学校の七不思議
第7章


  1. この話は僕が中学生の時だったと思います。
    ある日、文化祭の用意で遅くまで一人で残っていたとき、教室では僕一人のはずなのに、何か気配がするのです。
    周りを見ても誰もいません。

    そして用意が済んで帰ろうとしたとき、確か六時半くらいだったと思います。
    椅子から離れた瞬間、教室の電気が消えたのです。
    あれっと思った瞬間、入口を見ると、女子生徒らしき人が出て行くのが見えたのです。
    この教室にいるのは僕だけでした。
    あとはもう、ただ走って帰りました。

    数日後、先輩にそれを話したところ、次のような話をしてくれました。
    この学校で昔、文化祭で遅くまで残っていた女子生徒が突然亡くなったらしいです。
    たぶん連日の文化祭の用意で疲れていたのだろうということです。
    その話を聞いて、ただ手を合わせるばかりでした。
    [心の傷@ibm]
    なにか未練があるのでしょうか。

  2. 僕の行ってた小学校で本物の幽霊らしきものを見ました。
    それは、帰りに友達のKくんとオルガンをふざけて鳴らして帰ろうとすると、後ろから誰もいないはずなのにオルガンの音がするのです。
    僕もK君も逃げました。
    それから、幽霊は絶対に居ると信じています。
    [K/A@ibm]
    何かキッカケがないと、霊と呼ばれるモノについて理解することは難しいですね。私の場合は…です。

  3. 中学生のとき美術部員だった私は、友達とこっくりさんをしよう!!と楽しげに遊び始めました。
    いつもは「誰かが動かしてるやろ」という感じだったのですが、その日は自分の指先から引っ張られている感じだったのです。
    その時に本物だ、と信じれました。

    美術室にはミロのビーナス像がありました。
    急に『ニンギョウヲミセルナ』と動き、私たちはいうとおりに、棚の引き出しの中に重たい像をしまい続けました。
    私はそういう時に素直に「すごーい」と口に出せない性格で、いろいろな質問や指示(こっくりさんからの)をバカにしていました。

    すると『コロス』…そう動いたのです。
    「はあー??」そういいながら「だれをですか」と聞くと、私のフルネームを、私の指を置いた10円玉が示し始めたのです。
    私達は気が動転して「どうすればいいのですか」と聞きました。
    『アカイハナノツイタカンザシトアブラアゲヲオテラニソナエテクダサイ』。
    赤い花のついたかんざし? 油揚げ? うちの家はお寺…。
    早速しようとして会話を止めようとすると『50モン、オワルマデヤメルナ』。
    その日は、夕方までには止めたいと思いながらも続け、そんなかんざしなど見つからず、油揚げだけお供えして終わりました。
    その日以来、なにもなく今に至ります。
    あれは何だったのでしょうか…。
    [やんやん@兵庫県神戸市]
    それにしても危ないメッセージですね。

  4. 先日投稿してから「ああ、こんな事もあんな事もあったな」と、いろいろ思いだしたので、また書きます。
    私の通っていた長崎県佐世保市の福石中学校は、私の父も通っていた割と古い学校でした。
    私が通う1年くらい前に分割というか、マンモス校ではなくなりました。
    まあ、建物は古いといっても、生徒数が減ったおかげで鉄筋の校舎で勉強できました。
    姉の頃は、ボロボロの木造校舎だったそうです。
    1年は木造、2年はモルタル塗の木造で、やっと3年になると鉄筋の校舎に行けたのだそうです。

    さて、本題です。
    この学校は、昔、首斬り場だったとかいう何処にでもあるような噂があり、それなりに怪談話がありました。
    私は怪談というより、本当に見聞きした不思議なことだけをここに記します。
    私のうちから、この学校のプールが見下ろせるのですが、4コースの色だけが白いのです。
    冬は特に、水の色が深緑色なのではっきりとわかりました。
    姉の話では、4コースで溺れて亡くなった人がいたからだとか。
    不思議なことに、授業中プールの側で見る限り、色の変化なんてないのですが。

    あと、この学校に赴任してくる先生は、大病を患うので注意したほうがいいと言われたと、家庭科の先生が言っていました。
    その先生も、何かの病気で半年ほど入院してしまいましたし、1年の時の担任の先生も病気がちで、ほとんど副担任の先生にお世話になっていました。
    私の入学する何年か前には、亡くなられた方もいらしたそうな。

    知り合いの中には自称霊感持ちもいて、全く信用しない訳ではないのですが、不思議な体験をしたと言っていました。
    その子は卓球部に所属していて、先ほど書いたモルタル塗の校舎が部室兼練習場でした。
    ある雨の日、いつものように練習していると、廊下を多人数で走り回る音がしたそうです。
    よく、他の部がランニングをすることがあるので、それだろうと思ってみてみたら、すーっと人影が壁に消えたそうです。
    とりあえず、あまり怖くないとは思いますが私の中の真実です。
    [逢久幻朋@133005]
    戦時中には校舎は在ったのでしょうか。だとすると…。

  5. こんにちは。
    私の通っていた高校は都内のど真ん中にある女子校で、昔精神病院だったんじゃないかという、曰く付きの学校でした。
    まず、
    1. 通用口(正門ではない。でも生徒も先生もここから入る)近くのトイレは赤と黒のタイルで覆われていて「魔除けのトイレ」と呼ばれていた
    2. 窓ガラスは、外が見えないように中に金網が仕込まれている
    3. 校長室の扉は鉄製
    4. 地下にある調理室の扉は観音扉(手術室と同じ)で、その手前に全然意味のない長い廊下(通路)がある。 とっても寒い。
      ほんとに手術室そのものです(何故かサンダルに履き替えなきゃいけないし。しかも健康サンダル)
    5. 地下にある○○○○○ホールは、以前プールだったのだが、死者がでたので建て替えたらしい
    6. 教室の中には不自然な柱が立っている(だから病院なんだってば)。教室の広さがバラバラ
    7. 商業科の階段は、人が2人やっとすれ違える程の幅しかない。しかも小さな窓には鉄格子がはめられている
    8. 地下に焼却炉がある

    この母校の更に上を行くという方、是非お話聞かせてください。
    [ムギムギ@beqbsl]
    何か怖い話はありませんでしたか?

  6. 私の学校の体育館は正門の近くにあり、門を通るとその体育館のテラスが目に入ります。
    中にはそこに続く螺旋階段がありましたが、誰かが利用しているところを見たこともなくて、ずっと不思議に思っていました。

    ある日、とても霊感の強い友人が、変な顔をして登校してきたのです。
    「どうしたの? また幽霊でも見た?」と私がからかったところ、「体育館のテラスに女の子がいたんだけど」と答えるのです。
    平日の朝なのに、その子は制服を着てなかったうえ、演劇部の着るような衣装を着ていたそうです。
    好奇心も手伝って、私たちは職員室に行って、その話をしました。
    ところが、確認に行った先生は「誰もいない」と言うのです。
    その階段の上にあるテラスへの扉は鍵がかかったままだし、開けた形跡もない。
    開けてみたけど、誰もいなかったそうです。

    演劇部の友達にもその話をしたら、衣装を見せてくれたのですが、その子が着ていたのはありませんでした。
    最初からそんな衣装はないと、部長の子も衣装係の子も断言しました。
    一体なんだったのか、今でも不思議な感じがしてます。
    [笙子@bfaaja]
    卒業生と何か関わりが有りそうですね。

  7. どこの学校でもそうだと思いますが、何年かに一度「こっくりさん」等がはやって、なにやらトラブルが起こるということがありました。
    小学5年生の時、ひとつ上の人が「こっくりさん」をやったところ、見事にとりつかれてしまいました。
    2階の渡り廊下(地上から20メートルくらい)から、「行かなくちゃ」と何度も呟きながら飛び降りようとした為、他の子たちが必死で彼女をつかまえ、先生が来たところでやっとおさまりました。
    でも、彼女はまだ正気ではなかった為、近くのお寺でお祓いをしてもらい正気に戻りました。
    実は私もやったことがあるのですが、おかげで金縛りにあうようになりました。
    ちなみに、そのお寺はこの季節になると、その手の降霊術ゴッコでとりつかれてしまった子供達を連れた親が沢山お祓いにくるそうです。
    時代は変わっても、やることはあんまり変わらないってことですかね。
    [みどり@nasda]
    私の時代には『うしろの百太郎』に、それが載りましたが、実際にやった人はさすがに居ませんでした。

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