話は遡り、木造の旧校舎の頃です。
校内ラグビー大会が行われ、皆が練習に励んでいました。
そして大会当日。ある生徒がスクラムの時の衝撃に耐えられなかったのか、首の骨を折り、他界されました。
ラグビー部員のように毎日練習をしているわけではないので、無理な体勢になったのではないかと言われています。
それからラグビー大会は開催されていません。
現在では、彼の両親から送られたという石像(?)が若い身空で他界した生徒のことを無言で語っております。
本題に入りますが、その後校舎の中をボールを持ったまま走り抜ける少年の霊がいると言われていました。
そして、そのボールは少年の首だという事も…。
その幽霊も、何年も前に現在の新校舎に変わってから、全く出なくなったそうです。
その理由を幾つか聞きますが、一番信憑性?が高いと言われているのが、新校舎になったため、出てこなくなったということです。
あとは、古参の体育教師が「廊下を走るな!」と言ったためとか…。
本校一元気な体育教師(^^;)がタックルをしたためとか言われてますが…。
本当ならば笑い話にもならないので「まさかね」で済ませています。
偶然か狙ったものかはわかりませんが、その体育教師は共にラグビー部の顧問です。
何故か、私の学校に伝わっている有名な怪談というのはこの一つしかありません。
私が知らないだけかもしれませんが、小・中学では全くと言っていいほどありませんでした。
ただ、小学校では改装の時、トイレの鏡が合わせ鏡になっているのが少し気になりましたが…。
今度卒業生の方から詳しい話が聞けましたら、またお話しさせていただきます。
さて、この話はこの辺で…。
この場を借りまして、亡くなられた生徒の方の御冥福をお祈り申し上げます。
それでは。
[つじむらえい@]
松大七不思議にも類似した話があります。少年と生徒との関係とは…。
その中に、習志館という名前の建物がありました。
これは赤い木造の、洋館のような造りの三階建てで、ベットのある部屋があり、倉庫兼合宿場に使われていました。
見るからに古い造りで、戦時中は習志野なんとか部隊が兵舎に使っていたそうです。
もう10年以上前になるでしょうか、私が中学2年生の時、夏休みに部活の合宿でここを利用した時の話です。
その日は蒸し暑く、クーラーのない部屋は窓を開けっ放しにしていたのですが、友人が突然「窓を閉めて」と言いだしました。
訳を聞いたら「何か怖いから…」って言うんですけど、鈍感な私は「でも暑いから」と言って窓を閉めませんでした。
それからしばらくみんなでベッドの上に座っておしゃべりをしていたら、その友人がいつの間にか寝てしまってるんですよ。
夜もまだ早いからといって私は彼女を起こしたんです。
そうしたらすぐ起きたんですけど…。
彼女が「今金縛りにあってたの。起こしてくれて助かった」って言うんです。
更に「あそこの窓から入ってきたの…」って。
い、いったい何が? 私はそういうのが全然分からないぶんパニックになりそうでした。
しかも21時消灯で、強制的に電気が全部消されちゃうんですよ。いやー!!
「もう行っちゃったから大丈夫だよ」って言われても怖いものは怖い。
結局しょうがないのでその日はその部屋でおとなしく寝ましたけど。もちろん窓は閉めて。
でも私には何も起こりませんでした。
今考えると高校生になってからも、泊まる機会はなかったんですけど文化祭の準備やなんかで習志館を使ってましたねえ。
そんな事があったのに別に夜でも怖いとは思わなかった私っていったい…。
そんな習志館も、2年位前に取り壊されて、素敵なテニスコートになっちゃいました。
ちょっと残念。実は洋館みたいだから結構お気に入りだったんですよね。
ちなみに例の彼女は結構霊感というかカンが強い子で、そして私はまるで鈍感な子でした。
一緒に怪談話をしていた時に、私が「でも幽霊っていったって入れ物があるかないかの差じゃない? 私達と同じだよ」って言ったことがあったんです。
そうしたら「まりちゃんがそう言った途端に寒気が無くなったー、足がすごい寒かったんだー」なんて平気な顔をして言われたこともあります。
最後に、よく霊感は移るっていいますけど私にはさっぱり…。
どちらかというと打ち消すくらいな勢いだったんですよね。
と、いうことです。ではまた。
[まりこ@]
館は無くなってしまいましたか。思い出だけは残りましたね。
七不思議は、他の学校とほぼ同じで
7番目の不思議は、何故かいつも扉が閉まっていて、そのトイレは気持ち悪がられていた場所でした。
ある日、クラスの子が「片足が見えた」と言った事から大騒ぎになり、騒ぎを押さえられなくなりました。
その時、校長先生自ら、脚立でトイレの内側に入り、中から鍵を開けたところ、便器の中に真っ赤な血のようなものが飛び散ってました。
先生から「学校の中のトイレには、なるべく一人で行かないで、グループで行くように」と言われてました。
考えてみると、学校の中なのに、変な話ですよね。
今思い返すと、どれもとても懐かしく思います。
大人になるって、つまらないですよね。
[くろぴん]
大人は、あれこれ詮索しますからね。でも真相は知りたいし…。
まず、この高校の伝説を知っているだけあげると。
軽音楽部の部室には鍵のかかる折り畳み式の机があり、開かずの机となっていたようです。
それがどんどん古くなり、部員も増えて邪魔になったため、壊そうという話が出たのです。
でも、壊す前に、なんとか鍵をこじ開けてみようという話になるのは、高校時代の好奇心がそうさせたのでしょう。
そして、その鍵は案外簡単に壊れ、簡単に机は開いたそうです。
中から出てきたのは…膨大な量の手紙です。
内容は殆ど支離滅裂。分裂症気味の人が書いたような内容だったそうですが、目をひいたのは次のような内容の手紙でした。
楓様
お姉様をあなたは殺した。
そう。それは。私。
乙女の祈りが弾けない。
楓という女性が伝説の女性なのか、伝説を知っている女学生が悪戯したのか分かりませんが、それを読んだ子達はぞっとしたそうです。
[ルナティック@m]
意味不明なものほど怖いものです。
しばらくそうして涼をとっていると、急に手を何かに引っぱられました。
うわっと、手を引っ込めようとすると、ガシッとその何かが僕の手を掴みました。凄く冷たい手でした。
時計を見ると授業はあと10分で終わろうかという時です。
僕は焦って思いきり手を引っぱりました。でも無駄な抵抗だったようで逆に僕の腕がちぎれそうになるくらいの激痛が走ります。
どうすることもできず、一人だけゾゾーっと涼しくなりながら固まっていました。
チャイムが鳴ると、その手は僕の腕を放しました。
すぐに机の中を覗きましたが、何もありません。
腕にははっきりと掴まれた痕があり、夢ではなかったことを物語っています。
因みにその痕は、右腕を右手で、しかも外側から掴んだようなもので、僕が寝ぼけて付けたというのは考えられません。
机の中には何がいたんでしょうね。
[Anubis]
冒頭の部分をどこかで…。Anubisさん、似たような話を送りませんでした?
そんな所ですが、学校の近所には、キンペと呼ばれる底なし沼があります。
私の1つ上の先輩が、その沼で友人達と船で遊んでいて溺れ亡くなりました。
それからというもの、体育館で夜な夜なボールをつく音や、ピアノの音が誰もいないのに聞こえると、先生方から聞きました。
夜中に女の子が取り憑かれたのかガタガタ震えだし、狂いはじめたのです。
どうにかその場は切り抜けました。
その合宿中に私が歩いていたとき、急に腕が痛いと思ったら、まるでカッターで切った様にサッと切れていました。
もちろん切れる様な物は何もありません。鎌イタチなのでしょうか?
すると何とも嫌な気配がするんです。
その友人達と「嫌な感じだね」と話していると、男子から「部屋に変なモノがいる!」と呼ばれて連れて行かれると、部屋の角に黒いモノが埋まって見えました。
それは暫くすると薄くなって消えました。
しかし、恐いのは部屋に戻って、同室の友達と話していた時です。
私の右側には壁、正面に友達と向かい合わせに座っていました。
突然壁の中からバッと2本の腕が飛び出してきて、直ぐに引っ込みました。
あまりにもリアルに見えたので、目の錯覚かと思うことにしようとしました。
しかし、目の前の友達がギョッとした顔をしたまま呆然としているのです。
思わず「もしかして、今の見た?」と聞くと黙ったまま頷きました。
その友達は、はっきりとは見えず、白いものが出てきてすぐに引っ込んだと言っていました。
その時、部屋の角では、やはり霊感の強い友達が、金縛りにあって苦しんでいる最中でした。
他にもその施設の玄関では、小さな女の子の霊が中を覗き込んでいたりと、とても恐かったです。
友達が「花子さんがいるか確かめよう」と言い出し、みんなでトイレへ行った。
いくつかある扉の中を全部みて誰もいないことを確認した後、みんなで「はーなこさん!!」と呼んでみた。
シーンと静まり返り耳を澄ましたが返事はなかった。
「やっぱりいないんだ」と思ったら『はーあーい…』と蚊の鳴くような声が…。
一目散に逃げました。
これも有名だと思うけど、口裂け女。
タクシーにマスクをした怪しげな女が乗り、降りるときに運転手に「私、きれい?」と聞いた。
運転手が振り返ると女はおもむろにマスクをはずし、裂けた口を見せニーッと笑ったという。
整形に失敗したという噂も聞いたことあるけど??
いずれにしても私の住んでいる岐阜県で出没したと聞き、当時は怖かったです。
[モエモエ@nnus]
返事の主は…。
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