すると「あっ」、M君が声をあげたのです。
そして「先生、憑いてますよ。どんなんでもいいんですから塩をかけたほうが…」って言いました。
僕も先生も何のことか分からず首を傾げました。
「ついてるって、何が?」。
僕がそう聞くと、彼は「聞かないほうがいい。とにかく先生、塩を肩にかけたほうがいいですよ」って言いました。
結局その場はそれでうやむやになったんですが、どうしても気になったんで、後でM君に聞いてみたんです。
すると渋々ながら教えてくれました。
「あの時、先生の肩に顔が乗ってたんだ。本当に顔だけしかなかったんだが俺を見て笑ったんだ。ニヤって」。
本当にニヤって笑ったそうです。ニヤって。
[Anubis]
ニヤリじゃなかったわけですね。(^^;
ある日、僕の心の友が家に泊まりに来ました。4人です、ええ。
夏真っ盛りですぅ。暑かったですぅ。
当時、僕の部屋にはクーラーがなく、さらには居間のクーラーが故障するとゆー地獄を味わっておりました。
狭い部屋で熱い談義(猥談)に華を咲かせてました。
ついついみんな話に燃えちゃってかなりヤバかったです。
そんな時、O君が学校に忍び込んでプールで泳ごうかと言い出しました。
本当はイケないことですよ。
ですが、扇風機は熱風しか送ってこないのでマヒしちゃってたんですね、行こう行こうということになりました。
生真面目な僕までもが悪の道を選んでしまいました。
とゆーことで僕達は喜び勇んで学校に忍び込みました。
水着はどうしようかということになり、パンツのままでいいぢゃねぇかということで、みんな服を脱いでひとまとめにしました。
水は冷たく、生き返るようでした。
僕達はとりあえず適当に遊んでから、月並みですが最後に鬼ごっこをすることになりました。
僕ともう一人の奴が鬼になり、他の三人が逃げることになりました。
暗いので水の中に潜ってしまえば分からなくなるので、結構面白いものでした。
暗い水の中をまさぐっていると、不意に長い髪の毛が手に触れたので、頭だと思い触ってみました。
案の定、頭がありました。
髪の長い奴はOしかいなかったので「Oみっけ。お前捕まったんやからな俺について来いよ」と肩越しに言って、また別の奴を探し始めました。
そうすると「Nみっけ。Hみっけ」という、もう一人の鬼の声が聞こえてきました。
自分の見つけたOを含めて全員みつかったなと思い、みんなのいる方へ向かいました。
念のため後方を手で探ってみると、ちゃんと頭がありました。
みんなのもとへ辿り着き「これでみんな揃ったな。そろそろ帰るか」と僕が言いました。
でも「おいおい。Oがまだやぞ」と、Kが言いました。
「なに言ってんねん。Oならここにおるやん」と僕は反論し、後ろを手で探りました。
確かに頭がありました。
が、そこに「悪いな。ちょっとトイレ行ってたんやけどみんな捕まったか」と、Oが現われました。
ええっと思って、また後ろを振り向かずに手で探りました。
確かにそこに頭はあるのです。
うわっと思いましたが、ここでみんなに言って、はっきりその正体を見てしまうのは怖かったので、僕は平静を装いました。
そして「みんな揃ったからそろそろ帰ろか」と言いました。
みんなそれに賛同し、さっさと服に着替えて帰りました。
あの時は本当に怖かったです。
[Anubis]
髪の毛は絡み付きませんでしたか?
今、僕は学校の電算機室でこのページを見ています。部屋には僕一人です。
この時間帯この校舎に誰もいるはずはありません。
午前0時5分ぐらいから見ていたのですが、ついさっき不思議な出来事がありました。
ちょうど噂話のあたりを読んでいた時、「かしゃっ!」という音を聞き、その音がした方向を見ました。
この時は宿直の先生かなと思いました。
夜忍び込んでインターネットをしていたわけですから、この時、気まずい気持ちでした。
そして怒られる覚悟を決めてその人が入ってくるのを待ったのですが、入ってきません。
そして不思議に思いドアを開けて誰がいるのか確認しようと思いました。
ドアの前に立ち、そこで僕は自分の目を疑いました。
自分では、やった覚えがないのにドアの鍵が閉められているのです。
部屋の鍵は自分のカバンの上に乗っています。
つまり今さっきした音は、誰かが鍵を閉めた音だったのです。
すぐさまドアの鍵を開け、外の廊下を見ました。
辺りは真っ暗で、そこには人の姿はありません。
他の部屋のドアを開けたような音もしませんでした。
またこの廊下は結構長いもので、僕がドアを開ける前の10秒間ぐらいで、ここを通り抜ける事は不可能です。
まして足音も立てずになんて…。
鍵を閉めた人が宿直の先生だったとしたら、鍵だけ閉めてなぜ中に入ってこなかったのだろうか。
そして真っ暗な廊下を音を立てずに、すばやく移動することはできるのだろうか。
もしこれが偶然でなければ、これは何か得体の知れないモノの仕業としか思えないのです。
もしかしてそいつは、僕を閉じ込めるという意図で鍵を閉めたのだとしたら、と考えるとゾッとするものがあります。
だけどこんな事は滅多に無いので、もう少しこの部屋で様子をみてみます。
[ジョーカー@tokuyama]
夜の学校って怖いんですよね。掲載がタイムリーでなくてすいません。
エレベータって中に乗って、行き先階のボタンを押すか、今いる階でボタンを押すかしないと停まりませんよね。
でも上の階から1階に降りようとすると、1階を素通りして地下まで降りちゃうことが時々あるんだそうです。
地下でスーっと扉が開いて、誰もいなくて、またスーっと閉まる。
そんだけなんですけど。
何かそこで亡くなった学生がいるとかいう話でした。
私は根が唯物論者なのに幽霊がいて欲しいと思ってて、その手の話も大好きという質の悪い奴ですが、これから時々おじゃまさせて下さい。
よろしくお願いします。
[フール]
いえいえこちらこそ。
夜の11時を回った頃、2階の教室で子供たちの騒ぐ声がしたのです。
「誰かが忍び込んで騒いでいるな!」と思い、そっと階段を上がって行き、踊り場の所までくると急に静かになりました。
「こいつら俺を脅かそうとしているな」と、駆け上がって見ると、教室は真っ暗で誰もいませんでした。
窓には鍵がかかっていたし、2階なので飛び降りるはずもない。
もちろん通路は一つしかありません。
そして、後からよく考えてみると「下駄」の音がしていたそうです。
私は、この話を聞いたときに「やっぱり」と思いました。
何故なら、祖父から聞いた話ですが、この中学校は、祖父たちが「墓地」を埋め立てて作ったそうです…。
[MASA@sunnet]
時代を感じさせる下駄ってことですね。土葬だったのでしょうか?
僕は去年まで旭川の大学にいて、いろいろ変な話を聞いてきた。
7つ知ってしまうと、あまりよろしくないようなので多くは知りませんが、幾つか紹介します。
1つ目に渡り廊下。
本館から体育館と音楽棟へ行く渡り廊下がある。
それがまた、変に曲がりくねっているというか角張っているというか。
工事の失敗らしく責任者が完成後、渡り廊下の外の木で亡くなったということである。
その木の下に供養のため石が置かれていたのだが、今は渡り廊下の本館側入り口に置いてあります。
触るととてもよくないということで、僕も決して触らないし、見ないようにもしていました。
2つ目は焼却炉の煙突。
とても高い煙突が大学の裏に立っている。
昔、大学祭のとき応援旗をもって煙突の上に上がり、大きく振っていた学生が誤って転落したことがあったそうです。
今でも夜遅くグランド越しに煙突の上を見ると、黒っぽい人影が旗を振っていることがあるそうです。
3つ目は本館の小さい天井窓。
夜中ふと見上げると血まみれの人が覗いているという。
4つ目は昭和池。
構内に昭和池と呼ばれる溜め池がある。
昔、学生がそこで溺れたということ。
人通りが少なく、よく出るという。風もないのにバシャバシャいってたり。
5つ目は、音楽棟の2階の練習用ボックス。
学生の霊が出て、ピアノの音が聞こえるということです。
とりあえず、このようなものです。
怖いですね。学校は。
[けんじ]
これだけでも怖いですね。残りの二つは…。
1年後輩の女子が、ピエロの人形をモチーフにして絵を描いてましたが、人形がその女の子の顔にそっくりになってきたのです。
初めに気がついた同期の部員は1年生の時、先輩が絵を描いているときにうっかり人形を床に落としてしまい、必死に修理したことがあって、そのときは「このピエロ、先輩に似てる」ということをよく覚えていたんです。
私は同期の女子がモチーフにしていたとき、「あれ?この人形、この子にそっくり」と印象に残ってたんです。
先輩も同期の子も、そして後輩も、顔はぜんぜん似ていません。目の形も顔の輪郭もです。
みんな気味が悪くなりましたが、後輩を怖がらせるのは可哀相なので黙っていました。
それから数ヶ月たって、私達にとって最後の文化祭の準備で、私と後輩二人が美術室に居残って絵の仕上げにとりかかっていたときのことです。
後輩が「先輩、隣の美術準備室から女の子の話し声が聞こえる」と、泣きそうな顔で訴えてきました。
私は聴力障害があるので気がつきませんでしたが、準備室のドアに補聴器を近付けると、確かに声が聞こえました。
準備室の鍵は顧問の先生がかけたのをみんな見てましたし、中は真っ暗です。
その準備室にピエロの人形が保管されてるのを思い出した私は、訳も言わずに後輩たちを促して、その日はみんな帰宅しました。
[KYO@]
見た目が変わるとは。声の主はいったい…。
話は変わりますが、散歩している犬(特に柴犬)って、飼い主に顔が似てませんか?
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