学校の七不思議
第22章


  1. 怖い話を読んでいたら、また思い出したので投稿します。
    私が小学4年生くらいだったと思いますが、修学旅行前の野外宿泊学習の時の話です。

    私の通っていた小学校は、修学旅行の前の年に野外宿泊学習というのを行っていました。他も同じかなぁ?
    皆、初めての泊まりがけの行事に興奮を抑えられないらしく、行きのバスの中で、もの凄い騒ぎようでした。
    私もその一部と化して大はしゃぎしていたような気がします。
    学校から約1時間とちょっとで目的地に到着しました。

    怖い話で有名な本館を通り抜けて、少し離れた別館へと移動しました。
    別館は玄関を真ん中にして左右に部屋が4つずつくらい並んでいる長方形の建物でした。
    私と友達の部屋は左の一番奥の部屋だったので、ずっと奥へ進んで行きました。
    突き当たりに別の玄関らしきガラス扉が見え、そのすぐ近くに自分たちの部屋のドアがありました。

    皆は勢いよく部屋に入りベッドの場所取りが始まりました。
    8人部屋だったので2段ベッドが4つ置いてありましたが、私はドアに一番近い場所を選びました。
    夜になり就寝時間になったので寝ようかと言い、ベッドに潜り込みました。
    それから何時間かして、私は何故かは分かりませんが目が覚めてしまいました。

    ふと気付くと周りで寝ている友達の寝息などが一切聞こえなかった覚えがあります。
    ヘンだなぁと思いながら暫くボーッとしていました。
    すると遠くの方から「ポーンポーン」という音が聞こえてきました。
    私は最初ベッドに掛けてあるハンガーを誰かが蹴っている音だと思いましたが、何か奇妙な違和感を感じてベッドを降りました。

    部屋を出て右に伸びる廊下を見ましたが、何もありませんでした。
    と、いきなりすぐ後ろからポーンというさっきの音がしました。
    ビックリして振り返ると、髪の毛は肩くらいまでで綺麗なストレートの女の子が、赤いボールをついているのを目にしました。
    おーと思っていると、その女の子が「遊ぼう」と言ってきました。
    危ないかなぁと思い「眠いからごめんね」と言って部屋に入りました。
    落ち着いて考えると怖い話になるなぁと思い、送らせてもらいました。
    [月琴@]
    赤いボールが、ボールならいいのですが…。友達は何か言っていませんでしたか?

  2. いつも楽しく読ませてもらっていますが初めて投稿します。
    私が小学3年生くらいだったと思います。

    体育の時間に外に出て、皆で走り幅跳びの授業をしていました。
    一通り説明を聞いた後、個人で練習しなさいと言われた私は大の運動音痴で、幅跳びなんてしたくないと思い、もう一つある高学年向けの幅跳び用の砂場へ行き、そこで友達と穴を掘って遊んでいました。

    暫く掘っていると、今まで小石すら混じっていなかったのに突然、手のひらくらいの石が出て来たのです。
    友達に何だろうと、見せようとしました。
    その時に私は変な事に気付き、その石をひっくり返しました。
    見るとその石は耳の形をしていたのです。

    綺麗に人の耳をしていて、私と友達は一瞬あっけにとられていましたが、ふと我に返り、大声で叫びながらその耳らしき石を放り投げました。
    その声に驚いた別の友達が急いで駆けつけ、何があったのかと聞かれましたが、私と友達は恐怖のために声が出ません。

    何とか伝えようと石を投げた辺りを指差しました。
    しかし、さっき投げた場所に石がないのです。
    不思議に思って何度も探しましたが、授業が終わっても見つけることが出来ませんでした。

    いったい、あの石はどこに行ってしまったのでしょう?
    [月琴@]
    何の耳だったのでしょうか…。

  3. はじめまして。何度もこのHPは訪れていますが、今回初めて投稿させていただきます。

    私が通っていた小学校には、妙な話がありました。
    それは「台風の夜に、校庭の朝礼台に3本足の烏がやってくる」というものです。

    東京の人には分かりにくいかもしれません。
    当時通っていた小学校は大分県津久見市にあり、台風の影響は(今は全然違うでしょうけど)とんでもないものだったのです。
    今から30年前ということもあり、よく漫画『サザエさん』で見られる「釘で雨戸に板を打つ」「瓦が吹き飛ぶ」「停電する」というのが当たり前の状況でした。
    その台風の中を学校に行くなんて、実はとても有り得る話では無かったはずなのです。
    そんな中で、なんでこんな話が出てくるのか…。

    3本足の烏もどんな意味があったのか、今にして思えばよく分からないのです。
    当時は公害が注目を集めていた時期だったので、そんな話が出たのかもしれません。
    怖い話ではありませんが、不思議な話だったなあと今にして考えているところです。
    何か知っている方がおられたら、教えていただきたいものだと思っております。
    [じゃいとん HomePage]
    いらっしゃいませ<(_ _)>
    3本足の烏といえば、日本サッカー協会のシンボルマーク三足烏(中国の古典)、『古事記』のヤタガラス(八咫烏)が思い浮かびます。

  4. コックリさんって知ってますよね。私のクラスでも、やってた人は多かったです。
    『うしろの百太郎』の流行りって、中学の1年か2年だったはず。好奇心旺盛な時期ですよね。
    マドを閉めてると来ないとか、新品のコインではなく、火葬場から持ってきたコインを使えとか色々言われました。

    私の中学では、先生たちから禁止令が出ていましたが、隠れてやってました。
    そんな中、ある女生徒が「こっくりさんがダメなら守護霊様ならいいのかな」と、守護霊を呼ぶことに。
    私は現場に居ませんでしたので聞いた話ですが、やり始めてしばらくしても変化がないので、別のコインを出そうとした瞬間「手を離すなぁ」と声がしたそうです。

    3人でやっていたそうですが二人には聞こえたそうです。
    一人の耳には何も聞こえず、その子が財布に手をやり財布の口を広げた瞬間、中のコインが一気にその子の目に向かって突き刺さったのです。
    一緒にいた子たちは助けたいけど手を離せないし、放課後で他の生徒はいないし、声は出ないしで大変だったようです。

    異変に気付いた先生が来た時には、教室の戸が開かず、突き破って入ってきたそうです。
    その瞬間、何事もなかったように霊のシバリが解けたのです。
    [虎エ門@ho]
    何にせよ、やらない事が一番ですね。

  5. あれは、高校の部活で相模湖のユースホステルに泊まった時のことです。

    その日、合宿の最終日ということもあって、私は他の部員たちと一緒に先生に隠れて夜更かしを楽しんでいました。
    隣り合った3部屋が私たちの部屋で、私もそのうちの一室で仲間と話し込んでいました。
    時間は夜中の2時ぐらいだったと思います。

    私は隣の部屋に顔を出してみようと思い、部屋のドアを開けて廊下に出ていったのですが、その時ふと窓の外を見たのです。
    すると、時期は夏だというのに、帽子に冬物のコートを着た男性が宿の前の道を歩いているのが見えました。
    宿の前は舗装された道路が湖の方へ向かって下る坂道になっています。
    私は時間帯といいその男性の時期はずれの格好といい違和感を覚えたので、その男性をもっとよく見ようと凝視した時、更に奇妙な点に気づきました。

    その男性は坂道を下っているのですが、歩いている時に生じる上下動が無いのです。
    まさに「すーっ」という感じの等速直線運動で坂道を移動をしています。
    あまりに不思議だったので、その男性が坂道を下って私の視界から消えるまで、ずっと私は窓の側で固まっていました。

    私は特に霊感といったものは無く、その頃は怪談の類も全く信じていなかったのですが、この体験以来、常識では説明できない不思議なものが世の中にはあるのかもしれないな、と考えるようになりました。
    私の他にも、同じような体験をした人はいませんか?
    [アイスレモネード@]
    滑るように移動していたわけですね。

  6. 私が通っていた学校にもありました、学校の七不思議。
    七不思議は、その多くは、よその学校で伝えられているものが、いつの間にか自分の学校に置き換えられて伝えられたものだったように思います。
    ただ、私の学校で先輩から後輩に語り継がれる有名な話があります。

    校舎は4階建ての鉄筋造りでした。
    外から見ると窓がきれいに一列に並んでいるのですが、3階の一箇所だけ、窓がモルタルで埋められていました。
    明らかに後から埋めたような痕が残っています。
    10年くらい前、3階のある教室から自殺者が相次ぎ、困った学校側は、その窓を埋めてしまったという話です。

    七不思議では「自殺者が多いので窓を埋めてしまった部屋」ということになっていましたが、うちの学校に自殺者などはなく、正体は「暗室」でした。
    でも、何となくみんな気味悪がって、あまり近づきませんでしたね。暗室とわかっていても。
    新入生は必ず先輩にそう教えられ、びびる。一種の肝試し的な話でした。
    [zesue@]
    まことしやかに囁かれているわけですね。

  7. 私が通っていた中学校にある七不思議のひとつです。

    その学校は、埼玉県の北に位置する白岡町という街にありました。
    確か、建て直しをしたので今はもう無いのですが、私が学生の頃には「開かずの間」ならぬ「上がれずの階」がありました。
    外から見ると確かに3階があるのですが、2階までしか階段がないのです。
    階段が閉鎖されているのではなく、階段自体が2階までしかないのです。

    おそらく、3階への階段があったであろう場所の天井には、他とは違う色の板が張り付けてありました。
    もともと3階まであった階段(木造)を切り取って内装工事をしたようでした。
    そのため、そこへ昇る方法は全くありませんでした。
    しいて昇ろうとするなら、外から梯子でも使うしかなかったのです。

    この3階の部屋には、曇りガラスのはめ込まれた窓がついていました。
    その窓には、七不思議にまつわる心霊現象?が噂として流れていました。
    6月の梅雨時、確か5月の第4水曜日か木曜日から数日の間だけ、雨の降った夕方にかけて、左手を窓に押しつけるようにした女性の人影が窓から浮き上がるというものでした。
    僕も何度か見ましたが、あれは奇妙でした。

    たしかに、その期間だけ人の形らしきものが、窓に浮き上がるのです。
    幽霊とかではないのですが、人型に浮き上がること自体が不思議でした。
    この中学校についての話は、もっと深いことがあるのですが、それは後日。
    [tomocat@]
    壁ではなく窓に浮き上がるということは…。
    お話し、お待ちしております。


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