まず、そこのテーブルに座ると、女の子がぴったりと客にくっついてしまい、他人を寄せつけようとしないのだそうです。
ここの席に座った時に限って、なかなかオーダーがこなかったり、友達が待ち合わせに大幅に遅れてきたり…。
おかっぱ頭で綿の赤いワンピース、よく陽に焼けていて、小学校低学年ぐらいの印象を得た、とのことです。
ここの喫茶店は駅からも見えます。
銀行左手のマンションの2F。1Fは花屋です。
見える方は、どうぞ。
[透明犬@2bdfbab]
ワンピースは赤色でしたか…。
一通り、多摩プラーザをドライブした後、再び246号線に戻ろうとしたのですが、土地勘の無かった僕は道が判らずにいると、彼女が、何度か来たから大体わかると言うので道案内してもらう事にしたのです。
ところが、信号は青でスムーズながらもなかなか246号線には辿り着けず、気が付くと元の場所に戻ってしまいました。
時間にして20分位かかっていたと思います。
大体わかると言った彼女に怒ったのですが、そのとき彼女が車の時計を見て「5分しか経ってないよ」と驚いた顔で言うのです。
えっ!と聞くと、道案内しはじめに家に着くのが何時頃になるか、と時計を見たそうです。
彼女も僕と同じように20分は走っていたと感じていたそうです。
気味が悪かったのですが、興味もあり同じ道をもう一度走ってみようということになったのですが、今度は何度も赤信号につかまったのですが、時計を見るとやはり6分間でした!
空白の14〜15分は一体どこを走っていたのでしょうか。
そう、後で考えると歩道を歩く人や、すれ違う車の運転手の顔に生気が無かったように思えてきます。
ちなみに、土地勘が無いので詳しくは説明できないのですが、道沿いに小綺麗な自転車屋と東名高速わきの洗車場がありました。
興味がおありでしたら、一度ドライブしてみてはいかがでしょう。
[松戸の佐藤@]
なんとも不思議なドライブでしたね…。
学校の近くの山に登山に行った帰り、途中の友達の家に寄ることになりました。
その家は古い家で、何となく薄暗い感じのする家でした。
お座敷でお菓子を食べたり、お喋りをした後、友達が「庭に植えているミカンをあげる」というので、皆で外に出ました。
そして、ミカンをもらって、またお座敷に戻りました。
戻ってみると、お座敷の、私たちが今まで座っていた辺りに、小さな生き物がいました。
気味の悪い、どす黒い、青い色をした角の生えた、鬼のような生き物でした。
私たちに気付くと、その生き物は逃げてしまいました。
今思えば、手にお菓子を持って、食べていたようでした。
一体、あれはなんだったのでしょうね?
[きみこ]
鬼のような生き物。逃げてしまったのですか…。
その日は講義がお昼からだったので二度寝をしていました。
すると急に体が言うことを聞かなくなり動けなくなりました。
「ああ、これが金縛りか」などと呑気にしていると、どこからか「ズズズッ」っという音が聞こえてくるではありませんか!
「何の音だろう?」と思い、目を開けようとすると、急に冷や汗が吹き出してきて本能的に恐怖を感じてきました。
それでも必死に恐怖に耐え目を開けてみると、北側の窓から真っ黒い人が入ってくるではありませんか!
北側の窓は縦15cmぐらいしかなく、まず人が入ってこれるような大きさではありません。
そこをまるで蛇のようにして入ってきたのです。
するとソレはそのまま這うようにして私に近づいてきました。
「うわっ!来るな!あっち行け!」と思っても声は出ません。そして次の瞬間ギュンッとその顔が私の顔に近づきました。
そしてニタッと笑うと、そのままスッと消えてしまいました。
私は何が何だか分からずパニックになっていましたが、しばらくしてやっと体が動くことに気が付き周りを見渡してみました。
しかし何も見つかりません。
何だったのか分からないままその日は大学の講義に向かいました。
それ以来別に変わった様子もなく、いつもどおりに毎日暮らしています。
友達に話しても「疲れてて夢でも見たんじゃない?」と言われるだけで誰も信じてくれません。
確かにあれは現実だったはずなのに…。
[tr2]
ニタッとですか。夢のほうがいいのかも…。
怖い話というか、思い出に残った話です。
私が大学生の頃、1人暮しの部屋で起こった出来事です。
その日、劇団の稽古で疲れた私は、普段の様に布団で寝ていました。
すると、金縛りにかかり、耳元で馬の蹄の音が沢山聞こえてきました。
丁度、競馬のレース中のような感じにです。
金縛りにあったにも関わらず、私はあまり、恐怖を感じませんでした。
怖いと言うより、暖かさすら感じたのです。
いつもなら、怖くて必死に解こうとするのですが、何故か今回は違うような感じがしていました。
目をつぶっているのに、遠くに馬の大群と、旗のような物が見えてきました。
すると、私の左側に鎧兜を身にまとった武士がいつの間にか立っていました。姿は上半身しか見えません。
その人は何をするでもなく、ずっと私の顔を覗き込んでるようでした。
顔の表情ははっきりとは分からなかったのですが、瞬間的に「あぁ、この人はご先祖さまなんだ。見守ってくださってるんだな」と思いました。
そう思った瞬間に、その武士は消え、金縛りも解けました。
後日、私の祖母にご先祖様の話を聞いたところ、私のご先祖様は、愛媛では有名な戦国大名だったそうです。
戦国時代関係のゲームに必ず出てきます(^^)
あの時に、私の横に立っていた人は、その人だったんだろうな、と確信しました。
そして、私のような者にわざわざ会いに来て下さったご先祖様に感謝すると共に、戦国大名として活躍していたご先祖様に恥ずかしくないように生きなければ、と硬く思ったことを思い出します。
あまり、怖い話ではなくて恐縮なのですが、ご先祖様に会える体験があったことをお教えしたくて書きました。
他の金縛りの体験もおいおい書いていきたいと思います。
長文、乱文、失礼しました。m(_ _)m
これからも、ちょくちょく拝見させていただきます。
よろしくお願いしますね(笑)
[沙耶@]
ご先祖さまを思い浮かべる…、そんな心の余裕を持ちたいものです。
こちらこそ、よろしく(^^)
何故か目が覚めてしまった私は、眠りから覚めてしまった不機嫌さに、ん〜、と溜息しながらベッドの上で寝返りしました。
その当時、私の部屋は約5畳分でしかも細長く、ベッドは南側の窓際に部屋の横幅一杯に横付けてありました。
私はその窓の方を向いて寝付く習性があり、そのときも向いていたのです。
寝返ることによって部屋の中を一瞥できる位置になるのですが、寝返りを打った私のその視界、私のベッド脇の床上1.2mほどの高さのそこに…。
変な、奇妙な、不思議なモノ。直径30〜50cmくらいの、目ん玉。みごとな丸い、目ん玉。
あまりの非日常的物質?の存在に、私は感情らしい感情は一切停止していました。
目ん玉の視線は真っ直ぐなのですが、私がそれを見た瞬間、視線は動かずに、しかし目ん玉も私を見たのです。
約20〜30秒程でしょうか、私達は、身じろぎもせずにじっと互いを見つめ合っていました。
その間、私はともかく、目ん玉は一体何を思ったのでしょう。
次の瞬間、目ん玉は唐突に消えてしまいました。
それが消えたと認識した私は、飛び起きて部屋の電気を点けました(私は電気を全部消さないと眠れないらしいので、真っ暗にしてあった)。
「うわびっくりした」
飛び起きて、真っ先に出た言葉。怖くなかったんです。
それよりも驚いた方が先に来ました。
いや、ホントにびっくりしたんですよ〜。
余談ですけど。
私が夜中に目が覚めてしまうときって、大概火事のサイレンが鳴るのです。
何故だか幼い頃から「火事のサイレン」というのが嫌いで、小さい頃はこれを聞くだけで勝手に泣き出していたそうです。
地震が起きる前になると目が覚める、という人がいらっしゃいましたが、私もそんな感じですね。
でも、ある大震災のときは、グラリと来る直前に、私も目が覚めました。
名古屋地方は震度3を観測したのですが、あの時、直感的に思ったのです。
「この地震は死者が出る」と。
私はかなり、勘が鈍い方です。でも、この時だけは妙な確信がありました。
それほど、あらゆるものが「動いた」瞬間だったのでしょうね。
[きょう]
目ん玉との、にらめっこ。目は何処へ行ったのでしょう…。
僕はどこかで野球の中継でも見ているんだと思って目を閉じました。
一度おさまったのですが、しばらくするとまた耳鳴りとともに歓声が聞こえてきました。
うるさいなと思いながらも時間が経つと聞こえなくなりました。
ああ静かになったと思い、再び眠ろうとするとまた耳鳴りがしてきました。
またかと思った瞬間、女性の大きな悲鳴が聞こえたのです。
驚いた僕はとっさに危ないと思い、仰向けに寝ていたのを横にして小さく身をたたみました。
すると何者かが僕の背中のほうから覆い被さってきて、横を向いている僕の顔を覗き込んできたのです。
その何者かの息が僕の顔にかかりました。
恐怖で目を開くことはできず、ただひたすら耐えていると、すっと重みが取れ気配が消えました。
恐る恐る目を開けると、そこには誰もいませんでした。
でもその日以来そのようなことはまだ起きていません。
[T2@]
女性の悲鳴。気になりますね。
寂しいけど新しい友達も作らなくちゃ、と思っていたのでしょう。
私と弟は、新しい土地の探検に出かけることにしました。
山を開いた、典型的な郊外型住宅地であったそこは、整地されていない山の斜面がたくさん残っていて針葉樹の林が、そこここに有ります。
山に沿うように建つ家々を見ながら、私と弟は、家から少し離れた所にある公園に着きました。
公園には、何人かの子供達。
私も弟も、物怖じしない性格が幸いして、その場の子供達とすぐに仲良くなりました。
暫く遊んでいたのですが、そのうちの女の子と男の子の二人が「探検するなら、面白い所があるよ」と言うので、私と弟は道案内をして貰って、探検に行くことにしたのです。
探検の始まりは、整地された空き地の更に上に、松林の土手がある場所でした。
登ると、小さな道があります。
そこから林の中へ入っていき、くねくねと続く山道は温かく静かでした。
住宅地の水源である給水塔の裏を通り、1〜2ヶ月前にタバコの投げ捨てが原因のボヤがあったというフェンス沿いの土手を抜け、女の子と男の子が案内する道をどんどん歩いていきました。
道すがら、その二人も姉弟だということや、その女の子が私の弟と同い年だというようなことを話したと思います。
松葉でふかふかとした感触の山道を、どのくらい歩いたでしょうか。急に視界が開けて、綺麗な池が目の前にありました。
そんなに大きくはありませんが、とても澄んだ水の、15〜16m四方のひょうたん型の池。
池の周りには、ピンクや黄色の明るい色の花がたくさん咲いていました。
「此処、綺麗でしょ」
女の子が自慢げにそう言ったのを覚えています。
池のふちは少し起伏が激しくて、松葉の敷き詰められた足元は滑ったりするので多少危なっかしかったのですが、その綺麗な場所を眺めながら通りすぎました。
更にどんどん歩いて、やがて私達は眼下に道路が見える鉄塔の足元へ辿り着きました。
眼下の道路の向こうに、広いゴルフ場が見えます。
「あのね、僕達のお母さんね、あそこで働いてるんだよ」男の子がそのゴルフ場を指差して教えてくれました。
ふぅん、と頷いた私は、その姉弟の視線が、何だか寂しそうだなと思った記憶があります。
それから数年経って。
「あの場所、何度行こうと思っても行けないんだけど、どうやって行くんだった?」私はすっかり仲良くなっていた女の子に尋ねました。
ところが。「何それ?」女の子は、そんな場所知らないと言います。
しかも、自分には弟はいないし、お母さんがゴルフ場で働いていたこともない、とも。
私は弟に確かめました。
引っ越してきた春休み、探検に行って綺麗な池を見て、ゴルフ場の見える鉄塔に行ったよね? と。
「うん。行った」弟は、何の躊躇いもなく肯定する…。
じゃあ、あの日、私と弟が辿った道は何処だったのでしょう。
そして、私と弟が出逢った姉弟は、一体誰だったのでしょう。
私の記憶に残る中で、どうしても不思議な出来事です。
[きょう@d]
ほんとに、誰だったのでしょうね。
途中札幌を抜けて旭川に向かいながら江別市野幌あたりだったでしょうか、深夜営業の喫茶店へ寄りました。
2時近い時間ですから学生風の一組くらいの客しかいなかったと思います。
我々四人は交代でトイレに行きながら注文のコーヒーを待ちました。
水が5つ出ているのは知ってましたが誰か余分に頼んだのだろう。トイレに行ってる間のやりとりは知らんけど、くらいの感じでした。
コーヒーが運ばれてきました。やはり5つです。
「俺たち4人だけど」
「えっ?一緒に入ってきた女性は?」
「いないよ。男ばかりだよ。どこに座ったの、その人」
「そちらに…」
指差した一番奥に何もありません。ウエイターが疲れているのだろうと済ませました。
翌日電話がかかってきた。「やばいよ」。とにかく来いというので行きました。
そこで目にしたのは昨日乗った車の後部座席の脚元に散らばるカラスの羽。
そして、長いウエーブのついた髪の毛。
あれはなんだったのでしょうか。
[河ちゃん@e]
長い髪の毛。何か…ですね。
たしか去年の12月ぐらい、ちょうどその日は祭日か正月休みをとっていたかで平日が休みの時でした。
朝の10時ぐらいにテレビを見ながら朝食をとっていて、その時間にはフジテレビで「どーなってるの?」という番組がやってて、その日は怪奇特集でした。
家には私と妹と妹の子供の3人がいて、妹と「面白そうだから見ようよ!」ということになり、しばらく見ていたのですが…。
何話目かは忘れてしまったのですが、たしか北海道だったと思います。
そこに有名な幽霊屋敷があるとかで若い男女4人がそこに肝試しに行きました。
家に入ってしばらくすると老人の声で「勝手に人の家に入り込んで…呪ってやる!」という幽霊の声にびびって、4人が家を飛び出して自分の家に帰るのです。
ところが、その後、一人一人突然の事故で亡くなってしまうという話を再現VTRで放送していました。
確か3人目が死んでしまう時だったと思います。
その放送されている声とは別に変な音声が混じったんです。男の人の声で。
私はすぐに「やばい…聞こえちゃったかも…」と思い、妹達に言ったら怖がるだろうから言わないでおこうと妹を見ると、妹も凍りついていました。
妹も「何か変な声が聞こえなかった?」と言うじゃありませんか。
しばらくしてから、やはり他の視聴者の人達にも聞こえたようで、フジテレビには問い合わせの電話が殺到していたようでした。
しかし、当時の司会者の小倉さんは「何も聞こえませんでしたよねぇ。なんかの間違いじゃないですか」みたいな事を言っていました。
私はもう一度その部分がVTRで流れると思ったんですが、結局それで終わってしまいました。
それなのでフジテレビのヤラセだったかどうかはわからなかったのですが、当時はとっても気持ち悪かったです。
他に聞いた人はいませんか? 私はいまでもたまに思い出してしまうのです。
それでは今日はこのぐらいで…。まだまだ怖い話があるのでまた書きます。
ちなみにその男の人の声なんですが、なんと言ったかというと「僕はまだ死にたくなかったんだ…」でした。
[りーりー]
他の人は、どのように聞こえていたのでしょうか…。
Copyright (c)1999 kibitaro & web surfer
Since 09/13/1996, Last Updated 08/18/1999