投稿!ナウな死語辞典
ナウな死語辞典(言葉の部)
た〜は行
Since 1996.7.25 / Last Update 1999.7.8
一時期,ブームとなった言葉などです。最近でも聞かれる言葉も含まれております。
物の場合は,その呼び方です。
[数字/英字][あ/ア][か/カ][さ/サ][た/タ][な/ナ]
[は/ハ][ま/マ][や/ヤ][ら/ラ][わ/ワ]
- 態度L(形)
態度が大きい様子。
- タイマン(動)
一対一の喧嘩。 (類)サシ (対)フクロ・タコリ
- タカビー(形).
高飛車な態度,高慢ちき。
- ダッシュで(形)
大急ぎで。 (同)そっこで,速攻で,ダッシュで
- タッチの差(名)
ほんのちょっとの遅れ。
- タッパがある(形)
背が高い。
- 伊達男(date-otoko:名)
顔が良くてスタイルも良く洋服などのセンスも良い男性。だて眼鏡。
- だべる(動)
雑談すること。駄弁。茶店(サテン)でだべる=喫茶店でおしゃべりをすること。
- たらこ勝負(名)
決着がつくまで行われる勝負のこと。
- タンマ(名)
休止時間を表すタイムの変形。ちょっとタンマ。
- チーマー(名)
渋谷センター街で若者たちがいくつかのチームを作り集まっている。その若者たちのこと。
- 近目(chikame:名)
近い所しか目が見えない人。近眼のこと。
- チャーミング(形)
魅力的なこと。君ってチャーミングだね。チャームポイントは健在。
- ちゃぶ台(名)
テーブルのこと。座卓。 (関)許してちゃぶ台=ちょうだい(頂戴)
- チャンネル回す(動)
テレビのチャンネルを換える。「チャンネルまわしてー」
- 超ぶりっこ(形)
某アイドルが可愛い子ぶっていた様子。女性はこういう娘を見るとムカついたそうな。
- 猪口才(chokozai:形)
なまいき。なぜか赤銅鈴之助と密接な関係にある。ちょこざいな小僧め名を名乗れ!
- ちょちょいのちょい(形)
簡単にやってしまう様子・こと。
- チョッキ(名)
今で言うベスト。毛糸製のものはこう呼びたい。
- ちょっち(形)
ちょっと,少し。
- ちょっとタンマ(会)
タイム(TimeOut)。
- ちょめちょめ(会)
伏せ字を読む時に用いる。アイアイゲームで司会者の山城新伍氏が出題する時に使った。 (類)ほにゃらにゃら(久米宏)
- ちょんがあ(名)
独身男を軽蔑して言う言葉。総角(元,独身者の髪型)の朝鮮音による。あの人チョンガーなんだって。
- ちんたら(形)
のろくて,ぐずぐずする様子。「おらぁ,ちんたら走るんじゃねーよ」
- チンチン電車(名)
都電や市電など路面電車の俗称。
- ツッパリ(形)
世間に対して自己主張したり刃向かう様子。ツッパリブームというものがあった。
- ってか?(会)
80年代後半にかけて○○ってか?という言い方みんな使ってました。ってかあ〜?等もあり。
- つるむ(動)
2人以上で一緒に行動し物事を成すこと。
- 連れ込み旅館(名)
今でいうラブホテル。 (同)ファッションホテル,ブティックホテル
- テクシー(名).
歩いてきたこと。今日の宴会テクシーで来ちゃった。 (類)テクテク
- テクノカット(名)
YMOで流行。もみ上げを剃り,後ろは刈り上げ,毛は一定の長さにそろえる。
- テトラ(名)
愛川欽也(キンキン)が「ボイン」をはやらせた巨泉に対抗して?発案したもの。四角錐。tetraは4の意。
- デルカジ(名).
モデルカジュアル。
- 天中殺(tenchuu-satsu:名)
中国の「算命学」により導き出される大厄の時期。大ブームになりました。今でももちろんあります。
- どえーす(会)
「です」のこと。
- 鴇色(tokiiro:名)
鴇の羽のような淡紅色のこと。夕暮れ時の空の色を表現するのに使う。
- 時をつくる(動)
鶏が鳴くこと。「鶏が時をつくる」と使う。
- とこなつ(形)
常夏。転じてご陽気な状況を指す。
- とさかにくる(会)
頭にくる。おつむりにくる。ご立腹,うっきー状態,オカンムリ状態。
- 土人(dojin:名)
今は原住民と呼んでいるが,ここ20年ほど前まで土人と言っていた。
いわゆる差別用語として消えていった言葉。「ちびくろサンボ」はもう読めない…。
- トッポい(形)ico
流行にのっていて派手な様子。とっぽいヤツ。
- とっくりのセーター(名)
今で言うハイネックのセーター。タートルネック。
- ドッチラケ(名)
しらけちゃって呆れてしまうこと。
- ドツボじゃ(感)
最悪な状態に陥ったときよく使われた。
- ドドンパ(名)
1950年代の「お座敷小唄」などにみられる日本独自の歌謡ラテン・リズム。
- 友達の輪!(感)
現役ではあるが,もはや使うとオヤジ呼ばわり。 (類)○○の輪
- トランジスタ・グラマー(名)
小柄なのに出るべきところは出ている女性のこと。小柄だがグラマーな女性。
- トルコ風呂(名)
風俗営業店。ソープランド。
- トルコン(名).
オートマの事。トルク・コンバーターより。
- トレンディー(形)
流行な。はやりの。trendy。かろうじて1988年が元年の「トレンディードラマ」等で聞く程度。 (同)ナウい
- ドロンする(動)
周りに悟られないように立ち去ること。退散すること。私はここらでドロン(手は忍者)します。 (同)エスケープする,バックれる,とんずら,ずらかる
- とんちがきく(名)
その場で出る知恵。アニメ「一休さん」で大いにはやった後,トンと聞かない。
- とんでもハップン(会)
何か思いがけないことがあった時に使われた言葉。とんでもハップン歩いて5分。大泉滉氏による言葉。
- 翔んでる(とんでる)(形)
ナウい人の様子。自由奔放。70年代中期の先進的な女性の事を言っていたのが漫画『翔んだカップル』で使われた。翔という名前がはやりましたね。
- ドンピシャリ(会)
タイミングや寸法がピッタリ合った時に発する言葉。
- ドンマイ(会)
気にするなよの意。人を励ます時に使う。Don't mind.の略。
- なーるほどザ・ワールド秋の祭典スペシャル(会)
納得した時に使う。な〜るへそ。
- なーんちゃって(感)
自分の発言で場が白けた時やまじめなギャグが受けなくてお寒い時に発する。
○○なんとか言っちゃったりして。なんちゃってオジサンなんてのがいましたが,これは鶴光&タモリのオールナイトニッポンが火付け役。
なんちゃってオジサンの目撃例がラジオで読まれたのを契機に日本各地で類似例が続出したが実はラジオのディレクターの捏造したネタだった。
- ナイコン族(名)
パソコンがマイコンと呼ばれていた頃,諸事情で買えなかった人達のこと。
- ナイン(形)
ボインの反対語。無い,nein(独)。ナインぺたん。
- ナウい(会)
流行の先端をいっている。イマい。カッコイイ。ナウなヤングにバカウケ=三大死語。君なかなかナウい格好してるね。ナウいギャル。ナウなヤングがディスコでフィーバー。
ナウなヤングにモテモテ。ナウなヤングのハートをキャッチ。
- ナガす(動)
意味なく自動車等でドライブする。「街を−」「海岸通りを−」
- 茄子がママ,胡瓜がパパ(nasugamama-kyuurigapapa:会)
成すがままより派生した同意語。
- 南無三(namusan:会)
神(仏)頼みする時に念じる言葉。
- なんじゃらホイ(会)
呼ばれたときに返す言葉。
- 何年何月何時何分何秒?(会)
小学生あたりが約束を破るために「いつそんなこと言った?」の後に言った。
相手によっては正確に日時を答える者がいたので「地球が何回まわった日?」と付ける者もいたという。
- ニケツ(サンケツ)(名)
自転車またはオートバイの2人(3人)乗り。
- 日光の手前(会)
あと一歩。いまいち。栃木県の今市とイマイチをかけた関東地方のおやじギャグ。
「今のギャグ日光の手前だな」。
- ニャンニャンする(動)
エッチすること。乳繰り合う。いちゃつく。パフパフ(鳥山明ワールド)。
- ニュードル(名)
森高千里がブレイクした頃,谷村有美や遊佐未森などアイドルとミュージシャンの魅力を持ち合わせた人々の意味で,彼女たちをこう呼ぼうとする動きがあった。
しかし,清純さが売りの芸風と,このフレーズのどこか品がない語感が合わず短期間で死語と化した。 (類)ミュードル
- 人間ディスポーザー(名).
よく食べる人。他人の残飯処理をする人。
- ネクタイ族(名)
サラリーマンのこと。
- ネクラ,ネアカ(形)
性格が暗い人と明るい人。
タモリがタレントの九十九一(つくもはじめ)を指して言ったのが最初らしい。世界大百科年鑑1983@平凡社より。
- ネンネ(名).
年のわりに純真で世間知らずな人。子供。うぶな娘。まだネンネだね。
- のってるかーい(形)
- 周りの雰囲気と一体化している様子。気分が好調な様子。
- (その場の雰囲気やリズムに)うまく合わせているかの意味。
しばしば「調子が良いか」とも訳される。返答の仕方については学会でも様々な意見が出ており定説はない。
最近最も有力な仮説は「うん,のりのり」。RCサクセションのライブのOP曲が終わった後のMC一発目
- 飲みゅにケーション(名).
飲み会。
- パープリン(形)
馬鹿の意味。 (源)東大一直線 (同)文珍師匠のパッパラパ〜
- パーラー(名)
喫茶店のこと。サ店。現在はパチンコ店に使われる。
- ハイカラ(形)
ちょっと洋風で近代的な事を表すのによく使われた。おしゃれ。high-collarが語源らしい。
- ハイソ(形)
ハイ・ソサエティ。上流階級。ハイソなムードと気品に満ちた…。
- バイナラ(感)
さようなら。斉藤清六の持ちネタ。 (同)しゃらバ〜イ,ナライバ,ならばい
- バイビー(感)ico
さようなら。 (類)バイナラ
- バイリンギャル(名)
帰国子女。西田ひかる,早見優。
- ハウスマヌカン(名)
ブティックの店員のこと。
- バカウケ(動)
反応がすごくあること。決して,お菓子ではない。
- バカが見る〜(会)
騙す人が「あ!」と言って任意の場所を指さし,騙された人がその方向を見てしまった時に,騙す人に歌われる歌。かなり屈辱的。
(類)バカが見る〜ぶたのけつ〜ハエがと〜ま〜る,くさいわ〜(長編)
- ハクい(形)
美人を指す。きれい。
- 白墨(hakuboku:名)
白チョークのこと。
- はげちゃびん(名)
頭髪が薄い人のこと。どびん・ちゃびん・はげちゃびん。きてる。アルシンド状態。
- はじけてる(形)
元気で若々しい。ピチピチしている。オールナイトではじけよう。
- バタコ(名)
オート三輪の俗称。地域差があり二輪や軽トラックもこう呼ぶ人々がいる。
- バタンキュー(動)
疲れきって倒れること。
- ハチャメチャ(形)
めちゃくちゃ。
- パチる(動)
人の物を盗むこと・かっぱらうこと。ギる=昭和40年代後半の学生用語。 (関)ばちもん=ばち物=偽物
- ばっくれる(名)
しらばっくれる。知らん顔をする。退散する,隠れる,サボる。
- ハッスル(形)
張り切る様子。気合を入れ頑張ること。ハッスルしちゃった。
- ばっちい(形)
きたない。 (類)ばばっちい
- バッチグー(形)ico
- 完璧な様子。満足な様子。今はチョベリグ。
- 「そいつぁグーだぜ」のように使う。
- 物事が円滑に進んだときに思わず出てしまう言葉。
- バッチシです(会)
バッチリの語尾変化した派生語。 (類)やっぱし,さっぱし
- バッハッハ〜イ(感)
さようなら。コルゲンコーワのマスコット・ケロヨンのケロヨン劇場での挨拶。
- 鳩が出ますよー(会)
写真家がよく言っていた。
- 花金(名)
花の金曜日。休日の前の日のこと。JRの花金列車。 (類)花木(はなもく)
- 話がピーマン(名)
中身の無い話。
- 鼻血ぶー(会)
エッチなものを見てしまった時に言う。
- 華(花)のOL(名)
職場の花。女子社員。 (類)花の女子大生
- パニクる(名).
頭の中が絡まってもつれている状態。 (同)頭がウニ
- パフパフ(動)
エッチすること。
- バラドル(名)
バラエティーアイドル。森口博子や井森美幸などがこう呼ばれた。
- バリバリ(形)
物事に一直線な様子。バリバリ全開!,バリバリにのってる,バリバリやる。それってバリバリじゃん。
- 晴着(harugi:名)
はるぎと読む。コミケ用語でコミケ旧開催地の晴海に着ていく服の事。
- 破廉恥(harenchi:形)
恥知らずな様子や行為。今ではエッチ。カタカナだと永井豪になっちゃうけどね。
- ハンサム(形)
男前,二枚目のこと。handsome。
- パン助(pansuke:名)
春を売る女性。 (同)パンパン
- ハンディー(名)
携帯電話の呼び方。ハンディーホン。いまハンディーにかけるから。 (類)カーホン=自動車電話
- パンティー(名)
下着。
- ハントする(動)
ナンパ。ガールハント。彼氏・彼女をゲットすること。おっマブギャル,やったぜハンターチャンス。百万円クイズハンターより。ゴールデンハンマーはキンキンのべに花油によく入っていた。
- ハンドパワー(名)
Mrマリックの超魔術。きてますきてます。現在もライブ公演中。
- 半ドン(名)
仕事が午前中だけの日。土曜の半日出勤。今日は半ドンで帰ります。ドン(サイレンが普及する前に正午を知らせるために鳴らした空砲のこと=午砲)が鳴る。
- ピーカン(名)
快晴の事。
- ピース(感)
写真を撮るときにブイサインしながらいう。
- ピーターパン・シンドローム(名)
ピーターパン症候群。大人になりたくない人達のこと。大人こども。
- ピカイチ(名)
ぴか一。一芸に秀で一番すぐれていること。
- びしばし(会)
びしっと,ばしっと。テキパキと。
- 左ぎっちょ(名)
左利き,サウスポー。レフティー。
レフティーズ=オリックスとの日本シリーズのとき長嶋巨人の宮本・阿波野・河野らにつけられた。
- ぴちぴち(形)
服がぴったりな様子ではなく,若い女性のことを指してこう呼ぶ。ピチピチギャル。
- 羊の皮をかぶった狼(コ)
見た目は乗用車だが走りはスポーツカーと同等である言い回し。
- ピッカピッカの一年生(コ)
雑誌『小学一年生』のCMで流行。ピッカピッカの○○。
- ぴったしカンカン(名)
当たり,ビンゴということ。 (源)久米宏のクイズ番組
- ビデオケ(名)
カラオケ。1980年代前半,歌詞本を見て歌ってた頃,画面に歌詞が出るのをこう言った。
- ビバ(感)
ビバ○○!
- ひま人してる?(会)
「お時間ございますか?」の意味。
- 百貫デブ(hyakkan-:名)
デブよりもさらに大げさな言い方。375キロの人などいないが太っているのを気にしている人に対してのおちょくり言葉。
- ひょうきん(形)
変でおもしろい様子。テンション高くてやたらとおどけてみせる様子。
- ヒョウ・ショウ・ジョウ(会)
表彰状を手渡すときに独特の節回しで使われていた。
- ピンポン(名)
卓球。球の名前ではあるが。
- ファジー(形)
曖昧な。fuzzy。洗濯機から炊飯器にいたるまでなんでもかんでもファジーが流行した時があった。
- フィーバー(動)ico
熱狂する様子(fervor)。ジョン・トラボルタ主演の映画「サタデーナイト・フィーバー」で流行った。
天を指さすポーズがキマッていた。今ではパチンコの代名詞。フィバる。 (類)ハッスル
- フォーエバー(名)
妙に気どってて面白味のない男。
- 札つきのワル(名)
社会的に悪のレッテルを貼られた不良のこと。
- ぷっつん(動)
緊張の糸が切れてしまうこと。人の理性の限界をこえてしまうこと。キレる。女優・藤谷美和子が奇怪な行動をとり「ぷっつん女優」と呼ばれた。
- プラトニック(名)
プラトニックな交際。肉体関係のない間柄。
- ぶりっこ(名)
ヤラセ的にわざとらしく可愛い子ぶる女の子のこと。
可愛い振りをして本性は可愛くないという悪口。「かわいこぶりっこ」の短縮形。大阪の女性漫才コンビ「ハイヒール」が聖子アタックで連発した。聖子ちゃんカットも流行。
- ブルーサンダー打線(名)
阪急がオリックスになり,まだブレーブスと呼んでいた頃の強力打線の名称。
クリーンナップはブーマー,門田,石嶺。
- ヘコ〜(感)
相手の話にコケてしまった時に使う。パーマンの言葉。
- へなちょこ(形)
変な。「あんなへなちょこ野郎に…」と言って使っていたけど今じゃ笑われるかも。
- ベリー・スペシャル・ワン・パターン(形)
VSOP=Very Special One Pattern。ワンパターンの強調。ウイスキーの名前のもじり。
- ボイン(形)
大きな乳(の女性)。ああ愛しのキューティーハニー。ボインちゃん>コインちゃん>ナインちゃん。 (同)デカパイ,爆乳,巨乳 (対)エグレ,ペッタン,ナイン
- ホタル族(名)
家の中でタバコを吸えない亭主がベランダで吸うこと。外から見るとポツポツとホタルがいるように見える。
- ポチッとな(会)
ボタンを押すときに使う。ドロンボー一味のボヤッキーがメカのスイッチを押すときに使っていた。
- ホットパンツ(名)
1972年頃,流行った半ズボン。なんでホットなの?
- ほとんどビョーキ(形)
程度が標準を大きく超越していること。悦に入っていること。
- ほのじ(会)
夢中で惚れていること。君はあの子にホの字かい。 (同)おねつをあげる,首ったけ,ぞっこん
- ポルノ(名)
ヌード。ヌード映画,AV。
- ぼんくら(形)
ぼーっとしてて要領が悪い様子。「このボンクラ頭」
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