ある日、「大賀」が「吉田」のアパートへ電話をしました。
すると、吉田は一人暮らしなのに、中年女性っぽい声が出ました。
「あ、すいません、吉田君いますか?」
「ああ、今ね、一夫はおらんよ」
なんだお母さんでも来てるのかと思い、その場は終わったのでした。
後日、吉田の家に遊びに行った大賀が吉田をからかいました。
「おい、この前、母ちゃんが来とったろう?」
「何言よっとや、来とらんた」
「こいつ、恥ずかしがってから…」
しかし、どうも話しが噛み合わないので「ちょっと待て…腹を割って話そうや」と真剣になって話し合ったところ、どちらも嘘はついていなかったのです。
じゃあ、あの電話に出たのは…?
大賀は「吉田君いますか?」と聞いたのに、電話の主は「一夫はおらんよ」と答えたのです。
後日家族に確認しても、誰も来た人はいなかったとか。
さっきまでバカ話で笑っていたのに…。
いま座っている部屋で、誰かわからない人物が電話を取ったのかと思うと、二人とも怖くなって黙ってしまったそうです。
[分析化学者]
名前を知っていた…。気味が悪いですね。
霊感の無い僕には、何も見えなかったのですが、友達が屋上の方を指さして「おっさんがいる」って言ったのですが、僕には分かりませんでした。
次の瞬間、友達が「うわー」と叫んで言いました。「血まみれのおっさんがいる」
僕は驚いて走って逃げました。
その後、どうなったかはよく覚えてないです。
たいした話じゃなくてすいません。
[あしたのジョー@]
友達も一緒に逃げたのかな。
神戸から京都に向かう新快速に乗っていました。
私は三宮で椅子に座り、車窓を眺めていました。
新大阪で、一人の女性が乗ってきて、私の隣に座りました。
原色を基調とした印象的な服装で、しかも座る際に「失礼します」と言ってくれたので、その顔も見ました。
20代後半といったところでしょうか。
その女性は座るなり、バックから本を出して読み始めました。
私は、先ほど同様、また車窓を眺めていました。
岸辺駅と千里丘駅のちょうど中間当たりで、新快速は普通電車を追い越しました。
向こうも速度を上げていたので、ゆっくりと追い越していったのです。
車窓を眺めたままの体勢だったので、自然と普通電車の乗客に目がいきました。
そこで私は、とんでもないものを見てしまったのです。
なんと、横に座っている女性が、そこにいたのです。
ここで、「横に座っている人によく似た人」と書かなかったのは、服装から髪型から(もちろん顔も)全く瓜二つだったからです。
前述したとおり、その女性の服装は、原色を基調とした印象的なもので、それを着ている人が同時に二人いるなどとは、ちょっと考えられないものなのです。
しかも、普通電車に乗っているほうの女性も、本を読んでいます。
恐る恐る隣を見てみましたが、こちらの女性も同じような体勢で本を読んでいます。
よく見ると、本のカバーまでもが同じ書店のものではありませんか。
普通電車を抜き去ったあと、隣に座っていた女性は高槻で下車していきました。
私はその後ろ姿を見送りながら、普通電車に乗っていた方の女性も高槻で降りないことを祈るばかりでした。
あれがドッペルゲンガーであるということが、私の出し得る唯一の答えだったから…。
[綾小路怨霊 HomePage]
偶然にしては、出来過ぎですね(^^; 自分とよく似た人は旅先に現れるそうです(^^;
僕と会社の後輩(女の子)が、たまたま休日出勤が重なりました。
忙しさの腹いせに、二人で呑みに行こうと馴染みのスナックに行きました。
日曜日の深夜にしては、5,6人の客がいてそこそこ賑わっていました。
僕たちは、店の入り口のドアの近くで、しばらく、会社の愚痴などを言い合いながら呑んでいたのですが、どうも、視界の端のドアが時々開くのです。
誰かが10cmぐらい開けては店内の様子を伺い、すぐ閉める感じがするのです。
最初は気のせいかと思いましたが、2,3回続いたところで私の様子を察してか、後輩が「ドア開きましたよね」と言い出しました。
彼女もさっきから気になってたとの事でした。
その後は二人ともドアの開く気配を感じるたびに「また開いた」と目を合わせていたのです。
ジッと見ていても、実際にはドアは動いていません。あくまで気配がするのです。
そこで、隣で呑んでいるカップルに「さっきからドアが開く感じしませんか?」と聞いたところ…。
突然、僕たちの向かい側で呑んでいた女性が会話に割り込んで来て「髪の長い女の人が、入りたいのに入れずにいます。これは霊ですが気にしてはいけません」と言うじゃないですか。
後輩も髪の長い女性を感じていたとのことでした。
おかげで、店内は騒然となってしまいました。
霊感の弱い僕も、さすがに自分の感覚が正しかったことを理解し、怖くなって慌てて店をでました。
書いてみると、あまり怖い話ではないんですが、ついさっきの出来事なので、忘れる前に投稿します。
ここ何年か鈍ってた霊感が、蘇る感じがして、ちょっとびびってます。
[to@]
忘れてしまった方が良かったのかも(^^;
友人のお兄さんのツーリング仲間が事故で亡くなったそうです。
その後、お兄さんが買ったばかりのバイクに乗って、一人で高速を走っている時…。
後から話しかけてくる人がいて、どうも、その亡くなった人らしいのです。
でも、お兄さんは「ああ、そうか。後ろに乗せてたんだ」という感じで、自然に受け答えしたそうです。
その人は「事故にだけは気をつけろよな」と最後に言いました。
ふっと声が聴こえなくなったので、お兄さんは、本当は誰も乗せてはいなかったことに、やっと気づいたといいます。
後で考えてみたら、その人はとてもバイクを大切にしていて、それが、お兄さんが新しく買ったバイクと同じホンダのCBXだったそうです。
怖いけど、ちょっといい話だなあと感心したことを記憶しています。
[もとボーイ・ジョージ@]
友人は大切にしたいものですね。
彼とは中学3年のとき同じクラスになり、よく遊びました。
いつもの様に休み時間にたわいもない話しをしていた時、彼がふっと「占いで見てもらったら俺29歳で事故死するって言われたんだ」と冗談っぽく言いました。
いつものたわいもない話と思い、私もそして言った彼もそれほど気に留めませんでした。
中学卒業後は家が離れていることもあり、ほとんど会う機会もなくなりました。
大学を卒業し社会人になり、お互い会うこともなくなり中学の頃のことは遠い記憶になりかけた頃です。
私は大学時代の友人数名と長野にスキーに来ていました。
部屋で酒を飲んだ後、みんなは温泉に行きました。
私はスキーから帰った後に風呂に入っていたので、部屋に残ってテレビを見ていました。
そのうち疲れもあってウトウトとしていたのですが、「ガタン」という物音で目を覚ましました。
みんなが帰ってきたのかと思いましたがそうでもないようです。
その時テレビでは新潟県のスキー場で男性が事故で死亡したというニュースが流れていました。
私もスキーに来ていたので人事とは思えず、テレビに注目しました。
テレビでは亡くなられた方の名前と年齢が出ていましたが、それを見た私は思わず息を呑みました。
「東京都○×区 ○×△さん」
何と先程の「29歳で死ぬ」と言っていた友人の名前ではないですか。
名前なんて偶然の一致と言う方もいるかと思いますが、その友人の名前は二人といないような珍しい名前でした。
そして画面に出ている年齢は29歳、そして彼はその時まさしく29歳でした。
何年か後で別の友人に聞いた話では、やはり彼だったそうです。
偶然と言ってしまえばそれまでですが、ちょっと不思議な気分です。
恐くない話で申し訳ありませんが、このHPを見ていて思い出したので投稿させて頂きました。
[長嶋Giants]
そんな不吉な事を言う占い師って…。
この体験は自分でも夢か現実か判らないんですが、数年経った今でもはっきりと覚えています。
あれは本当に夢だったんでしょうか?
[八神京@nt]
それが夢ならいいのですが…。
この夏『新耳袋』にはまって全四巻読みました。
一晩で一冊完読すると、怪異が起こるとかあったんですが、霊感の全く無い私は気にせず読み終わったんです。
眠りにつくと、いつの間にか金縛りにあってました。
「あ〜ひさしぶり」と、なんとか寝返りを打って振りほどきましたが、なんか、背中に当たるんです(物理的には何も無し)。
枕半分ほどの大きさの、邪魔なもんって違和感で。
寝返りを打ちつつ、足元に蹴り上げて(下げてか?)再度、寝ました。
ちょっと怖い金縛りも経験したことがあるのです。
が、この時は疲労の全く怖くないヤツというカンジだっただけに、背中に当たる「違和感」が気になります。
[ゆかねこ@]
違和感。何だったのでしょう…。
名古屋市内の小中学校が遠足などでよく行くお寺がありますが、その公園から少し山を上がった所に「N」と云う小さな公園があります。
日中に出掛ける分には問題ないのですが、夜中に行くと全くの別世界になってしまいます。
一応、公園設備と駐車場が整っているのですが、照明が一つも設置されていません。
ちょうど崖の中腹にあるので転落やら何やらが多いと聞きました。
それにしても霊の数が半端ではないのです。
一度、車ごとの霊(男3人女1人+58年式ブルーバード2ドア・ハードトップ赤黒ツートン)に追っかけられ、途中で開き直って正面衝突覚悟で突撃したら、目の前で霧のように消えてしまいました。
逆ギレしたのが功を相したのか事故死には至りませんでしたが、その後2年間にも渡り事故の連続で、危うく免許が取り消しになるところでした。
一昨年、その公園に行った会社の同僚が一週間も行方不明になった挙句、すぐ脇の山の中で、遺体となって発見されました。
動機も不明だと聞いてます。
世の中には、勇気のある方や全く霊を感じない人がお見えになりますが、夜中にこの公園に行く事だけはお勧め出来ません。
興味がお有りでしたら、必ず日中に行って下さい。
重ねて申し上げます、旧伊勢神トンネルの比ではありません!
命を落としたくなければ、忠告を守って下さい。
[バニング大尉]
近づかない方が無難でしょう。
一年前の小学6年生のときにバトミントンを習っていたんです。
歩いて15分程の小学校で、いつも練習はそこでしていました。
その日は一ヶ月に2回位の割合である、帰るのが夜の9時半ぐらいになってしまう練習でした。
私は体育館の掃除を終え、いつもどおり帰ろうとしました。
その日、同じマンションに住んでて、一緒に習っている幼なじみのRちゃんはサボっていました。
そのこともあり、私は一番に学校を出ました。
その学校は、道をはさんですぐ隣りに神社がありました。
私の通る道から結構長い階段があるので、道から神社を見るととにかく暗く、すっごく木が多いんです。
道に木の枝が伸びてて枝の天井ができます。
私が走ってると、前に女の人がいました。
それも、白い帽子、白いスーツ、白いスカート、白いバッグ、白いストッキング、白い靴、しかも長くて真っ直ぐな白い髪の毛なんです!!
私はその人?をみて「…どんな顔をしてるんだろうか…」などと考え、小走りで前へ回って顔を見ようとしました。
あと3メートル…あと2メートル…走っていくと、前、横で「コッコッコッコッ…」と足音がした。
でも、その女の人を通り越して、さあ振り向こうという時、突然足音が消えました。
振り向くと、分かれ道がないのにその人は消えていました。
とにかくビビり、走って逃げました。
後日、友人YとサボったRちゃんと母に話しました。
Y「ええー嘘っ! こわいじゃん!!」本気か…?
R「私も駅でその人見たよ!!フッと消えたの!!」本当かぁ?
母「消えない消えない! 私がその人のこと人に聞いて調べるよ!!」ざけんな。(まだ正体わからず)
でもあれは本当に見た!!
1年間で色々な人に話したけど、本当に信じてるっぽいのは、たったの一人。
ここなら信じてくれるだろうと思い、書きました。
もしも見た人がいたら連絡下さい!! 正体をメチャクチャ知りたいです。
それではさようなら…。
[牛学]
白ずくめだったのですね…。
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