その日、夏の暑い日差しのなか、ある山奥の民宿に着き、同じ部員と民宿の目の前を流れる川に遊びにいきました。
カナズチの私は、仲良しのKちゃんが泳いでるのを岸から見ているだけで、その日は終わりました。
不思議な事が起こったのは、その夜です。
女子部員が二人しか居ない為、私はKちゃんと二人で6帖間で寝ていました。
今でも強く記憶に残っているのですが、その夜は、とにかく寝苦しかったです。
頭のすぐ真上で、川の「ザァァァーーー…」という音が、もの凄く大きく聞こえ、一瞬耳が変になったのかな…と思った後です。
指先爪先が、とても冷たくなってきた事に気づきました。
そして、何となく身体が下に引っ張られる様な気がしたんです。
昔から臆病な私は、心霊体験なんてしたくない!!
恐い〜!イヤ〜〜〜ンッッ!!
なんて思いながら、怖さ?でガチガチになった身体を動かそうとしましたが動きませんでした。
隣で寝ていたKちゃんに助けてもらおうと、やっとの事で首だけ動かし、暗い部屋に目を凝らしました。
Kちゃんも、こっちを見てる!?
何か、もの凄くヤバイ気がして、私はとっさに目をつぶりました。
恐くて目が開けられずに心で叫んでました。
「恐いの!!私、何もしてあげられないからヤメて!!」
後は、どう眠りについたのか覚えていません。
翌朝、目が覚めたKちゃんが私に言いました。
「お前さぁ、なんか沈んでなかった?」
え?
「いや、昨日なんとなく目が覚めて、お前の方みたら、お前が居ないように見えたんだよー…」
その事と関係あるか解らないけど、その川で何年か前に事故があった事。
それと、私たちが泊まった部屋に飾ってある絵を、部員の一人がしきりに恐がっていた事を、今もたまに思いだしてはゾッとしています。
[はな@]
どんな絵だったのでしょうか…。
あれは去年、京都へ修学旅行に行った時の事でした。
修学旅行にしては由緒ある旅館に泊ることになり、はしゃいでいた私たちに添乗員の方が、その旅館にまつわる怖い話をしてくれました。
その旅館のどこかの部屋には、落ち武者の生首が描かれた掛軸があり、夜、その掛軸からその生首がでて、館内を這いずり回る、というような内容でした。
それを聞いた私たちは怖くなり、夜はすぐに寝てしまいました。
しかし、変化が訪れたのはその翌朝でした。
もう、全ての日程がその日に終了するので、部屋の荷物を私と数人のルームメイトで片づけていました。
私は、皆に背を向けて、押し入れに向かって片づけていると、後ろでガサガサと荷物を物色するような音がしたのです。
まだ、友達がいるのかと思い振り返ると、そこには誰一人としていなかったのです。
確かに、私は荷物を物色する音と人の気配を感じたのに…。
怖くなって、荷物をつかむと一目散に皆の所に行きました。
皆にその後聞いたところ、私が部屋に入ってからすぐに、皆は荷物を持って出掛けてしまっていたそうです。
…では、あの音は…?
落ち武者の生首だったのでしょうか…。
後日談ですが、その修学旅行の写真が現像されたものを見ました。
すると、あの旅館で怖い話を語ってくれた添乗員さんと私のツーショット写真が、真っ赤な光によって、二人の頭から上が写っていませんでした…。
今のところ私には異変はありませんが、その添乗員さんとは連絡をとっていません。
[ムサシ@]
ガサガサと、何の音だったのでしょう…。
現在は新しい校舎になってしまいましたが、私の通っていた頃の話です。
校舎の4階の階段の一番上の壁に、なぜか観音様の絵が描いてありました。
何回か絵を消そうとしたそうですが、それを消そうとして壁を塗っても、また浮き出てしまうとの事でした。
私も見に行きましたが、確かに観音様の絵があり、それを塗り込めようとした跡もありました。
いわれは誰も知りません。
祟り等もないので、ここは夏休みに校内で合宿するクラブの肝試しコースとなっていました(笑
もう一つは、外人の子供の霊についてです。
私たちの学校は、米軍キャンプの跡地に建てられました。
グラウンドも取り壊した所にそのまま土を入れているので、よく瓦礫が出てきました。
私はラグビー部でこの瓦礫に悩まされました。痛いんだ、これが(笑
外人の子供の霊は、校舎の中に出てきたそうです。
クラブの部室は上級生が使うので、一年生はよく自分たちのクラスで着替えてました。
クラブを終え着替えていると、廊下を走る音が聞こえてくるそうです。
廊下の一番奥をパッと見ると、金髪の子供が教室に入る姿が見え、その教室を見てみても、その子供の姿はないそうです。
これも、詳しいいわれは分かりませんが。
あとは、配水管の通っているスペースから、キャンプ時代にあった地下室に行けるとか、という話も聞きました。
ワンダーフォーゲル部の一人がその中に入っていったがよく分からなかったそうです。
でも、いやな雰囲気の所だとも言ってました。
今でもこの話は伝わっているかどうかは知りませんが、なんか横浜ならではの話かな?と思います。
[とくとく@s]
横浜ならではというと、あれもありますね。
もう10年以上も前らしいんですが、当時新築されたばかりのホテルに、ある中学校が宿泊をしました。もちろん修学旅行です。
その学校はいわゆる「荒れていた」らしく、生徒の夜間徘徊や男女同士の部屋への侵入を防ぐため、廊下で教師達は寝ずの番を続けていたんです。
そんな時、一人の教師が廊下をバタバタと人影が走っていくのを目にします。
そのフロアはその学校貸し切りです。
生徒が部屋を抜け出したと思った彼は、思わず「待てー」とその人影を追いかけました。
ところが追いかけながらよくよく見ると、それはおかっぱ頭の10歳くらいの少女の形をしているのです。
やがてその少女は非常口の前まで行くとためらう様子もなく、その扉を開けて外へ出ていったそうです。
彼が非常口の前まで来て扉を開けようとしたとき、「おや?」と思いました。
何とその非常口は彼のいる内側から鍵がかかっていたのです。
鍵を外して確認しましたが、少女の出ていった外側には鍵穴があるばかりでした。
彼は言いました「今思うと和服のようなものを来ていたような気がする…」と。
この話を聞いた時、私は座敷わらしをイメージしてしまいました。
理由はわかりませんが、そのホテルでは次の年以降、修学旅行の宿泊を断るようになったそうです。
たぶん誰かが何かやらかしたんでしょうね。
[湯殿舞鳩]
先生って大変なんですね…。
全校生徒100人足らずの小さな学校で、約10年前に卒業した私ですが6年間に不思議な体験は皆無でした。
数年後に廃校になるという話を聞き、このような話も廃れてしまうのかなと思うとちょっと寂しくなります。
[みほりん@tzoy]
地域性のある学校の七不思議はありませんか?>ALL
学校の噂ですけど、今まで聞いた中でベスト5くらいに入る、気味の悪い話を書かせていただきます。
あまり怖くは無いと思いますが、『モナリザ』は皆さん御存知ですよね?
その話を書きます。
茨城県のとある中学校にあるモナリザですが、すこしオカシイのです。
大体モナリザ関係の怖い話は朝早くに見ると笑うとか、背を向けていると肩を叩かれる、といった感じの話を耳にします。
しかしその学校のモナリザは今までの話とは逆の、目をそらすそうです。
なんでも普通モナリザはドコから見ても必ず自分を見ているように作られているそうで、怖い話にある、モナリザが見ているといった類は別に不思議ではないのです。
で、本題なのですが、どうやらトイレと密接な関係が有るみたいです。
いつもは普通だそうですが、ある決まった時刻にモナリザをみると決まって校庭の端、厳密に言えばプール脇のトイレを見ているそうです。
それで友人K君は仲間6,7人集めてその時刻の間、見張ってたみたいですけど(交代制で一人5分位)、どうしても必ずモナリザの目線を見逃してしまうのだそうです。
んで、これでは埒がアカンというわけでトイレの方を調べてみようとしました。
しかしそのトイレは古くから使用禁止になっていたので後日調べようとしました。
トイレの使用禁止の経緯をココで話してしまうと非常に長くなるので省きます。
それで調べに行くときに、メンバーの中の特に霊感が強いM君が必死に止めたのです。
「ここはマジでヤバイ!!死ぬかもしれないから止めろ!」と…。
しかし勇敢?にもK君+三名は行ったそうです。
その中は今まで使われてなかったため、ひどく汚れていて、もの凄かったらしいです。
それで個室の中を覗いたら辺り一面に赤や青で死ね!とか呪うぞ!みたいな文字がビッシリ書いてあったのです。
その後は取り壊されたらしいのですがモナリザは今でもそこをジィ〜っと見ているそうです。
ここまで書いといて真相は解らずじまいで申し訳無いのですが、K君はその時ほど怖い思いは初めてだといい、コレ以上は話してくれませんでした。
最後にコレは忠告ですが、あまり面白半分でそういう曰くつきのスポットに行かないことをオススメします。
怒らすとホントにヤバイですよ霊は…。
[Sey@]
モナリザにまつわる話。興味深いです。
これは私の1年上のK先輩の話なのですが、この頃は御多分に漏れずこっくりさんが流行していました。
ある日、K先輩とその友人が休み時間にこっくりさんをしていました。
まあ、一通り遊んだ後、終了しようとしたところ「もういちどよべ(もう一度呼べ)」と出たそうです。
怖くなった先輩達はそれでも放課後、言われた通りにもう一度こっくりさんをしました。
すると「まいにちよべやめるな(毎日呼べ、止めるな)」と言われました。
「無理です」と言ったところ、ものすごい勢いで指が動き出し、「のろう(呪う)」と指が動いた後、答えを待つ様にぐるぐると紙の上を指が動き続けました。
怖くなった先輩は強制的終了。確か、強制的に止めても呪われない方法というのをやりました。
そして、念仏を唱えた後、念の為に持っていたお塩を紙にまき、マッチで火をつけました。
当時、校内でヒステリーで倒れた子がいたので、こっくりさんをするときには塩を持つようにしていたそうです。
すると、「ポン」という何かが弾けたような音と共にさっきまで燃えていた筈の火が消えてしまいました。
そしてそこには、こっくりさん用の紙の真ん中に書く、鳥居の部分だけが焦げ跡も無く残っていたそうです。
先輩達はその紙にもう一度塩をまき、手を合わせてこっくりさんに謝ると、ティッシュで包んだ紙を職員用駐車場脇のヤマモモの木の根元に埋めたそうです。
その話を聞いた私と友人がその場所を掘ると、四角く畳まれたティッシュが見えた為、速攻で埋め直しました。
先輩達に身体の支障はなかったそうですが、恐怖心からか、一週間ほど不眠に悩まされたそうです。
ちなみに私は近場(自分のいる教室内とか)で、こっくりさんの類をやられると、寒気がしたり髪の毛が静電気を近付けたように軽く持ちあがったりするので、絶対に私の近くではやらせませんでした。
昼休みにクラス内で3チームくらいで、こっくりさんとキューピットさんをやられた時には全身に取り肌が立ち、傍目で見て判るくらい(3,4cmか?)髪の毛が跳ね上がりました。
また、何かあったらお話しします。 またのお話し、ありがとうございます。
[ゆきね@]
学校で流行った時期がありましたが、それほどまでとは…。
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