい形相でこちらを睨みつけました。
何だか目が光っているようでした。
それと同時に、また線香臭い香りが鼻を突きました。
私は「どうもすいませんでした!」と言うなり、すぐその家を後にしました。
しばらくして再びその住宅地に訪れた時、またその家に行ってみました。
すると、その家は影も形もありません。
周りの人にそれとなく聞いてみると、かなり前に家はあったけど、それもだいぶ前に壊されてしまったとの事。
そう言われてみれば、その家だけ他の家に比べてやけにみずぼらしく、また家の中も古めかしかったと思います。
とんでもない人に本を勧めてしまったものです。
[無名氏@]
とんでもない家へ、踏み込んでしまいましたね。お婆さんの表情が瞼の裏に浮かぶような話です。
一つ目は、我家でのことです。
だいぶ前ですが、ベランダに置いてある洗濯機で洗濯をしていると、突然洗濯機が止まってしまいました。
いろいろスイッチを押してみても動かず、困りはて、半分やけくそで塩(アジシオ)をまいてみました。
そして、もう一度スイッチを押すと動きだしました。
間違いなく塩をまく前に行なった行為で動いたのだと思いますが、偶然とはいえ奇妙な経験をしました。
その後、洗濯機は快調です。
二つ目は、大阪の実家でのことです。そこはマンションの5階です。
10年ぐらい前の自分が中学生の頃、自分の部屋で夜中にヘッドホンを着け、コンピュータに向かって作曲をしていました。
ヘッドホンは耳をすっぽりと覆うタイプの重い物で、外の音はほとんど入って来ない物でした。
少し入れては何度も何度も聞き直して先に進むといったことをしていると、夜中の3時頃です。
いきなり音に混じって、ボソボソと数人(たぶん女性)の声が聞こえました。
始めは無視していました。
しかし、良く考えればヘッドホンをしているうえに音を鳴らしているのです。
変に思いヘッドホンをはずしました。
すると、聞こえるのは耳鳴りばかりでした。
再びヘッドホンをすると、まだ聞こえていました。
気味が悪かったのですが、クラブ活動での作曲の〆切近く、再び作業をしてました。
しばらくすると、フッと聞こえなくなりました。
その日はそれで終わりました。
その数日後、同じ作業を繰り返していると、女性の「キャー」と言う悲鳴が聞こえてきました。
自分は急いでベランダに出て外を見ました。
しかし、聞こえるのは耳鳴りばかりでした。
両隣も上の階も下の階も、自分の家の周りは全て真っ暗でした。
その後は、その様なことはありませんが、電子機器というのは何かあるのかもしれません。
[大王たこ@]
電子機器は電磁波などのノイズに弱いです。ノイズの源が気になりますね。ひょっとしたら…。
ある年の正月、僕は天満宮に一人旅がてらお参りしました。
お参りしている最中に、ふと、進級を控えている大学生の彼女に、何か買ってあげようと思いつきました。
そして、彼女にはお守りを買いました。
巫女さんからお釣りを受け取って境内を歩き始めたところ、僕の背後から「やだ〜、縁起悪い」と数人の話し声がしました。
何だろうと思って振り返ると、何とそこには今僕が買ったばかりのお守りが落ちていたのです。
「しっかり持って歩いていたはずなのにどうして?」と不思議に思いながらも、巫女さんの勧めでお守りを取り替えてもらいました。
その後、彼女には太宰府であったことを隠して、お守りを渡しました。
ところが彼女は、ぎりぎり単位が足りなくて留年してしまったのです…。
人様への贈り物にする神社グッズは、落失に注意しましょう。
[小倉大納言安好@alphatec]
皆さんも注意しましょうね。(^^)
古ぼけたこの診療所は町中にある、古い木造で割と広い平屋建てです。
私は本職を終え、疲れを残したまま、ここに夜9時過ぎに時々やってきます。
診療所の入り口から一番遠い奥に医師当直室があります。
患者さんがいなければ普段はそこでゴロゴロしています。
看護婦さんたちのいる診療室に患者さんが来ると、部屋の電話で知らせてくれるのですが、待合室から人の声や物音がかすかに当直室に響いてくるので、それでもわかります。
その日、日中の仕事で疲れていた私は11時過ぎ、最後の患者さんをみおえると、さっさと奥の薄暗い当直室へ帰り、ドアを閉めるとベッドにぐったりと横になりました。
明かりを消した当直室は、換気扇とスチームのかすかな音がするだけで静かなものです。
いつしかウトウトして、やがて深い眠りに落ちようかとする頃、何となく耳に男の子のかすかな泣き声が聞こえてきました。
押し殺したように泣くその声は、いかにも悲しげで、哀れで何となくゾクッとしました。
が、ウトウトして起きるのはとてもつらく、それで「じきに呼ばれるな」と思いながら、電話が鳴るまで横になっていました。
男の子の声は次第に弱々しくなってきて、聞こえなくなりました。
「一体どうしたのだろう。まだ呼ばれない。変だなあ」。
そう思いながらも眠気には勝てず、とうとう寝込んでしまいました。
それから朝まで、実によく眠れました。
目覚めてすぐ、昨日のあの子の事が気になっていた私は、当直室から起き出すと、診察室で後片づけをする看護婦に尋ねてみました。
すると、「男の子? 先生だれのこと言ってるんですか。先生が部屋に帰られてからは、誰も来てませんでしたよ」。
「え、だって12時ごろに男の子が泣いてたでしょ」。
「いいえ、誰も来てませんでしたよ」と言うのです。
あれは空耳かと我が耳を疑ったのですが、それにしてははっきりと、その声が思い出されます。
本当に空耳だったのか?
それからもその診療所に、幾度かアルバイトに行きました。
そしてあの「男の子の泣き声」も、また何度か聞きました。
この診療所に古くからいる古株の看護婦さんに聞けば、きっと何かわかるかも知れませんが、聞かない方がいいような気がして、未だに聞いていません。
お近くにお住まいの貴方! 是非一度夜中に聞きに来ませんか。
[秀太くんのパパ@netbeet]
誰の声だったのでしょう。聞きに行きたいのですが…。
お医者様なら色々と不思議な体験をしていらっしゃるのでしょうね。
私が小学生の頃、2階の自分の部屋でテレビを見ていると、窓からお爺さんのような男の人がいきなり覗きこんだかと思うと、すぐにフッと消えてしまいました。
見ていた番組は「ピッタシカンカン」です。
そのお爺さんは全く見覚えのない人でした。
今も思い出すとゾッとします。
私の実家は広島県にあるのですが、高校生の時、よく夜中の2時ころ笛の音が聞こえました。
それは外から聞こえてくるようでもあり、頭の中で鳴っているようでもありました。
なんとも言えない無気味なメロディーでした。
しかしある時、それは幻聴のたぐいではないことが証明されました。
私の父も、夜中に窓を開けて笛の音に聞き入っていたのです。
だれかの悪戯だったのでしょうか。
私は妖精のようなものを一度か二度、見た事があります。
一度目の記憶はちょっと曖昧なのですが、二度目の時ははっきりと憶えています。
それは実家に住んでいた頃、自分の部屋で夜更かしをしていた時に突如出現しました。
人の形をした20cmぐらいの大きさで、体は真っ黒い色でした。
それには羽がありました。
私が唖然としていると羽ばたいて宙に消えてしまいました。
5年ぐらい前、友達と錦糸町のパチンコ屋へ行った時、突然からだが冷たくなり目の前が真っ暗になりました。
もうパチンコどころではなくなり、やっとの思いで休憩所のソファーまで行き、しばらく意識を失ってしまいました。
それまで私は貧血を起こした事は一度もありません。
店員のおねえさんに「気分でも悪いのですか?」と尋ねられ意識を取り戻しましたが、しばらくはめまいと吐き気がし、体がとても冷たい感じがしました。
それから家に帰ると、小さい頃とても可愛がってくれた九州の叔父さんが仕事中の事故で亡くなったという知らせを聞き、急いで葬式に行きました。
叔父さんが電柱の上で電気工事の作業中、突然電柱が折れてしまい、頭から地面に電柱と一緒に振り子のように叩き付けられたそうです。
ただの偶然かもしれませんが。
[福屋どん@mesh]
ある想いは「大切な人,可愛がっていた人」にのみ伝わるものなのでしょうか。
しばらくして目が覚めたのですが、一緒に部屋にいた弟が奇妙なことを言いだしました。
「お兄さん、眠っている時の記憶ある?」。
もちろんあるわけがないので「ないよ」と答えると、
「あのね、お兄さん眠っている時に変な事を口走ったんだよ。
眠っているから起こしてやろうと思って揺さぶると、起きあがってこっちを見て『お前、金ピカやなあ』って、突然関西弁でしゃべりだしたんだよ。
そしてね、『お前、土地買うってゆうたやないか。土地買うってゆうから俺は期待していたのに、これやもんなあ』とか言ったんだよ。」
と、びっくりした顔で言うのです。
私は、東北生まれの東北育ちですので、当時関西弁などはテレビでしか知りませんでしたし、しゃべった事もありませんでした。
第一、中学生の弟に向かって「金ピカ」とか「土地買う」とか、そんなことを言うわけがありません。
こういうことって、よくあることなのでしょうか?
[無名氏@]
本人には意味不明の言葉。寝言を録音すると、興味深いことが発見できるかも。
超常的な出来事は、その夜にも起こった。
さすがに僕も、大好きだった猫が二匹も死んで悲しみを感じていた夜だった。
僕は二階の部屋で寝ていたが、ベッド脇に窓があり、窓の向こうには一階の屋根があった。
窓を越えれば屋根の上に乗る事が出来る。
その屋根の上辺りから、猫の鳴き声が聞こえる。
「ニャア、ニャア」と、少し悲しげな声。
ハッとして耳を澄ますと、屋根の上を歩く足音も聞こえ、それは次第にこちらへと近付いてくる。
「どっかの野良猫だ」。
二匹の猫を失くして、我が家にもう猫はいない。
だが、時折野良猫が木をつたって、ウチの屋根に上ってくる事がある。
突然、「ばさっ!」という音と共に、窓に何かがぶつかった。
思わずビクッとして窓を見ると、窓のすぐ向こうにいる猫のシルエットがハッキリ見えた。
屋根から窓の縁へと飛び乗ったのだ。
窓を透かして、その猫の体の色合いが分かる。
白と茶色、今日死んでしまった親猫と同じ…、まさか…。
窓を開けるか、しばらく躊躇していた。
そして、開けて確かめようとして伸ばした手が、不意に止まる。
その親猫のシルエットの後ろから、やはり見覚えのある子猫のシルエットが姿を現したから。
あんな子猫が、裏の木をつたって屋根に上がってこられるはずがない。
「ごめんな」と吐いて、僕は明かりを消してベッドに潜り込んだ。
[FULL MOON@ofd]
飼い主ならわかる猫の気配。シルエットは…。
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