それから自分たちも階段をのぼり教室へと向かったわけですが、なんと、教室に入るとさっき校庭に出たはずの沼倉君がまだ私服のまま教室で男の子達と話しているではないですか!
おもわず「さっき校庭にでたんじゃなかったの?」と聞くと、「え、行ってないよ」と答えるじゃないですか。
下駄箱のある場所から教室までは私たちの上った階段以外、行き方はありません。
そのうえ、私たちは階段等で誰一人ともすれ違わなかったのです。
とすると、教室にいる沼倉君が嘘をついているわけもなく、しかし下駄箱で友人と見たのは確かに体操服を着た沼倉君で…。
いったい、下駄箱で見た人物は何者だったのでしょうか…。
今となっては知るよしもありませんが。
[りかな@waseda]
彼の分身だったのでしょうか。遊びたいという想念が実体化したのかも。
ある時期、十二不思議がこの小学校に存在したという。
しかし、十二不思議を知っている人物が無事卒業できたというのだ。
考えてみれば、この小学校は転校生がとても多い。
転校生が来ると、みんな前の小学校の七不思議を聞きたがる。
つまり、いろんな小学校の七不思議が集まって、十二不思議となったわけだ。
結局、この小学校独自の七不思議は無いに等しいのかもしれない。
[晴史@202245085]
卒業できないとは、転校してしまうということでしょうか? 不幸でなければ良いのだが。
ある時、ゴミを捨てに焼却炉へ行ってみると、何やら旧校舎の方が騒がしい。
ちょうどいた友人に聞いてみると、女子トイレの窓が壊され、トイレの中に血だまりがあるという。
さっそく人を押しのけ現場に行ってみると、確かに窓は壊れ、トイレの中には赤い水溜まりらしきものがある。
他学年の子が「犬や猫がガラスを割り、その時怪我をしたのでは?」と言っていたが、どうもおかしい。
なぜなら、怪我をしていたのなら、そこから去るとき周りに血の跡がつくはずである。
ポタッポタッとか、なんかあるはずなのに、そこには赤い血だまりしかなかった。
結局、先生たちに消されてしまったため解明できなかったが、あれはなんだったのだろうか。
[晴史@202245085]
天井に何かがっ…有ったのかも知れない。何かの白骨とかね。
夜間に学校で仕事をする時は二人一組で仕事をします。
仮にこの二人をA氏とB氏として説明させていただきます。
学校は広いので、棟別に分け仕事をします。
この日二人は、夜の8時を過ぎてから学校に入ったそうです。
A氏とB氏は、校内での待ち合わせ場所を決め仕事を始めました。
A氏は仕事が終わり待ち合わせ場所へ向かい、B氏を待ち続けていました。
いくら待ってもB氏が現れないので、しびれをきらしたA氏はB氏を探しに行きました。
B氏は、屋上の扉の前で座っていました。
A氏は「何やってんだよ」と少々怒り気味に声をかけました。
近づいていくと顔面蒼白のB氏に気づいたA氏は「どうした?」と声をかけました。
B氏の話によると屋上の扉を開けようとしたとき背後に人の気配を感じ振り向くと、そこには白髪を逆立てた老婆が立っていたそうです。
老婆は、白い着物姿で真っ赤な口が耳元まで裂けていたそうです。
そして、B氏に近寄り首を絞めたそうです。
B氏の記憶はそこで途切れ、A氏に声をかけられるまで気絶していたそうです。
翌日B氏は退職しました。しばらくしてA氏も退職しました。
自分は、霊感がないのでまだ出会っていません。
しかし、出会った場合は迷わず会社を退職します。
ちなみにこの学校は、東京都の学校だそうです。
[霊感なし男@msn]
殺意があったのでしょうか。土地に棲みつく霊だと再び現れるかもしれない。
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