噂話
第4部


  1. 山形県新庄市鳥越地区の国道13号線沿いに、10年以上前から空き家になっている家があります。
    ここは地元(新庄市)の人間には、かなり有名な幽霊屋敷です。
    内容としては、夜中に老婆の生首が泣き叫びながら飛び回るというもの。

    そもそもの言われは、20年ほど前に新庄市近郊のある小さな山村で山崩れ事故があり、その村のほとんどの民家が一気に土砂で埋ってしまい、かなり多数の犠牲者が出たのです。
    中には最後まで遺体が見つからない方もあり、今でもそこの土砂のどこかに何名かの遺体が埋っているはずなんです。
    そして、その土砂崩れ事故から何年か経ってから、ある土建業者がそこらの土地の土を、新興住宅の基礎造成用に運び、その上に住宅を建てたのです。

    誰も堀り返してないので事実かどうか確認がとれなく、あくまでも噂にすぎないのですが…。
    その時に運び込まれた土砂の一部に、どうやら生き埋めになったまま遺体が発見されていない老婆の遺体の一部(首)が入っていたらしいのです。
    そして、その土の上に建てられたのが、最初に紹介した家なのです。

    この家を最初に購入した家族は、夜毎、その老婆の生首にうなされて、一年もしないうちに家族が皆病気になって、よそへ越していきました。
    その後、何度か不動産業者の手によって、転売されたのですが、何度売りに出しても購入者が皆、老婆の霊に襲われて短期間で手放してしまい、最後には賃貸住宅にしたのですが、それこそ一週間としないうちに、皆同様の現象に襲われて逃げ出してしまうのです。
    今では誰も購入せず誰も住まないままに、そこに放置されています。
    地面の下に首が埋まってるせいだ、という噂が当然の事実のように広まってしまい、その家を解体してくれる業者さえ見つからないという有り様で、今も国道沿いに全ての雨戸が閉じられたまま建っております。

    2階建てのかなり立派な家なんですが、異様な雰囲気で、真夏でも全ての雨戸が閉まったままになっているので、国道を通れば道端に、その家を容易に発見することができます。
    興味のある人は、この夏、訪れてみませんか?
    [MOKO@gol]
    …悲しい話です。

  2. 夜中の零時に櫛をくわえて鏡の前に立つと、自分の将来の結婚相手が映る。
    小学生の時、とっても流行った噂です。
    神奈川にて。
    [くろぴん@tpoz]
    既婚の人には誰が映るのでしょう。:-)

  3. 「すーぱーろばー」さんへ。
    噂話にありました、とんねるずの番組の中の「おじゃがいけ」についての事ですが、あれはあのシリーズの中でも「これはやばいな」と真剣に思った覚えがあります。
    私の場合、ある場面の時、TVを見ていて、だんだん体が冷たーく硬くなっていきました。
    その頃は、まだ不思議な体験を少ししていた頃なので、恐くはありませんでしたが、ものすごく不安な気持ちに襲われ、思わずTV局に放送を止めるように電話をかけようとしたほどです。

    すーぱーろばーさんの言っていた女の人は、髪が長く白いシャツに赤いタイトスカートで裸足じゃありませんでしたか?
    丁度「おーじゃがじゃがじゃがー、おじゃがいけ」って出演者たちが盛り上がっている画面の端の方に、その人はずーっとこっちの方を見ていたように思います。
    私はこの時ビデオを撮っていたので、番組が終わった後、すぐに巻き戻して見直しましたが、もう何も映っていませんでした。
    しかし、あの女の人の姿は今でもはっきりと覚えています。

    でも今思えば、そんな体験をしておきながら、その場面が終わったらもう、そんなことは無かったかのように番組を見続け、なおかつケラケラ笑っていた自分が一番恐いかもしれない…。
    [パタマオ@hokusei]
    これで、見た人が2人現れたわけです。自分のテープで確認してみる必要が有りそうです。

  4. 香川県国道41号線大野原インターチェンジに行く途中の道です。
    その道は、国道ということもあって道幅も広く、見通しのいい直線です。
    しかし深夜になると、決まった場所で良く事故が起こります。
    そして事故を起こした人は、必ずこういうそうです。
    「あの道は確かに右にカーブしていた」と。
    [少年探偵国松@202235206]
    なにやら怪しげな現象ですね。

  5. 高知県高知市の五台山という山。
    ここは、よく観光客も訪れる名所で、かの有名な植物学者「牧野富太郎」先生の資料館や植物園がある山です。
    しかし、観光用の登山道とは反対側の山肌には、無数の古い墓が有ります。
    昔、高知大学の数人の学生が夜中に車で山頂のお寺まで登り、その時トイレに行くといって車を降りた一人を残して帰ってしまったそうです。
    翌日になっても彼は帰宅しないので皆で探しに行ったら、古い墓地のある側の山腹で彷徨っているのを発見したそうです。
    しかし、すでに彼は正気ではなく、しばらく○○病院に入院していたそうです。
    いまだに入院しているのでは…?
    [虎猫@vuplzp]
    暗闇の中に一人取り残されると、神経がまいってしまいますね。そこが寺なら尚更です。

  6. 自分は霊とかそんなおっかない現象とは縁遠い人間なんだと思っていたけど、思い返してみると、けっこう見ているんですよね。
    といっても、実際に見たわけではなく、テレビなどの媒体を通じてなんですがね。

    昔、とんねるずのお二人が幽霊が出るという、有名な「雄蛇ヶ池」へ行ったことがあったんですよ。
    それを私と妹と母とで見ていて、一人いない人が映っていたことがありました。
    多分、女の人だったと思うけど。
    誰か、知らない?
    [すーぱーろばー@agrex]
    「おーじゃがじゃがじゃがー、おじゃがいけ」って歌っていた時の事ですね。

  7. 「笑っていいとも」で、2年くらい前だったと思うが、夏に恐い写真の特集みたいのをやっていたことがあった。
    何気なく見ていると、私もよく知っている歌のジャケット(LPかな)の写真が出てきた。
    確か「ホテルカリフォルニア」だったと思うけど。

    そのジャケットの写真は、実際にあるホテルを背景にして撮られたものだったんだけど、そのホテルの窓という窓に青白い顔が写っていた。
    今でもそのホテルはあるらしいです。
    [ひすてりっくぐらんま@bhsfy]
    皆で覗いているなんて不気味ですね。

  8. 割とポピュラーな話なんですが、自分に良く似た人物に会うと死んでしまう、ドッペルゲンガーというやつなんですけど、あれ、本当にそうらしいんです。
    私の祖父は割合早いうちに亡くなっていて、私たちは一度も会ったことはなかったのですが、ある日、祖母が何気なく母に話したらしいです。
    「じいさんは、死ぬ何日か前に自分にそっくりな人を見た。そして、後を追いかけた。
    すると、その人はじいさんの方へ振り返ってニヤっと笑ったのだ」と。

    芥川龍之介なんかも死ぬ数日前に、自分そっくりな人を見たというし、これはあながち嘘ではないな、と思っています。
    [すーぱーろばー@agrex]
    笑いが不気味ですね。

  9. 高校生くらいの頃、母と二人で「ちょっと和久井の二時ですよ」で心霊スポット特集みたいのをやっていたので見ると、近所の崖が映っていて説明を聞くと、そこは昔、人が自殺して以来転落事故の多い場所ということでした。
    「へえ、そうなんだ」ぐらいにしか思わず、気楽な気持ちで見ていると、画面に何か緑色の光が変な形を作っていることに気づいたのです。

    母も気づき、二人で何なんだろうと、じっと観察しました。
    「これ、骸骨じゃない?」と母。
    確かに、そう見えます。
    結局、その骸骨らしいものは、その場所の映像が消えるまでありました。
    後で聞くと、どうやらその骸骨が見えたのは私達だけではなかったらしく、番組にも似たような電話が沢山かかってきたそうです。
    [すーぱーろばー@agrex]
    怖い映像ですね。

  10. 私の住んでいる地域には、大きな橋が架かっています。
    そこは、10年くらい前、地震があった際に、真ん中からポッキリと折れてしまい、修復されたということなのですが。
    実はそこに一人の女性と二匹の犬の幽霊が出るという噂があるのです。
    ちょうど地震があったとき、その人は犬の散歩中で、愛犬と共に橋から落ちてしまったのだそうです。
    [ひすてりっくぐらんま@bhsfy]
    悲しい話ですね。

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