で、この事は在校生ならみんな知っていますが、そこに行くと必ず浪人するので、なかなかその勇気がある人はいないようです。
ちなみに、行った回数分だけ浪人します。と、断言できてしまうのは、私自身が二度行って二浪してしまったからです。ほんとです。
普段は3階から時計台につながる階段にはロープが張られていて、一応、立入禁止にはなっていますが、こっそり誰でも行けます。
また、隣の部室に確かに誰か入ってきた音がしたのに、だあれもいなかったとか、突然誰かに話しかけられたり、肩を叩かれたり(もちろん誰もいないのだ)。
よく考えると怖いんだけど、あまりにしょっちゅうだったので慣れちゃってました。ははははは。
以上です。また何か思い出したら投稿します。
[さい@divefo]
身を持って体験してしまったわけですね。
私が修学旅行に行ったときの話です。
泊まった部屋は一番左の部屋で、見晴らしがよく良い部屋でした。
友達も気に入ったらしく、すっかりくつろいでいて、鍵を閉め忘れていました。
みんなが寝静まった頃、私はふと思いだし鍵を閉めにいきました。
その時、妙な視線を感じました。
鍵穴から覗いてみると、青白く光った女の子が私を睨みました。
私は布団にもぐりこみ、寝てしまいました。
翌日、私の部屋の前で、大量の髪の毛が発見されました。
[kanagon@s]
毛が直毛の黒、だとしたら…。
夏休みでしたが授業があったので、僕と後輩と二人だけ遅れてキャンプ場に着きました。
バーベキュー大会がすでに始まっていて、男女合わせて10人くらい、かなり盛り上がっていましたが、既に真っ暗でした。
その場所は、かなり深い山の奥の川原で、OBの先輩が会社の人から教えてもらったという「穴場」らしく、いい場所でしたが、他に周りでキャンプしているグループはありません。
月がギラギラと、もの凄いほど光っていたのを覚えています。
授業の疲れが出たのか僕は気分がすぐれず、とても眠くなってきたので、その場をそっと離れました。
そうして何を思ったのか、葦の茂みの中に入り込んでゆき、横になりました。
ぽん、と肩を叩かれたので目が覚めました。
闇の中に、友達の大きく見開いた目がありました。
「あ…ごめん。寝てた」
「みんな捜してるぞ」
友達は、少し声が震えるほど興奮していて、僕は驚いてしまいました。
あとで話を聴いてみると…。
僕の姿が見えないので、みんなで手分けして捜すことになった。
友達は一人、川の方へ降りて行ったが、ふと見ると、川の真ん中を白髪の老婆がザブザブと歩いている。
その進んでゆく方へ目を向けると、僕の姿が。
次の瞬間、老婆は消えていた…。
また、後輩の一人は、橋の上から、やはり川の中を歩く老婆の姿を見たそうです。
「山姥」というものなのでしょうか。
だとすれば、彼女は、僕を取るつもりだったのか、それとも、発見されるように友達に教えてくれたのか…。
今でも謎です。
[もとボーイ・ジョージ@]
老婆は手に、何か持ってなかったでしょうか。
ある夜、中の仲間と部屋で、電気を消し懐中電灯でお互い照らしあって遊んでいると、ふっと窓に何か映っていました。
気になって、照らしてみると…。
なんと小学生ぐらいの女の子が立っていました。
そこにいた4人のうち3人が見てしまい、3人は布団にもぐりこみ、見ていない一人が電気をつけてくれ、やっと窓をもう一度見ると女の子はもういませんでした。
ここは人が肝試しにくるぐらいの山奥ですし、夜中に小さい子供がいるとも思えません。何よりこの部屋は2階です。
恐くてこの日から電気をつけて寝るようになりました。
その日から2週間ぐらいしてカヌーの練習(授業みたいなもの)でダムの湖(こしぶ)に行きました。
そこは結構、大きな湖で真ん中に山みたいなのがポツンとありました。
その山のまわりで練習をはじめました。
夕方帰る前に自由時間をもらい遊んでいると仲間の一人が山にある石を突いて落として遊んでいました。
自由時間が終わり戻ろうとした時、なんと山の石のあたりに、男の子と女の子(前述の子っぽい)が立っていました。
それを見た僕と仲間は急いで逃げました。
あとで先生に話すとその湖は昔、村があった場所でダムを作る時水没させたらしく山の所は墓があった場所で、仲間が突いた石は墓石だったみたいです。
すごく恐くて、この日からカヌーの授業が嫌いになったのを憶えています。
今でもあの女の子はダムの周りを彷徨っているのでしょうか?
[JIJI@]
ダムの周りでは、いまでも…。
その時は4人ほどでテーブルを囲むように座っていて、私は廊下の方に向く形で座っていました。
すると、廊下の方で足音が近づいてくるのが聞こえました。
深夜といっても学内に人が残っていることも多く(私たちもその口でしたし)たいして気にはしませんでした。
その足音が部室のすぐ近くに来た頃に、私は何気なく廊下側の窓を見たんです。
その窓は曇りガラスでしたが、廊下を歩く女性(髪が長かったのでそう思いました)が歩いていくのがわかりました。
その人影はそのまま窓の端から端まで見えていました。
窓の外にはわずか数センチの所に、連絡用の黒板が掛けてあったにもかかわらず…。
窓と黒板の間を通った人影に私が呆然としていると、友人の一人が「見たんだろう?」と聞くのです。
私が頷くと、その友人は「何か来るのがわかったから、(自分は)そっちを見ないようにしてたけど」と言っていました。
この大学にはそういった話が多く、私と友人が体験しただけでも、
などなど。いろいろな話のある大学でした。
[桜条遥@]
やはり、大学では、深夜の体験談が多いですね。
学校の帰り、私は友達のRちゃんと、公園とマンションで挟まれた広い道路の歩道を歩いていました。
すると向こうから、みすぼらしい服装をしたおばあさんが歩いてきました。
そのおばあさんとすれ違おうとした時、「あの〜」と呼び止められました。
「実はねえ…」
この後に続く話は、細部は全然覚えていないのですが…。
おばあさんの家は雨漏りがひどく、とても困っていた。
人づてに雨漏りを直してくれる神様がいると聞き、お参りをした。
すると雨漏りはすっかり直った。
と、そんな単純な、けれど「?」な話だったように思います。
その場を離れようとすると「ちょっと、お待ちなさい。実はねえ…」
と、この話をエンドレスでするのです。
その話が、3,4度目になったころ突然、私たち二人は、お互いの顔を見合わせました。
教室の後ろに貼られていた学級新聞を思い出したのです。
「赤い服を着た妊婦と、おばあさんの話」
『同じ話をエンドレスでするおばあさんには気を付けろ。そしてその人が現れる時には、必ず、そばに赤い服を着た妊婦がいる』
振り返ると…。そこには、赤い服を着た妊婦が、長い髪を垂らしてマンションの駐車場からこちらを見ていました。
私たちは手に手を取って、その場から走り去りました。
「雨漏りはしないよ〜」と叫ぶ、おばあさんの声は聞こえたものの、決して振り返ることはできませんでした。
そういう人が実在し、姑を見守る身重の嫁がついていた、と書いてしまえばそれまでで、怖いことではないのですが…。
一体なんだったんだろうな〜、と今も不思議に思っています。
[surmem]
学級新聞のネタは、どこから出ていたのでしょうか。
小学5年生の時、友達が大島へ転校しました。
その彼女が夏休みに遊びに来るというので、先生の提案で夜の学校で遊ぼうという事になりました。
私は偶然その日、出掛ける事になっていて、参加しなかったのですが…。
まあ、6時くらいから始まり、8時くらいまで、体育館にクラスの男女30名近くが集まって遊んだりしたそうです。一応肝試しもやったようです。
で、いい加減夜も更け、解散という事になりました。
校舎の電気は全て消され、錠締めも先生と数名の生徒が一緒に見回り、最後に体育館の電気を全て消して外へ出ました。
が、体育館の2階、放送室の電気がついているのです。
消し忘れだろう、という事で先生と一人の女の子が電気を消しに行きました。
しかし、2階に上がってみると放送室は真っ暗。
学校の校庭には夜間照明があるので(その日はついていた)、その光が反射してるんだろうと、そのまま体育館を出ました。
しかし、良く見てみると放送室は校庭から離れた場所にあり、反射なんてする訳が無いのです。
突然、一人の女の子が叫びました。
「放送室に女の人がいる!」
放送室の窓に、顔が半分くずれた女性がいたそうです。
そして、その場にいた生徒たち(多分、先生も)が悲鳴を上げた瞬間、消えたそうです。
もう一つは私が通っていた都内の女子高の話です。
この高校は、すぐ隣と目の前にお寺があり、歩いて3分程の所に火葬場もあります。
高校の体育館の奥は、合宿所になっており、私のクラスメートが夏の合宿でそこに泊りました。
2段ベッドの下の段に眠っていたそうです。
夜中、誰かが自分を揺り起こすので、目を開けてみた彼女は絶句しました。
床から伸びた無数の灰色に光る手が、風に揺れる草のように蠢いていたそうです。
私はこの高校に1年しか在籍していませんでしたが、怖い話はかなり聞きました。
自殺した生徒の霊、東京大空襲で亡くなった生徒の話、140cmの高さしかなく、隠されるように作られた男子トイレの御札等…。
今でも、昼間なのに薄暗く、夏なのに少し寒い校舎を思いだします。
現在中学校勤務なので、こんなの読んじゃうと、怖くなるのが判ってて読んじゃうのは、どういう心理状況なんでしょうね(汗)
[ゆきね@s]
怖いもの見たさ、ということでしょうか…(^^;
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