ある女の子が、休日に彼氏がバイクで迎えに来るので、家で待ってました。
そこへ、友人から電話がかかってきて「駅の近くであなたの彼氏が事故にあった」と言ったんです。
彼女は、びっくりして彼の安否を聞きましたが、友人も見ただけなので分らない、とりあえず今からそっちに行くから、と言って電話を切りました。
その直後、家の前にバイクの止まる音がしました。それも聞き覚えのある彼のバイクの音でした。
彼女は友人に騙されたと思い、悔しいけど、ホッとして玄関を開けました。
そこには、確かに彼がいましたが、顔は真っ青で少し震えてました。
彼女が心配して聞くと、先ほどの友人が目の前で事故にあい、多分助からないだろうと言ったんです。
それで彼に、その友人からの電話の事を話しました。
すると彼は仲のよかった彼女を迎えに来ようとしてるかもしれないから、友人が来ても玄関を開けてはいけない。
今日は家に居た方がいい、と言いました。
そして彼女と彼が家に居ると、友人がやって来ました。
彼は出ない方がいいからと言い、そのまま出ないでいると、彼女の母親が帰って来て「開けなさい」と言いました。
彼女は、死んだ友人が私を連れて行くから「開けられない」と言ったところ、母親は「この子は死んでないわよ。死んだのは、あなたの彼氏…」と。
彼女は彼の方を見ましたが、そこには誰もいませんでした。
連れ去ろうとしていたのは彼氏だった、という話です。
[ねっく@mpyjogp]
聞かれたのは、15年も前でしたか。稲川氏の漫画にも載っていますが、単なる怪談話なのでしょうか…。
もう10年前になりますが、私は兵庫県出身で、六甲にある女子大に通っていました。
その頃のコンパで、芦屋川にある、名前は忘れましたが「○○閣」という旅館でコンパがありました。
駅から降りて、ずっと芦屋の山手を登っていった上に、旅館はありました。
途中までの町並みは、本当に家の屋根しか見えないような、高く長い塀に囲まれた古い豪邸ばかりでした。
そのコンパは、一晩、旅館の2階を借り切っての豪勢なものでした。
バブルの最後の頃で、学生がとんでもない贅沢を当たり前のようにしていた頃です。
夜になり酔いも回って、50人以上いた人も、寝る人や暴れる人や女の子といちゃつく人や、それぞれで、私は何人かのグループで、外の風が当たるベランダで涼みながら話しをしていたのです。
その時、芦屋に住んでいるという先輩から「件」についての話を聞きました。
彼は、自分の母から聞いた話らしいのですが、戦争中、彼の家の近所の家で牛の子が生まれ、4才位で戦争が終わる事を予言して亡くなったそうです。
頭だけが牛の奇形児で、その家の人は、ひたすらその事を隠していたそうです。
でも何故か近所の人は、みんな知っていて、その牛の子が生きている限り、芦屋の山の手は空襲の被害にはあわない、というのが暗黙の了解になっていたそうです。
なんだか大阪の方からも、その牛の子の予言を聞く為に、訪ねてくる人があったそうです。
大阪の上の方の人たちの間では、有名な話だったそうです。
その頃は、ただ不思議な話だなぁ、と思っただけでした。
何年かして河出書房の日本怪談集で、小松左京の「件の母」を読んで、びっくりしました。
小松さんは、この話を知っていたのでしょうか。
ちなみに学生時代、一度だけ、その先輩の家に遊びに行ったことがあります。
広い家なのに、お父さんとお母さんが別居しているようで、ほとんど人の気配がなく、彼の家の方がよほど怖かったことを覚えています。
[kei@mt]
『件の母』。あらすじは知っていますが、是非、読んでみたい作品です。
えっと、関西に大阪と奈良を結ぶ道路、阪奈道路っていうのがあるんです。
第1阪奈と第2阪奈があるけど、第1は無料、第2は料金とられるんす。
そんで僕、まあ走り屋もどきみたいなことしてるけど、他の走り屋達から変な噂を聞いたんですね。
あのね、第1阪奈にぽつーん…となんか孤立している公衆電話がある。
そこはインターとかからも離れてて、ほんまに孤立してるんすね。
その公衆電話に入ると、電話してるときに外で「ギギギッ」って音がする。
そんで何だろうって外見たら何もない…。なんやったんかな〜思ってフッと下を見ると…。
下半身がない女の人がジ〜〜ッとこっちを見てるんです!!
そんで、その公衆に入った子は怖くて反対側のガラスに背中つくじゃないですか?
そしたらその女の人もズズズッ、ズズッって移動してくる!!
それでまた、その子はなんとか離れようとして移動し続ける。でもその女の人もまたズズズッ、ズズッって近づいて来るんス。
ん〜でそれを朝まで延々…。その子はたまったもんじゃないですよね。
それで、その女の人が何でそんな所に出るのかと聞いたら。
昔、その女の人はトラックにひかれて体が…。
その人は彼氏の家に行く時に、いつもその公衆電話を使っていたそうです。
「もうすぐ着くからね」っと…。そのあとトラックに…。
かわいそうな話だなと思った僕、ニーヤなのでした。
[ニーヤ]
各地に伝わる電話BOXの類話。モデル有りなのか、創作なのか…。
市内の人なら分かると思いますが「くさぶえ温泉」に向かう途中の山道(鋪装道)を進むと向かって左側に砂利が敷いてある駐車場のような入り口があります。
そこから少し入った所に鳥居と大きな木があります。
木の根元に小さな石碑(墓標?)のような物があり、それにはドクロと何かの文章が刻まれています。
文章の内容については何回も読んだような気がするのですがよく覚えていません。
更に奥へ入ろうとするとロープかワイヤーが張ってありますが、道はまだ続いています。
結構広めの道ですが奥の方は木が鬱蒼と茂っており、日中でも薄暗く、私は恐くて入ったことがありません。
かなり前の自動車雑誌にその奥の写真が載っていたことがあり、どうやら建設会社の資材置き場になっているようでした。
が、その更に奥へ進むと森がひらけた小さな広場のような所があり、その真ん中になんと「ギロチン」があるとの噂を友人から又聞きしました。
この件については「お化け」や「怨念」とはまた違う何かがありそうで恐いです。
若い頃は一人で行ったこともありますが、今では入り口まででも行くのはイヤですね。
[あいあん]
いったい誰が、この村の名前をつけたのでしょう。
ある日いつも通り働いていると、凄い形相で女の人がフロントへ走ってきて「歌っているテレビ画面に女の顔が映ってるので部屋を代えてほしい」と言いました。
その部屋は四角い形をしているのですが、テレビに向かって後側というのは全面が鏡張りになっているのです。
やはり、あわせ鏡というのは、何か良くないモノがあるのでしょうか。
元々そのカラオケボックスは霊関係の噂が後を絶たない所で、
後ほどこんな話を聞きました。
まだ景気が良かった頃、そこはお店でした。その店長は女関係にだらしのない人で、何人もの女性と不倫をしていたそうです。
しかしバブルが崩壊し金回りが悪くなると、それまで付き合ってきた女性と手を切り出し、その中の別れを拒んだ一人の女性が事務所で…、と言われています。
何も知らない頃に、ここで肝試しをしていた自分が怖いです。(^^;
[CIVA(シバ)]
バブルの恩恵を受けた人、受けなかった人…。もう、あんな時代はこないでしょうね。
そこについての情報を知っている人がいたら教えて下さい。
[M@ijvbd]
湖にも様々な噂がありますね。
伏石町のレインボーロードに「深夜4時頃、全身を包帯で巻き、電動車椅子に乗ったミイラが高校の方から北へ行き、宮脇書店でジュースを買う」という噂を聞いたのですが、誰か知っている人はいないでしょうか?
私の周りでは2人いたのですが…。うち1人は私に噂を教えてくれた人です。
私も実際1回行ってみたのですが、何も出ませんでした。
やっぱりただの噂ですかねぇ。
教えてくれた人の上司の息子さんは2回目撃してびびったらしいです。…でもこれも嘘っぽい。
[カイ]
近くに病院でもあるのでしょうか?
ただ、気になることに、私がこの家を知るずっと以前、同じ通りにあるファーストフード店で、友人が突然「男性の霊みたいなのがじっとこちらを見ている」と言い出したことがあるのです。
距離的に、その店とそこは、すぐ近く。何か関係があるのではと気になりました。
どうして「Sさんの家」と呼ばれているのか、ご存知の方はいませんか?
ちなみに私がこの家に近付くと、冗談でなく頭痛がはじまりました。
そんなことは初めてなので驚きました。
[yui-s]
友人の一言と頭痛。気になりますか?
通りゃんせの話題が出ていましたが、私は以前それとは違った話を聞いたことがあります。
江戸時代前くらいまでは、7歳以下の子どもは「神の子」と呼ばれていたそうです。
つまり、いつでも神にお返しすることができるということ。
静かに子どもの首に手を当てて、ぐっと力をいれて「お返し」する…。
〜この子の七つのお祝いに〜
というのは、そのことを唄ったものなんです。
農家なら、その亡骸を敷居の下に並べて葬るのです。敷居を踏んではいけないというのは、それに由来します。
そして、お返しした子は「こけし」として祀られます。
それが、こけしの由来です。こけしって首が回るように作られているんです。
回すと「キュッ、キュッ」って音がします。
[牧童]
何か理由をつけないと、やりきれなかったのですねぇ…。
とある神社で胆試しのため、お賽銭を盗んで持ってくることになった。
怖がって誰も名乗りでないところに乳飲み子をおぶった気丈な女が「自分がやる」と参道を登って行った。
さて守備良く賽銭箱をかかえて持ち帰ろうとしたとき、頭の上から声がする。
「置いてけ〜、置いてけ〜」
女は賽銭箱を抱えて一目散に参道をもと来た方へと走り出した。
それでも声はついてくる。
「置いてけ〜、置いてけ〜」
さすがに怖くなった女は必死の思いで皆のいる場所まで逃げ帰った。
声も聞こえなくなり、安心した女は自慢気に自分がもち帰った賽銭箱をみせるが、皆の顔は青冷めている。
見れば自分のおぶっていた赤ん坊の首がなくなっていた…。
実際の「とうりゃんせ」の唄とはちょっと内容の違う話ですが、この「帰りがけに首切られる」というエッセンスがこの童謡には含まれているようです。
行きは「この子の7つのお祝いに お札をとりにまいります」と、まっとうな用件があるのですが、帰りはなんの用事もない。
「用のないもの通しゃせぬ」とあるように用のない者は通さない天神さまは、帰りに子供の首をとってしまう。
それで行きはよいよい、帰りは怖い、となるようです。
どうもこの唄の天神さまは相当怖い神様のようですね。ちょっと理不尽なような気もしますが…。
http://www.orange.ne.jp/~kibita/jp7/excerpt1.html
実際どこの天神さまのことを唄ったのかどうかは分からないのですが、私は東京都亀戸の天神様の唄だと聞きました。
でも、亀戸の天神様はこういった類の神様ではないと思うので、この説はどうも違うようです。
どなたか別の説を知っている方がいたら教えてください。(^-^)
[きゅうぼう@d]
赤ん坊の話の題名って何でしたっけ? うーむ、思い出せない(^^;
の『11.[89]とおりゃんせの由来』を御覧ください。
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