小学生の頃かな、この噂話がはやってました。
なんでも、この名前を口にすると、必ず三日後に死んでしまうそうです(苦笑)
呪いを解くには、よく知りませんが何か呪文を唱えて、このウィリーのいる世界へ行き、様々な難問を解かなければならないそうです。
私は何も知らずにこの名前を口にさせられたのですが、数年以上も何も起きていません(笑)
しかし、たかが小学生ごときに、このような話が思いつけるものではないでしょう。
難問とやらを聞いた時、あまりにも細部に渡って詳しすぎるので、小学生ではなく、もう少し年輩の方が捏造した話だと今では思っています。
誰か、こんな話(もしくは似たもの)を聞いた方いらっしゃいませんか?
この話を聞いて以来、私は一つの事を確信しました。
たとえ冗談であっても、面白半分にこんな話をしてはいけないと。
実際、この話に引っ掛かり死のうとした子がいたんです。
かいつまんで事情を説明すると、助かる呪文を誰も教えてくれなかったので、二日めの終わりに「どうせ明日死ぬんだから、今生きていても仕方がない」と言って、屋上から飛び降りようとしました。
幸い、追いかけた私の友人が「自分もその名前を口にしていたが、三日たっても死ななかったぞ」というような話(よく覚えていない)をしたところ、なんとか事なきを得ました。
どんな難問だったのでしょうか。
まず目を閉じて、呪文を唱えてもらう。自分ではなく他者に。しかも、一度この経験のある人物に限るらしい。
すると目の前が白くなり、気が付けば、白い大地に黒い空の妙な空間に来てしまうらしい。
#このへんからして嘘クサイ
服装は何故か白装束。目の前に人間の指が落ちている。
それを拾い、何故か知らんが懐にいれなければならない。
そして、ひたすら前へ進む。お約束通り、振り返っては駄目らしい。
ひたすら歩き続けると、目の前に鏡が3個置いてあり、そのなかで額縁の付いてない鏡に飛び込まなければならない。
#書いていてなんだけど、本当に嘘クサイなあ(笑)
で、鏡に入る前に例の名前を心に思い浮かべなければならない。間違った鏡に入ってしまった子は例の奴に大鎌で切り裂かれるらしい。
ああ、今思えば、こんな下らない話を熱心に聞いて回った自分が情けない。
しかし、この話。どこから発生してきたんだろう。
気が付けば、私の周りに広まっていた。(11/10)
追加情報ありがとうございます。こんど「まじない」特集やろうかな(^^;
鏡に辿り着く前に後ろを振り返ったら、一生そこから出られないそうです。
この前、久し振りに会った小学時代の友人に聞いたら、詳しく教えてくれました。(11/30)
[師走@s]
追加情報ありがとうございます。
そのとき彼が担当した仕事は、元々居酒屋だった建物の内装の改装でした。
壁に作りつけになっていたベンチのような椅子を取り壊すと、そこの壁には高さ50cm位の板が打ち付けてあったそうです。
それを取り外すと、中は窓もない部屋になっていて、敷きっぱなしの布団とちゃぶ台が、ついさっきまで誰かが住んでいたかのように置いてありました。
しかし、部屋の中には厚さ数cmの埃が積もっていたそうです。
怖くなった彼らは壁の穴をそのまま埋め戻しました。
それから数日後、彼の所に解体を担当していた親方から電話が入り、もう、あそこの仕事は出来ないと言われ、慌てて話を聞きに行くと…。
「昼休みに一人で残って仕事をしていると、自分以外誰もいないはずなのに、厨房に女の人が立っていた」
と、言われたそうです。
結局、強引に工事は進んだそうですが、その建物にどんな曰くが有ったかは分からなかったそうです。
[waka@f]
布団のサイズが気になります…。
そして私に、こう言いました。
「次に埋まるのはお前だ」ってね。
[箕面歴18年@o]
お前だ、ですか…。
京都に幽霊が出ると噂の、今は廃墟になった病院があり、その中にはベットや手術台なども、いまだに置いてあるそうです。
そこに、3人の女の子が肝試しへ行きました。
病院内を一周したが特に何もなく、そろそろ帰ろうとしました。
するとその中の一人Aさんが「あっ!自転車の鍵がない〜!」と言い出しました。
他の二人BさんとCさんが「ついていこうか?」と言いましたが、Aさんはそれを断り、他の二人と病院の出口で待ち合わせをし、一人で鍵を探しに行きました。
二人はしばらく待ってもAさんが帰ってこないので、多分先に一人で帰ってしまったんだろうと思い、それぞれの家に帰っていきました。
次の日、二人の家に、Aさんのお母さんから「Aがまだ帰ってこないんだけど、知らないかしら?」という電話がかかってきました。
二人は驚いて、昨日の事をお母さんに説明しました。
お母さんは、警察に行方不明の届出を出しましたが、いっこうにAさんが見つかる気配はありません。
お母さんが途方にくれていたある日、家に電話がかかってきました。
「こちらは○○病院ですが、Aさんの退院の準備が出来ましたので、迎えに来てあげてください」
という内容でした。
その病院とは、三人で一緒に肝試しに行った、廃墟の病院。
半信半疑ながらも、お母さんがその病院に行くと、やはり病院は廃墟のまんまで、Aさんの姿は見えません。
恐る恐るお母さんは病院内に足を踏み入れ、Aさんを探し始めました。
しばらくすると目の前に、『手術室』が見えてきました。
中に入るとそこには、手術室のベットの上で、腹を切り裂かれたAさんの姿があったそうです。
そこの病院は、幽霊スポットとして有名だそうですが、本当の話なんでしょうか?
[えいも]
よく聞かれる冒険型の怪談のようなのですが。
そこには、哀しい表情をした人の白い首が火の玉のように薄らと、沢山うつっていました。
今もまだ展示されているのでしょうか?
[サイトウ]
昔の写真。他にはないでしょうか…。
僕の地元はG県の北にあります。
I山への登山道があり、夏場には大勢のキャンプ客や登山客がそこから登って行くのです。
冬場は大雪のために登山道まで行く道路は封鎖され(というか、雪のために通れない)、その道の途中のキャンプ場にも行くことができません。
これはそんな真冬のキャンプ場で起きた話です。
当時、駐在所に一人の青年がやってきたそうです。
彼は「人が死んでるので一緒に来て下さい」と言いました。
駐在さんが詳しい場所などを聞くと、雪で辿り着けるわけの無い、山の上のキャンプ場。
不審に思って彼をいろいろ問い詰めると「夢で何度もみた」と言ったそうです。
「自分は東京に住んでいる大学生なのだが、この村の山の中で人が死んでる夢を見た。
はじめはただの夢だと思ったが何度も何度も同じ夢を見るから、いてもたってもいられなくて、ここにやってきた」と。
当然、駐在さんは信じるわけもなく、「この真冬にあんな所に人が行けるわけが無い。
どうしてもって言うんだったら、証拠があれば行くがそんなことあるわけが無い。
君の思い込みに過ぎないんだからさっさと帰りなさい」と言って追い返したそうです。
しかし、夕暮れ時になって、彼がまたやってきたそうです。
駐在さんはまたかと思い追い返そうとしたらしいのですが、彼の様子がどうもおかしい。
顔は真っ青で、ズボンや上着は雪でぐちょぐちょ。
「どうしたのかね」と聞くと、彼は一言「確かめてきました。やっぱりありました」
消防団が駆り出され、除雪作業をして山中に踏み入ると、キャンプ場の山小屋の中に…。
雪で道が封じられる前に山小屋に来たということが遺書の日付から分かったそうです。
現場には男性の遺書があったものの、青年がどうして男性が亡くなっている事を知っていたのか等、不審な点が幾つかあったため、彼はいろいろ取り調べられたそうです。
しかし結局、彼と男性のつながりは何も無く、アリバイなどもはっきりしたらしいです。
駐在さんと彼と一緒に山小屋に行った知り合いは、「まっこと、全然しりあいでも何でもない人の所に夢で出てくるなんて不思議な話やさ。
その子(青年)ウソつくような子にも見えんかったしなぁ。それにしてもああゆうモノはみるもんじゃないさ」としみじみ語ってくれました。
[山さん@divlzpv]
彼を動かしたのは、それだけだったのでしょうか…。
これは、衒奇症(マンネリズム)という症状で、分裂病の緊張に従って起きる。
最初の報告は「緑の男」として知られた、イギリス18世紀の伊達男・ブランメル氏。
全身緑でまとめ有名だったが、困窮の中、狂死。
異様な着衣、結髪で、つま先だって歩いたり、足と手を同じに出して歩いたりする。
なんか、茶々入れてゴメンね。妹が精神科医なんだよ。女房も医療従事者。
では、僕の噂話ね。
赤いアルト
昔の恋人の看護婦さんが、経験した話。
彼女は看護学生時代に、赤い中古のアルトを買ったんだけど、とにかく安い。
それに、両方の前のウィンドウが1.5cm位、閉まらない。
「おかしーなー。安いから仕方無いか。取り敢えず試運転。あとで修理」と、そのまま首都高に乗って、小田原の実家方面に。
ところが、対向車の10台に1台位が、クラクションを鳴らして合図するんだって。
女性向けの車だし、一人で乗っているから「ふん、女だと思って、馬鹿にしている」
無視して、そのまま走り、最初のサービスステーションで休憩に降りたそうだ。
そうしたら、後続車の男の人が、そのまま一緒に入ってきて「ちょっと、お嬢さん」って話しかけるので「ナンパか?」と思い身構えた。
すると「上に、乗っていますよ。女が、髪振り乱して」って、青くなって言うんだって。
「事故車ですよ。指で、前の窓にしがみついて、げらげら笑っている」
そこで、彼女、はっとした。「窓が閉まらないじゃない」
もう、怖くてJAFを呼んで牽引してもらって帰ったそうだ。
もちろん車は、すぐに売り払った。
類型の話として「花嫁がハコ乗りして死んだ白いソアラ。走ると女の泣き声がする」
「3人が人身事故を起こしたアメリカのダッジ。医者が引き逃げを起こして、霊の祟りだと大騒ぎになった。ハイウェイ=シノプシスだと言われている」が有る。
知り合いによると、事故車は地方に送ったり、東南アジアに輸出するそうだ。
もう、本土ではあんまり無いかもしれない。
では、また。
[件四郎]
中古車の話。神奈川方面が多いですね。
「中津川の上の橋には、絶対行っちゃだめよ。
あそこはね、ぎぼしが有ってとても綺麗なんだけれど、江戸時代に橋を架けるときに人柱としてね。
釜が崎(宮古の近く?)のお女郎さんの、梅毒で鼻が欠けた人を買ってきて、泣き叫ぶのを埋めたの。
私が若い頃は、あの橋を渡ると、鼻の欠けた女の人に追いかけられるとか、結構評判だったわ」なそうです。
あと、姫路城の「お菊の井戸」。
あそこの管理人(下級武士)の子孫を知っていますが、「みんな、まともな死に方はしないんだ」という事で、やっぱり行ってはいけないのでは。
それ以上は、その人が話したがりません。姓は「井」が付くので、本当だと思います。
[アリシア@]
歴史の暗部、人柱の風習。日本では無くなっていますが…。
『噂話』の「とおりゃんせ」の話と『フォーラム特選』の「11.[89]とおりゃんせの由来」を読んで、これはぜひ私が補足しなくてはと思い投稿しました。
特に、後者の話は私が別のHPに投稿し、掲載された内容とほぼ一致していたため、おそらく私の話を読んだことと思われます。
(管理者註:後者には「私もどこかのHPで見たのですが、場所を忘れてしまったので直に書きます。」と書かれている)
「とおりゃんせ」の発祥地は埼玉県川越市の三芳野神社の参道といわれています。
記念碑もあります。由来の大方の内容は後者に掲載されていた内容に一致しますが、「帰りが恐い」の理由がちょっと違います。
川越市には「川越城」がありました。
このお城は川越藩を治めるため、江戸時代を通じて譜代大名が常に在城していました。
そのため、城内の建物の構造や郭の配置、また藩政の噂などは全て機密事項とされました。
故に、城内に存在した三芳野の天神様にお参りした後、城内で見聞きしたことは厳しくチェックされたそうです。
箱根関所の「入り鉄砲に出女」と同じ理屈ですね。
だから、「帰りは恐い」わけです。
「とおりゃんせ」は城の警備を皮肉った、江戸時代における政治の様子を表わした唄であるというのが真相だと思うのですが、如何でしょうか。
ちなみに私は川越出身で、この話は「川越の伝説」という本に載っていました。
[Itchy@]
直々のフォロー、ありがとうございました。
私が非常勤講師を勤める専門学校の生徒が体験した不思議な話です。
札幌市のススキノは有名ですが、その南端に中島公園というスポットがあります。
お祭りや国際マラソンのゴール会場によく使用されますので、御存じの方も多いと思います。
ある日の夜、S君は不思議な夢を見たそうです。
ススキノで知人と飲み、実家が近いこともあって、中島公園の西側を一人で帰る途中、どうも誰かにつけられているような気がする。
少し足早に歩き、振り返ると、自転車に乗った男がついてくるそうです。
男の顔は闇に隠れて見えないのですが、彼が歩き出すとついてきて、立ち止まると男も止まる。
気味悪くなったS君は携帯電話で実家に電話し、途中まで車で迎えに来てくれるよう頼んだそうです。
やがてお父さんの車が到着。彼がホッとして車に乗り込もうとした瞬間、自転車の男が急に近付き、彼の背中に包丁を突き立てたそうです。
この夢を見た数日後、S君はススキノへ出かけ、夢と同じように実家へ徒歩で歩いていました。
「まさか正夢なんてあるわけないよな」独り言を言ってふと振り向くと、なんと自転車の男がついてくるではありませんか。
ゾッとした彼はすぐさま実家へ電話し、迎えに来てもらうよう伝えました。
やがてお父さんの車が到着し、彼は夢のように刺されまいと、自転車の男の方を睨み付けたまま車に乗り込もうとしました。
その瞬間、自転車の男が舌打ちしながら、こう言ったそうです。
「どうして夢のとおりにならないんだ」
小樽の手前から定山渓方面へ抜ける朝里峠は、以前から怪談が絶えません。
これは小樽の大学へ通っていた従姉妹から15年ほど前に聞いた話です。
あるタクシー運転手が南小樽で女性を乗せ、朝里峠方面へ走っていました。
「ここで結構です」と女性が言うので、とある家の前で降ろし、再び小樽方面へ戻ろうとした時、客席にバッグが置き忘れているのに気がつきました。
運転手は女性の入っていった家を訪れ「今お帰りになったお嬢さんがこれを忘れていかれたようです」と言うと…。
応対にでた老夫人は怪訝な顔をして「うちの娘は数年前に事故で死んでおります」
運転手は背筋に悪寒を感じながら、その場を後にしましたが、何故か小樽方面ではなく、朝里峠へ向かって車を走らせたのです。
朝里峠は最近整備されてはいますがワインディングの続く道です。
さっきの女性は誰だったのだろうと思いを巡らせながら運転していると、突如ブレーキが効かなくなり、タクシーは猛スピードで蛇行をはじめました。
サイドブレーキとエンジンブレーキを駆使して、ようやく止まったのは、ガードレールぎりぎり、崖の寸前だったそうです。
運転手がホッと胸をなで下ろした瞬間、ルームミラーに先程の女性が浮かび上がりました。
後ろを降り向くと、女性の霊は「死ねばよかったのに」とつぶやいて消えたそうです。
札幌の東側に米里(よねさと)という地区があり、以前より有名な幽霊屋敷がありました。
現在は取り壊されましたが、これは15年程前に、霊感の強い友人が体験した話です。
当時大学の友人だったO君は、岩見沢に住んでおり、その友人のA君と連れ立って東米里の幽霊屋敷へ探検に出かけました。
この幽霊屋敷、以前、事件があったため地元の人も寄り付かず、玄関へと続く小道にはバリケードが置かれていました。
二人が部屋へ入り、居間を見回すものの壁には暴走族などが書いた落書きがあり、特に何かが見えるわけでもない。
「なんだ、何も出ないじゃないか」
二人は蹴りで壁に穴を開けたり、更に落書きをしたりした後、「暇だな、岩見沢でナンパでもするか?」と意気投合しました。
女の子を一人ナンパし、岩見沢市内で遊んだ後、夜も更けてきたので彼女を送ることにしました。
「家はどっち? 言う通りに走るから」
ところが、彼女の言う通りに走ると、何故か先程の幽霊屋敷に近付いて行きます。
二人は目を合わせながら、怪訝そうな表情を交わしたそうですが、女の子が「ここで止めて」と叫んだのは、まさに幽霊屋敷の真ん前だったそうです。
「おいおい、ここは幽霊屋敷だよ。人なんか住んでいないよ」
助手席のA君が、後部座席の彼女へ振り向いた瞬間、彼女が男の声で言いました。
「さっきは、よくもイジめたな!」
次の瞬間、彼女は気を失い、O君はフルスピードで逃げ帰ったそうです。
残念ながら後日談は失念しました。
[横寅@]
長文、お疲れさまでした。
どこかで聞いたような話なのですが、なにぶん、類話が多いので…。
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